インタビューズ
小松秀樹氏インタビュー
インタビューズ (2008年03月20日)
小松秀樹氏インタビュー
小松秀樹氏インタビュー
小松 秀樹こまつ ひでき
(医師・虎ノ門病院泌尿器科部長)
1949年香川県生まれ。74年東京大学医学部卒業。東大医学部付属病院、都立駒込病院などを経て、83年より山梨医科大学助教授に就任。99年より現職。著書に『医療崩壊 「立ち去り型サボタージュ」とは何か』、『医療の限界』。
この記事へのコメント

 医師会が三層構造と審議会の影響で談合癒着してしまっているとは・・・法曹界より酷いですね。
そして、その構造の結果、医師の不満は国民に向けられる、あるいは国民が医師に反発するという状況。
 この種の争いは常に弱い方向に向いてしまうものだと感じてしまった。会社や学校のいじめと似ていますね。マル激364回のコメント欄で大活躍している医学部生(卒業生?)の言動もそうした意味で、本当に怒るべきものに目を向けられない、あるいは自身のあり方に目を向けられない印象も受けます。

 本来は例えば医師に対してバッシングが起こってきたとき、ある程度守ってくれた国民がサポートしてくれない、その理由原因を考え自己批判あるいは先輩先生の批判を行わないと。

 例えば、医療費の問題だって介護の費用がかさんできたという背景がありますよね。

 1980〜1990年辺りまでに社会問題になった老人病院問題。薬漬けにした老人がかわいそうとしか報道されませんでした。原因は、介護にお金が使われなかったから医療保険で薬で点数を稼いでそのお金で入院させざるを得なかった。

 ここで一番頑張らなければいけなかったのは医師会含めたお医者の世界じゃないですか?

 「医療保険や薬の点数を多少削って構わないから介護にお金を。介護保険を早く作ってくれ」という活動を彼らが当時行ったとは聞かない。で、郵政選挙前後の小泉政治で医療費が削減されてから「このままでは国民の健康が」と騒いで慌てて動き始める。
説得力が無いでしょ。本当の国民の健康や一生を考えるなら医師会や医者の先生方が政治に働きかけて「介護保険を早く作ってくれ。」と言った筈なんだよ。

 自分の飯が危なくなってからようやく「このままでは国が」「国民の健康が」と騒ぎ出すからこうなる。隣が危なくなったら「もしかしてこちらも危なくなるかも」という自覚も何もない。エリートの役割を果たしていないと思う。

 あるいは、学生や大学出身者全員の問題ですけど、国立大学の理科系だったら、授業料50万の他に100万〜200万位は公金からでている。私立も補助金他がありますよね。その100万なら100万を頂いているという自覚がほぼ全員に無い。だから、「受かった権利は俺のもの」とばかりな行動に走る。東大法学部に入ったのに外資に入って儲けるだけとか工学部卒で修士までいったのに金融やコンサルタントになってしまう。自分の利益だけしか考えない。
今の学生や若手のあり方だけじゃなくて、今までの団塊までの多数の意識の低さが現れている。

 川田龍平議員の薬害問題に関するインタビューでも触れられていた、薬害チェックの為の国立の独立行政法人設立の目標を達成するためにもこの意識をなんとかしないと解決にはならない。
ならないとどうなるかというと国立大学は全て無くなり、健康保険も無くなり、アメリカより酷くなってしまう。

 アメリカは国立大学が弱いから公害その他が好き放題で切るし、国の監視が私立ゆえに緩い、すき放題になる。
結果薬害や公害で無茶苦茶になる。
日本も薬害が酷いけど、もっと酷くなる。

 現状を小手先で変えるのも必要だけども恐らく医療も法科大学院制度も崩壊する。崩壊してもしょうがないけどもその次の段階の為にも、国立の学生の自覚とそれを支える市民の信頼関係の構築が必要になると思う。

 そして、日米のジャーナリストやマスコミ関係者は私大卒が多いでしょうけども、いい加減本気で公益のことを考えるなら私立大学と私立大学院批判と国公立大学の社会的な重要性の訴えを行う必要があると思います。ただ、本気でやると、神保さんがラルフネーダーさんにインタビューしようとしても会ってくれなくなるかもしれない。とかありますよね。

 弁護士も自分の利益や自身の学歴を批判する人間がならなくちゃ駄目だと思う。

 ところで、インタビュアーの武田さんが私には聞きやすい仕方をしているなと感じました。と思って紹介をみたら神保さんの後輩なんですね。話し方が似てました。

yuukinohana | 2008年04月10日 05:47
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