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心理学化する社会 − なぜトラウマと癒しが求められるのか
| 著者: |
斎藤 環(マル激トーク・オン・ディマンド 第186回ゲスト) |
| 税込価格: |
\1,470(税込) |
| 出版: |
PHP |
| サイズ: |
19×13(cm)/ 238ページ ISBN:4569630545 |
| 発行年月日: |
2003年9月 |
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80年代以降、先進国では心理学的なものの見方や精神分析的な人間観が支配的になりつつある。「動機の不可解な犯罪」が起きると、マスメディアは精神科医や心理学者にコメントを求め、ワイドショーでも、PTSD、ADHD、人格障害といった心理学的語彙が無造作に飛び交う。カウンセラーが若者のあこがれの職業になり、大衆文化においてはトラウマ・フィクションや告白本が流行する。さらに、災害時や教育現場では「心のケア」や「カウンセリング・マインド」が叫ばれる。いまや、社会全体が「心理学化」しているのだ。 こうした現象に問題はないのだろうか。「心の理解」の美名のもとに踏みにじられるものはないのか。本書は精神科医である著者が、内側から「心理学化」の様相を眺めて遠因を探り、そのゆきすぎや退行に注意を促す目的で書かれた。そこから見えてくるものは、我々自身と現代社会が抱える根深い問題である。 (出版社からの紹介
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