共産党の国会対策委員長に就任して12年になる穀田恵二議員は、麻生政権を解散総選挙に追い込むために、参院の優位を利用して民主党が行っている政局的な動きを批判する。
当初、麻生政権に協力的な姿勢を見せることが解散総選挙への近道だと判断した民主党は、一次補正やテロ特措法の採決に応じたが、穀田氏はこのような党利党略で政権を追い込むことは難しいとの考えを示す。現に麻生政権はできるだけ総選挙を先延ばししようとしている。
定額給付金が争点となっている二次補正についても、民主党はこれを白紙撤回するよう主張する一方で、先月28日に行われた党首討論では、小沢代表が麻生総理に対して早く補正予算案を出すよう促すなど、民主党の主張には一貫性が無い。穀田氏はこうした民主党の姿勢を「迷走している」と批判する。
正々堂々と政策論争を戦わす以外に奇策はないと言い切る穀田氏に、混迷する国会と支持率低迷に喘ぐ麻生政権の今後の見通しなどを聞いた。
穀田 恵二こくた けいじ
(日本共産党・衆議院議員)
1947年岩手県生まれ。69年立命館大学文学部卒。立命館大学職員などを経て、87年京都市議会議員。93年衆議院初当選(日本共産党)。予算委員会理事、倫理選挙特別委員会理事などを歴任。現在、国土交通委員、議員運営委員、党国会対策委員長。当選5回(比例近畿ブロック)。