マル激トーク・オン・ディマンド
世界の魚を食い尽くす日本人の胃袋
マル激トーク・オン・ディマンド 第409回(2009年02月07日)
世界の魚を食い尽くす日本人の胃袋
ゲスト:井田徹治氏(共同通信科学部編集委員)
 日本政府は1月30日、マグロ漁の国際的な漁獲規制が強化されたことを受け、国内のマグロはえ縄漁船の数を1〜2割減らす方針を明らかにした。乱獲によるマグロの資源枯渇という事態を受け、昨年11月の大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)、12月の中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)と、相次いでマグロの漁獲量の削減が国際的に決まっていた。
 巷では、こうしたニュースを受けて、いずれ日本人が大好きなマグロが食べられなくなる日が近づいているかのような不安を煽る言説が、メディアを中心に流布されている。確かに、マグロのみならず、世界の漁業資源は急速に枯渇に向かっているし、これまでのように好きな魚がふんだんに手に入らなくなる可能性も、日に日に高まっているのは事実だ。しかし、メディアが報じていないもう一つの重大な問題がある。それは、われわれ日本人こそが、世界の漁業資源を食い尽くしている張本人であるという紛れもない事実だ。
 今、マグロの中で最も枯渇が懸念されているのは高級魚のクロマグロとミナミマグロだが、現在世界に流通するクロマグロの何と8割、ミナミマグロにいたってはそのほぼ10割を日本が消費している。メバチマグロやビンナガマグロ、キハダマグロなどを含めたマグロ全体でも、世界人口の60分の1に過ぎない1億2千万人の日本が、世界の年間漁獲量の3割を消費しているのが実情だ。
 これはマグロに限ったことではない。日本は全世界で消費されるウナギの7割、たこの3分の2、いかの3分の1を消費するいずれも世界最大の消費国だ。魚全般で見ても、03年の世界の一人当たりの水産物消費量が年間約16kgであるのに対し、日本人は毎年一人当たり約65kgもの魚を消費している。消費量の総量では日本の10倍以上の人口を抱え、急速に豊かになる中国に世界一の座を譲ってはいるが、国民一人当たりでは、モルジブやアイスランドなど消費量が極端に少ない国を除けば、日本は文句無しに世界一のシーフード消費大国なのだ。マグロの漁獲制限に見られるような世界的な潮流は、早い話が、日本人の胃袋が人類共有の資源である魚を食い尽くしてしまうのを、黙って見ているわけにはいかないとの問題意識から生じていると言っても、決して過言ではないのだ。
 もちろんそのような基本的な情報がメディアに流れないのも重大な問題だが、多くの日本人は自分たちこそが、世界中の漁業資源を食い尽くしている張本人であることを知らずに、日々スーパーマーケットや回転寿司で魚の消費を続けていることになる。
 地球環境の視点から漁業問題を長年取材してきた共同通信科学部編集委員の井田徹治氏は、基本的には商業ベースの乱獲に問題があることを指摘すると同時に、かつて庶民にとって貴重品だったトロやウナギ、エビといった高級食材が、今やスーパーや回転寿司で安値で売られるようになっていることに対して、何の疑問も感じずにそれを受け入れ、欲しいままにそれを享受してきたわれわれ日本人の消費者としての感覚にも問題があると語る。
 言うまでもなく漁業資源は、貴重な地球の天然資源だ。持続性を超えて消費をすれば、時間の問題で資源は枯渇する。もともと魚は、そのような商業ベースの大量生産・大量消費に耐えうる資源ではなかったのだ。しかし、魚を獲ってくれば高く売れる状態が続いたため、乱獲にも、そして大量消費にも歯止めがかかることはついぞなかった。そして、いよいよ外部から強制的に制限を受けるところまで事態が悪化してしまったというのが、今日のマグロ規制の意味するところなのだ。
 今日、資源枯渇と漁業規制に挟まれて、魚が獲れなくなった日本は、大量の魚類を海外から輸入するようになっている。既に魚類の自給率も5割台まで落ち込んでいる。しかも、輸入クロマグロでは半分以上が、畜養と呼ばれる、海外で養殖されたマグロが占めるようになっている。しかし、産卵前の稚魚や幼魚を大量に捕獲して育てる畜養は、環境負荷も高いことに加え、安全性にも疑問符が付けられている。
 現状では、外的な規制が次第に厳しくなるのを座して待つか、もしくは消費者の自覚に期待するかのいずれかしかないが、情報が十分に公開されていない中では、消費者が賢明な選択をするのも難しい。そうした中にあって、井田氏は消費者の助けとなる好ましい動きも出てきているとして、海のエコラベルとも呼ぶべきMSC(海洋管理協議会)の認証マークを紹介する。これは、資源の枯渇を招くような捕獲方法を用いたり、環境に大きな負荷をかけていないことを証明する国際的な証明書で、日本でも徐々にではあるが、普及が始まっているという。
 今週は井田氏とともに、マグロ規制が示している日本人の異常とも言える現在の魚の消費のあり方と、それが招いた世界の漁業資源の現状、そして、そうした状況とわれわれは今後どうつきあっていけばいいのかなどを、考え直してみた。
  • 外国人ラグビー選手から大麻成分検出
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  • ストリートビュー 今後は事前説明へ

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井田 徹治いだ てつじ
(共同通信科学部編集委員)
1959年東京都生まれ。83年東京大学文学部卒業。同年共同通信社入社。科学部記者を経て01年から04年まで、ワシントン支局特派員(科学担当)。08年より、現職。著書に『サバがトロより高くなる日』、『ウナギ』など。
この記事へのコメント

宮台先生の存在感が無かったですね。マグロ問題で直に被害を受けている人は少数なんでしょう(最大の被害者はマグロ)。現在日本で生活する身である私には、政治・雇用・メディア問題に関心がありマグロは関心外です。今回のこの放送を観ても変わりません。問題内容にかかわらず、マグロ問題も重要だと知ることができる環境は、幅広い視野が獲得でき、極端な行動を抑制できる効果につながると思う。様々な問題に接することは個人の成長に繋がると思います。それがやがて大きな花を咲かすきっかけだったら良いですね。マグロ問題に現在関心が無ない人でも今回の放送を通じて、今は行動を起こさなくてもやがては強力な支持者になってゆくのではないでしょうか。そう考えればメディアは重要な立場ですね。

無職 | 2009年03月12日 15:18

宮台氏のあまりの食いつきの悪さが、逆に面白かったです。
食の安全は神保氏のテリトリーだというのもあるのでしょうが、今回は格別に食いつきの悪い回でしたね。

ぬま | 2009年02月24日 00:07

宵こよい様
反論というつもりでもなく、意見交換ぐらいのつもりで書きます(^_^)
理想論ですが、
「私ら、高くても、それが『まっとうな高さ』なら買うぜ、まっとうに高いことを説明してくれよ」
ということを自分も含めて消費者が言うべき時期に来ているんだろうと思いますね。
これは魚のみにあてはまることではなくて全般に言えることです。
実は経済立て直しにもっとも重要な視点だと私は思っています。
それがための、トレーサビリティでありMSCであると。
地場産業を盛んにするのもこの精神がないと無理なんですよね。
宮台さんがよく言う「社会の包摂性」にもつながっていくと思います。
まっとうに働いた人(流通も含め)の成果をまっとうに買う。
これが商売の基本だと。
安物買いの銭失い…日本には良いことわざがあります…今はそれじゃないかと思う。

私はアニメというエンターティメントで、それを目指したいと思っているのですが、
これは宣伝です(^_^;)(_ _)

おゆなむ | 2009年02月17日 06:52

http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/siryou/maguro.pdf

を拾い読みしていますと、日本人のマグロ以外の魚消費量は落ちているが、マグロは上がっているのが解りました。
魚離れと乱獲と両立出来るものなんですねぇ。

最近番組のつくりが啓蒙的ですよね。
裁判員制度の時も思いましたが意識改革がそんなに重要何でしょうか?
普通に暮らして、周りに売ってある美味しそうで健康的で手頃な物を買って食べて、それが持続可能なら一番良いでしょう。
ようは流通の問題が難しいので、消費者に責任転換している気がします。
大量買い付けの場合市場価格が働かないので、需給で値段が決まらないのも原因の一つでしょうね。

宵こよい | 2009年02月16日 21:45

いちおう「水産学士」として興味深く拝見しました。
水産学士が全く役に立たない仕事をしていますが、30年前から流通の問題が変わっていないことに驚きました。
それ以上にファストフードが世界を食い尽くすと言っている場合ではない現状を知り、
足元での資源浪費に恥じ入る次第です。
MSCをもっと広めていく必要がありますよね。
日本の漁業再生にも関わってきそうです。

おゆなむ | 2009年02月16日 10:02

うなぎの本は面白かった!
うなぎを大事にせねば!と本当に思えるようになった。

しかも、謎めいたうなぎに親近感も沸いた。
いい本だと思う。

こぴ | 2009年02月14日 20:25

▼1-3 神保哲夫 週間フジテレビ批評 09年02月14日
www.youtube.com/watch?v=gvEZ1Knehf0

早く見ないと消される、と思う

無記名 | 2009年02月14日 20:04

寝過ごした

無記名 | 2009年02月14日 06:39

とうとう今日ですね。
フジテレビ予約しときます

ななめ45 | 2009年02月14日 00:48

>マグロの消費を控えることを提唱しないというわけにはいかないのかしら。
>こういう実質的な問題になると、お得意の机上理論が通用しないということかしら。

あいかわらずの微笑ましいコメントありがとうございます。
aiさん向きの微温的なサイトを紹介します。(アドレスを貼ると承認の対象になるのでカッコ内をコピーペーストして検索してください)
「ゆるエコ!〜食とくらしの環境経済学〜」
マグロに関わらず全般的に水産資源は存続継続性が危うくなっています。しかし、その対策が水産エコシールで奨励のパックを買ったり、切り身は買うなというゆるいさ。
まあ、エコパックとかマイ箸とかの類ですな。
むしろ、経済学的アプローチとしては
「analog」で紹介されていた
『思いやりはお金に換算できる!?』 有路 昌彦 (著)
●ボランティアはやめよう
>一方、ボランティアの人たちは、やがて息切れします。働くことは余力や時間を注ぎ込むことですから、タダで働くとその人の「時間資源」はどんどんなくなります。最後はやっぱり、対価のある活動に移らずにはすみません。

>つまり、その活動が長続きするためには、「実際に働いた人が対価をもらうこと」がものすごく大事なんです。でも、よく考えると、それって当然ですよね。経済学でも、お金は「労働の対価」。これこそ、基本中の基本です。

>対価をもらえば市場が成立し、もらった対価をその人が消費すれば経済も回る。ほら、ここでも
「経済の一部になること」
が、活動を持続可能にするために重要だということがわかります。

水産資源の問題は先進国と途上国の問題もあります。
日本の事情に言及したものでは
「大竹文雄のブログ スピード競争する漁師」
上記からは日本の領海内では水産資源の保全の為に規制がされている事がわかります。
問題は途上国で経済的に余裕がないから、短期的な利益のもとに乱獲してしまうこと。

ここから浮かび上がる問題は「共有地(こもんず)の悲劇」(ウィキペディアで検索)
>多数者が利用できる共有資源が乱獲されることによって資源の枯渇を招いてしまうこと。
>地球の利用にかかわる財産権を定めることが、地球を適切に管理することにつながります。
>近年では市場原理を活用する方法として環境税の導入が実施されている。

アメリカもブッシュからオバマに変わり、環境税制定の流れはつよまるでしょう。アメリカが変われば日本もという事になります。
まあ、国対国のパワーゲームを内蔵しながらもその流れは先進国では大きくなっていくのでしょう。


まぐ | 2009年02月13日 09:55

現在の消費状況を「マグロ/すべての食用魚/海洋生態系」「個人/日本人/全人類」、「消費者の意志/供給者の利益/環境団体/マスコミ」、「たんぱく供給源/コマーシャリズムによる嗜好の変化」などと分解しつつ、解決策を見つけていく必要がありそうですね。

 視聴者である自分には何ができるか(するつもりがあるのなら)といえば、書くまでもなく、自分が魚の摂取をセーブすることと、身近な人に啓発することですが、場の「空気」を壊す感じがあり難しいですね。

食べるなとは言いにくいけど「MSC」のことを伝えたり、置いてないスーパーに購買者として要望を出しすのは、どうでしょう?ちなみに、わたしも「築地魚河岸」で「MSC」知りました。マンガって、すごい。将来的には、学校給食や病院食などにも広がってほしい。

 より強力な、上(供給者、マスコミ、政策など)に供給の制限を働きかける活動は、一般消費者の矩を超えます。もちろん、啓発をする市民団体を作る、そこに参加するというのは、ありうる回答です。

 あとは、ロマンに思われるでしょうが、海と魚を、心から大切に思えることも大事かと。嫌いだったら食べなきゃいいし、好きでもセーブがかかるから食べられない。自分も反省。こどもへの啓発だったら、直に海に連れ出すような環境教育も、有効かもしれません。食と環境の問題では、魚に限らず、生産地と消費地の距離の乖離も、監視機能を失わせ、生態系をスピーディに壊してしまう原因のひとつだと思います。だから、そこを想像力で繋ぐ工夫も大切ではないか、と。

匿名 | 2009年02月12日 00:03

フジテレビ系列の局がない地方ではどうやったら地上波のマル激を観れるのでしょうか?

匿名 | 2009年02月11日 22:06

漁業は先進国の産業だったという話は目から鱗でした。軍艦の起源は捕鯨船という話も聞いたことがあります。国際的な漁業の利権と配分を本気で議論しだすと、安全保障にまで発展しそうな気がします。各国間できちんと話し合いがされているとばかり思っていたのですが、そうではなかったという現実に落胆と焦りが同時に来た印象です。

匿名 | 2009年02月11日 20:59

生態系ピラミッドの頂点であるクジラやマグロを食べれば、その下位の小魚が増えるわけで、そんなに問題なんですかね?人類はずっとそんな歴史で、マンモスを食いつくし、バイソンを食いつくしとやってきました。そもそも人口が増えすぎたんですからしょーがないです。水産資源だけでなく、これからいろんな資源の争奪戦が激化することは間違いないですし、防ぎようがないです。かといって、生活レベルを自分の意志で下げるのは無理です。石油だって限りある資源だから子孫のために残すのが筋ですが、そのために何ができるのか。絶望的です。僕は行くところまで行くしかないと思ってます。ある地点でガクッと人口が減るだけの話です。

jiro | 2009年02月11日 20:33

ブッシュ政権亡き今、日本人を相手にしか叩くネタがなくなってしまった感があります
しかしこれからも世界情勢を見て私たちの直すべき所は治して行こうと思います
私はこれから14日朝に備えてアンテナ線の工事をします

匿名 | 2009年02月11日 15:55

>個々人がマグロを食べる、食べないという問題ではない気がします。


同感です。

既存のメディアでマグロの資源枯渇問題や規制問題は扱われるのに、その元凶が日本人であることがほとんど指摘されないことも大きな問題だと思いました。

食品会社のスポンサーを抱えたメディアには、マグロの消費抑制を勧めるような報道は期待できないということなのでしょうか。

そこまでいわなくても、せめて事実だけでも報じてくれればいいのにと思いますが、昨今のメディアは正義の味方面をすることにはとてもご執心のようなので、その事実を伝えておきながら、マグロの消費を控えることを提唱しないというわけにはいかないのかしら。

どうも食べ物の問題になると、コメントのレベルが一気に下がるのも、このテーマの特徴という気がしました。

誰にも関係しているテーマであることの証左であると同時に、逆に経済問題の時にはやたら熱心にコメントをしていた方々が、急に黙ってしまうのも不思議ですね。こういう実質的な問題になると、お得意の机上理論が通用しないということかしら。

ai | 2009年02月11日 14:18

宮台さんは、テレビではなく、なんていうサイトからニュースを仕入れているんですか。知っている方教えてください。

宇治金時実篤 | 2009年02月11日 14:08

個々人がマグロを食べる、食べないという問題ではない気がします。
日本人は世界のマグロの4分の1を消費していて、規制等をしなければ、
いつかはマグロを食べられなくなるということですね。この情報だけでも
貴重な気がします。

だから、どうする・・・という問題は、また、別の機会にお願いします。
規制さえできないかもしれませんけど、そういう結論もありでしょう。

匿名 | 2009年02月11日 13:47

みなさんコメントで、「自分はいつも魚いっぱい食べないから関係ない」みたいなこと
書いてますが、そういう問題なの?と思うんです。
少なくともこの番組のスタンスとしてはそうでしょう。
それをどこまで引き受けるかは人それぞれでしょうが、
そもそも完全に放棄してしまうのなら、なんでこの番組見てるのか分からないです。
自分以外にも社会にたくさんの人が生活しているってこと、ちょっと考えてみたほうがいいんじゃないでしょうか

DTR | 2009年02月10日 21:43

関心のあるテーマだったので、興味深く拝見しました。

「築地魚河岸三代目」(ビッグコミックス)、わたしも愛読してます。グルメを超えて、お魚の流通を学べる貴重な漫画。

漁港出身の地魚ファンですが、現在は内陸に住んでいるため、魚はあまり食べません。やはり、おいしく手頃な価格のものが手に入りにくいので…。冷凍パックと、鮮度のあやしい鮮魚売り場で、いまだに「サカナ、サカナ、サカナ〜」の音楽が流れているのを、臭いもメロディーも、ムカっときながら通り過ぎてます。

環境負荷的には、たんぱく質を肉魚から、「国産大豆」にシフトさせるのはどうでしょう。高い豆腐も、安い牛肉並みの価格。外食でも、国産大豆製品のファミリーチェーンなどできれば、おもしろいな、と思います。ネギとろ丼もおいしいけど、温泉卵の載っかったおぼろ豆腐丼は最高です。

あと、近畿大学が取り組んでいるマグロの完全養殖(畜養じゃないやつ)には、環境負荷やコストやの問題はあるでしょうが、贅沢品の産業製品として、もうちょっと夢を見て、ポジティブに捕らえてもいいような気もしました。

そういえば、「エビ」は今、どうなってるんだろう?亡くなられた鶴見良行さんのマングローブ関連の著作を読んで以来、エビを食べるのに慎重になった経験があります。でも、つい中華屋では、エビ好きの子どものために、エビチリを頼んでしまう。個人的反省とともに、どうにも意志が弱いので、流通のしくみにも頼りたいです。

瀬戸内弱魚 | 2009年02月10日 12:39

まあ、マグロ喰わなくてもOKですな。なくてもいい。あっしは。
ただ、魚河岸三代目を読みつつ、
晩酌用の魚を選びに近所の魚市場にしばしばかようというのが楽しみなんで、魚を食うのを抑制することはできませんので、今回の番組は、はあそうですか程度のものでありました。
むしろ、食事文化論一般を語れるゲストをよろしくお願いしたい。スタジオにコンロなどをもちこみ実作付きで。
神保・宮台両氏も、お勧めメニューなどをエプロン姿で発表するというのはいかがですか?
清貧に美味しく食事を作る・とるというのは、<市民文化>の構築のためにはとても大切なことだと思われます。

wiring | 2009年02月10日 11:22

 神保さん、小田原は静岡ぢゃありませんよーっ(涙

 やっぱり魚は近海モノが一番ですよ。マグロとかサーモンとか、あんなコッテコテの脂身ばかりの代物を、どうしてみんなあんなに有難がってるのか理解に苦しみます。江戸時代の人は、そんなもん捨ててたんです。てやんでえー。
 魚介に限らず日常の食というものは、身近にある季節のものをいただく、というのが原則であるべきと思います。最先端の技術を駆使して、輸送や保存にコストを払って、環境に負荷をかけて、どんなに頑張ったところで単純に季節はずれの野菜や魚は不味いです。そんなに無理してまで一年中同じモノ食べる必要もないでしょう。
 素朴に過ぎる、と現状に照らせば自分でもそう思いますが、目指すべきところはいつだって同じと心得ます。神保さんや宮台さんがよくいうように「あたりまえのこと」をやってればそれでいい、というふうになるべきです。

 このコメント欄で最初の方が指摘されているように、Google Mapストリート・ビューの問題について、先週の斎藤さんが司会のときと、宮台さんの立ち居地が異なっているのが気になりました。そのこと自体が問題だとは思わないのですが(頭の固いシングルスタンダード至上主義よりも、柔軟な状況主義(※賢明な)、総論賛成各論反対意見のほうが聞いていて面白いことが多いし)、しかし最低限の説明責任はあるかな、と。またこの話が出た際にでも補足していただければと思います。

神奈川県民 | 2009年02月10日 02:59

いや〜
蓄養マグロ食いながら観ちゃったよ。

赤身 | 2009年02月09日 15:51

>>消費者が、安くて美味いものを買うのはあたりまえ。それを、道徳的に責めても無意味。

だからさ、目先のことだけ考えてそれを貫いてきた結果、安くて安全ではないものしか食べられなりつつあるって話でしょう。
早送りしないで見た方がいいよ。

ai | 2009年02月09日 07:25

私は一ヶ月に一度しか魚を食べない。肉は2週間に一度ぐらいだ。

私はベジタリアンではなく、倫理的聖職者でもない。魚も肉も大好きだ。

ただ節度が必要だと思う。肉食が一人減れば、10人分の穀物が浮くと聞いたことがある(確かではない)。

欲を減らそう日本人。

たか | 2009年02月09日 06:46

クジラも食わせろという話ですな。

クジラも魚資源を減らしているのは確かだし。クジラを自由に食えればその分、他の魚の消費が減る。
漁法の問題なら中国、ロシア、韓国を責めるべきだし。
日本の食文化、経済大国から来る帰結を責められてもなんだかなあ。
それとも、もっと牛を食えという意味なのかな。
日本人がそれほど魚を食わずにその分、牛を食っていたら、突出していないわけで。

結局、反省すべき点は莫大な量の食べ残しの改善すること。食べすぎに注意すること。経済大国として魚資源の減少抑制の為資金を提供することぐらいかな。

まぐ | 2009年02月08日 23:55

※以下、感想っていうか意見っていうか、こうなったらもうグチです。

食品添加物の衝撃も冷めやらぬうちに今度は『マグロ食うな』ってか!

そんなのヤです。
マグロ好きなんです。っていうか、サカナ全般好きなんです。美味いんです。ヘルシーなんです。煮ても焼いても揚げても、生のまま切って醤油垂らしただけでも、ご飯が何杯もイケるんです。日本に生まれて良かったと思っているんです。狩猟民族のアングロサクソンじゃないんです。平和な農耕民族の日本人なんです。炊きたてのおいしい白米をよそったお茶碗を抱えながら『・・・で、これに合うおいしいオカズ、無いかなー?』って試行錯誤しまくって、先人達が開発に開発を重ねた結果が、今の日本の食文化なんです。四方を海に囲まれた日本では、その筆頭がサカナなんです。目の前でフグに当たった人がいるのに『うーん、でもやっぱり食いてぇ〜!』ってセカンドトライを敢行した人がいたんです(その人も多分、死んじゃったんだね。フグのその部位を食ってもダメだってことを3番目の人に伝えながら・・・)。食いしん坊的に、それほどタフな国なんです(?)。だからやっぱり、サカナ食いたいんです(??)。

『マグロ食うな』ということであればその対策(?)として、個人的には、対マグロ代用魚の可能性(そんなもんが存在するのかどうかも、さっぱり分かりませんが)について伺いたかったです(候補になり得る品種だけでなく、『普段は目もくれないこのサカナをこう調理すると、何とマグロっぽくなっちゃう』的レシピでも構いません。まるで安部司先生のようであり、禁煙パイポのようでもありますが)。

さらに、強制給餌によって某鳥類の肝臓を非人道的に(!)肥大させた某高級食材の如何についても、興味があります(マグロ禁止なら、こっちなんかもっと禁止ぢゃ・・・って言いたい)

ともあれ、今後も『食』について取り上げていただきたいです(食品廃材のモッタイナイ=オバケ・スペシャルとか)。

追伸
貴番組(スタジオ)のフジテレビデビュー、おめでとうございました。

すいません、ご飯お替りください | 2009年02月08日 22:36

消費者に責任転嫁をするの?
消費者が、安くて美味いものを買うのはあたりまえ。それを、道徳的に責めても無意味。
もちろん、養殖魚などの危険性を指摘するのは意味があるが。
『買ってはいけない』みたいな苦言は効果が薄い。

と、正味15分程度の内容しかない番組で思いました(早送りで見たが、時間の無駄に思えた・・・)

匿名 | 2009年02月08日 22:08

「マグロが食卓から消える!?」という類の報道は多いけど、問題点を含めて掘り下げた話はされないので、とても興味深かった。ここまで酷いとは・・

ただ、今回のテーマのマグロ問題の現状、構造、問題点などを語る中で、鯨問題も同じでしょ・・?なノリで何回か引き合いに出たのは少し違和感がありました。

マグロでは各委員会が、漁業者団体が売りたいがために、科学者の勧告をあまり尊重せず、なかなか思い切った資源保護の措置ができないという話でしたが、クジラに関しては、食いたいがために、後先考えずに、漁業者、消費者、捕鯨国が無茶苦茶やってるって訳ではありません(少なくとも今は)。

捕鯨問題(IWC:国際捕鯨委員会)では、構図が逆で、ノルウェーや日本などの捕鯨国はせっせと生態、生息データを集めているし、IWC内の科学委員会で(特定のミンク鯨に関しては)資源は豊富で持続的な捕鯨は可能との勧告まで出てます。

クジラ問題では、獲りたくない方(反捕鯨国)が、科学的なデータを無視して、無茶やってます(笑)。

機会があれば、捕鯨問題についても裁判員制度のように、賛成派(水産庁の森下氏とか)、反対派(グリンピースの肉盗んで逮捕された人とか)に来てもらってじっくり話しをしてもらえば面白いと思うんですが。

捕鯨問題に限れば、日本の主張もそれなりに理があると思いますが、資源に影響を与えない範囲での「持続的な捕鯨が可能だ」と言いつつ、マグロに目を向けたらこんな有様では説得力が無いですし、水産大国として責任あるイニシアチブを発揮して欲しいですね。

菅本@北区 | 2009年02月08日 20:03

鯨問題で海外に攻撃されると、よく言うよね、「これは文化だ!」って。
わけわからん魚売って食って・・・
こんな食文化じゃ偉そうなこと云えねえなあ

おっちゃん | 2009年02月08日 17:02

新米での銀行、金融の問題もっと掘り下げてほしいです
ベンジャミンはだめよw

double_y | 2009年02月08日 08:20

なんか、ますますマグロやウナギを食べたくなってきた。食欲をそそられるグルメ番組でした。あと、井田氏の著書、岩波新書の赤いカバーに黒い字で「ウナギ」と書かれたデザイン。うな重の箱を思い出し、よだれが出てきました。そういえば、しょうゆの色も黒だし、マグロの色も赤ですね。

| 2009年02月08日 06:30

宮台さんのgoogle earthについてのコメントが先週とずいぶん温度差があるように感じました。その差は斉藤さんと神保さんの温度差に気を使った結果なのでしょうか。宮台さんとしては、個人がgoogle earthに危険性を感じるのであれば、その個人が直接googleにクレームをつければよいのであり、自治体にクレームをつけるのはお門違いであり、行政に対するクレクレタコラ、つまり、またしても民度の低さがでてしまった、というところでしょうか。そして、そのお門違いなクレームを利用するチャンスを行政に与えてしまったのは残念であり、とりあえず説明する、というgoogleの対応もgoogleなのに日本らしいなー、という感じでしょうか。
私としては、斉藤さん的な怒り方に違和感を覚えなくはないのですが、インターネットを使えない人がまだまだ多い現状では、個人の対応に任せるのではなく、しかし、行政でもない斉藤さんのようなジャーナリスト・文化人・学者が物申すという形を採るのが結果的に妥当なのかもと思います。でも自分でクレームを直接googleにつけられる人が行動を起こせば行政や斉藤さんたちが頑張らなくてもgoogleも対応せざるを得なくなると思いますが。

無記名 | 2009年02月08日 03:36
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