マル激トーク・オン・ディマンド
なぜ日本経済の一人負けが続くのか
マル激トーク・オン・ディマンド 第475回(2010年05月22日)
なぜ日本経済の一人負けが続くのか
ゲスト:野口悠紀雄氏(早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授)
 08年の金融危機から世界経済が着実に回復へと向かう中、日本だけが取り残されている。経済危機の震源地だったアメリカが、2007年から2011年までの間に3.6%の成長を見込む一方で、日本はその間2.7%ものマイナスの成長となっている。これは他の先進国と比べても特に低く、日本一人負けの様相と言ってもよい。
 かねてより日本経済の構造問題を指摘してきた早稲田大学大学院ファイナンス研究科の野口悠紀雄教授は、この最大の理由は、日本経済が依然として輸出依存型製造業中心の古い構造から抜け出せてないからだと言い切る。
 たしかにリーマンショック後の金融危機における日本企業の傷み方は、アメリカ以上に大きかった。企業利益の落ち込みは、米国企業が3割だったのに対し、日本は7割以上にも及んだ。
 2002年以降の日本の好景気は、アメリカの消費拡大に伴う自動車などの輸出増に大きく依存していた。そして、アメリカの自動車販売の好調ぶりは、経済危機の原因とされたサブプライムローンなどの住宅ローンと密接に関係していた。多くのアメリカ人が、住宅価格が値上がりを続ける中で、住宅を担保にしたローンで自動車を購入していたからだ。これは住宅価格が暴落すれば一気に萎むバブルに過ぎなかったと野口氏は言う。
 経済危機は各国を等しく襲うが、製造業の占める割合が高い日本は、経済危機で輸出が冷え込むと、たちまち設備過剰となる。しかし、製造業の設備過剰は簡単に解消することができないために、日本経済の回復が遅れているのだと野口氏は指摘する。
 一方、危機の震源地のアメリカの回復が早かった理由は、アメリカがすでに産業構造の改革に成功しているためだ。野口氏によれば、アメリカは70年代、80年代に日本の工業製品が大量に入ってきたことで、脱製造業化を余儀なくされた。その過程で貿易摩擦や失業などの痛みは伴ったが、現在は製造業の比率が日本の半分ほどしかない脱工業化経済を達成している。組合が強く政治力のある自動車産業だけは、構造改革に失敗したため、金融危機で致命的な痛手を受けているが、脱工業化の結果生まれてきた金融業やIT産業など世界の先端産業の成長が、アメリカ経済の回復を支えている。製造業を守り、経済構造改革に失敗した日本と、既にそれを完了していたアメリカの差が、ここに来て両国経済の明暗を大きく分けていると野口氏は言う。
 90年代以降、韓国、台湾、中国などの新興国が次々と工業化し、賃金の安いそれらの国と製造業で競争しても勝負にならないことは明らかだった。ちょうど日本から攻め込まれたアメリカが脱工業化を図ったのと同じように、そこで日本は脱工業化・産業構造の転換を図る必要があったが、日本は金融緩和、円安、緊縮財政で輸出依存型の製造業を保護する政策をとった。要するに古い産業構造を延命させたということになる。その間政権の座にあった小泉内閣は、構造改革政権と呼ばれることが多いが、野口氏はこれを言下に否定する。小泉・竹中路線は構造改革などではなく、むしろ旧来の産業構造を守る政策だったと、これを一蹴する。
 日本経済が復活するためには、真の産業構造改革が必要だが、それはまさにアメリカが経験したような、厳しい痛みを伴うと野口氏は言う。日本人が自らの手で痛みの伴う構造転換を図れないのなら、日本は一度廃虚にならなければ、新しいものは生まれない。 そう言う野口氏が提言する、日本経済復活のための処方箋は苛烈だ。しかし、将来世代のためにもいま大転換をしなければ、日本の未来はないと言い切る。
 日本経済が生き返るためには何をすべきか、日本の進むべき道はどこにあるのか、構造改革論の大御所と称される野口氏と議論した。
  • 口蹄疫は適正な対策でも感染拡大が止まらない異例の事態
  • 小沢一郎氏に再度不起訴処分で意義が問われる検審制度
  • ネット選挙運動解禁議論は依然迷走中

マル激トーク・オン・ディマンド 第473回(2010年05月08日)
日本経済の現状とベーシック・インカムという考え方
ゲスト:飯田泰之氏(駒澤大学経済学部准教授)

マル激トーク・オン・ディマンド 第464回(2010年03月06日)
PIGS問題は本当に対岸の火事なのか
ゲスト:井堀利宏氏(東京大学大学院経済学研究科教授)

ニュース・コメンタリー (2010年05月01日)
小沢一郎氏に検察審査会が起訴相当の判断
ゲスト:郷原信郎氏(元検事・弁護士)

野口 悠紀雄のぐち ゆきお
(早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授)
1940年東京都生まれ。63年東京大学工学部卒業。72年エール大学経済学博士号取得。64年大蔵省(現財務省)入省。主計局、一橋大学教授、東京大学先端工学研究センター長などを経て01年退官。スタンフォード大学客員教授などを経て05年より現職。著書に『1940年体制』、『経済危機のルーツ』、『世界経済が回復するなか、なぜ日本だけが取り残されるのか』など。
この記事へのコメント

宮台様
「経済学を知らないエコノミストたち」  野口 旭 著
という本の中で野口悠紀雄教授は物価下落とデフレの初歩的な区別もつかない、世間知で経済を語るトンでも学者と評価されています。
 本物、たとえば
 『ケインズ:“新しい経済学”の誕生』(岩波書店青版449、1962年 伊東光晴)
の御一読を強くお勧めします。

shn | 2010年06月21日 22:37

まぐさんへ
マクロ経済学を学習する端緒を作って下さった、
まぐさんのご推薦ですから、謹んで読ませて頂きます。
と言っても、岩田規久男先生の読者としては、
落第生を自負してますので、少々不安ですが(笑)。
それはそうと、
おそれ多くもかしこき日本銀行・・・
日銀出身の大塚耕平・内閣府副大臣も、
一応、日銀批判して下さってたんですね。
http://www.youtube.com/watch?v=5ZmMLiMRQ4o&feature=related
5:15頃
「(日本銀行は)中央銀行として教条主義的」
5:55頃
「中央銀行は、金融機関が破綻しなければいい・・・、
 そこだけ見てればいいのか?」

マクロ経済学を学ぶと、
リフレ政策を支持しない訳にはいかない。
ところが、日本では、金融緩和の大盤振る舞いを主張する、
国民生活を擁護しようとする、リフレ派の経済学者が、
就職先に困る清貧の生活を余儀なくされる、
という倒錯した状況にあったようだ。
体制側(日銀、財務省)に睨まれると、
研究に必要な様々な経済データをどこまで、
利用させてもらえるのだろう?

目の前で、先輩記者が賄賂(官房機密費)を受け取っているので、
拒否できなかったという後輩記者ではなく、
賄賂(官房機密費)を受け取ることを潔しとせず、
辞めて行った記者の方々と、
リフレ派の経済学者が被ってしまう次第。

ご存知の方がいれば、教えていただきたいのですが、
「行動経済学」って、どこまで流行っているのでしょう?
名前から勝手に推測しちゃったんですが、
かつての「行動主義」を想起しております。

鈴木光太郎著『オオカミ少女はいなかった』
<心理学は、心や意識といった
得体の知れないものをあつかっていてはだめだ。
行動や反応という客観的で観察可能なものをあつかうべきだ。
それが、心理学が科学たりうる唯一の道だ。
こう提唱したのはジョン・ブローダス・ワトソンである。
1913年のことである。
その後、この行動主義の考え方は、
主導原理として科学的心理学の世界に君臨することになる>
<行動主義のオプティミズムを象徴する、
ワトソンの次の有名なことば・・・、
「私に健康でよく習慣づけられた子どもたち1ダースと、
私の望む育児環境を与えてほしい。
どの子どもであろうが、その子の才能、好み、傾向、能力、適性、
親の人種に関係なく、なんにでも、
医者、弁護士、芸術家、大商人、そしてそう、
乞食や泥棒にさえもしてみせよう。」>

沈思黙考 | 2010年06月13日 05:13

何か議論の流れが読めていないコメントをしてしまったみたいでした。素直にすみません(汗)

まあ、野口先生は処方箋の一端を誇張して喧伝しているだけだと思いますよ。どのくらい本気かは分りませんが、少なくとも構造改革派の最右翼の立場を自認していらっしゃる。いや、大きな釣り針を垂れているだけの可能性も否定できませんがw

他方、野口先生の反対側の立場(=デフレを解消すりゃいいんだよ)を高橋先生が代表しているような感じですかね。で、その対立構造を止揚する立場が飯田先生なのかな、と。飯田先生は経済学におけるリアリストですから(政策論に強いという意味でも)。

その意味ではゲストの順番が微妙ですよねw まず高橋先生→野口先生と来て、「これまでの議論をまとめる」という観点で飯田先生をご紹介頂ければ良かったんじゃないかと。

ついでに言えば、今までの議論を全部ひっくり返して視野を広げるという意味で、池田信夫さんに再登場してもらいたいかも。

万休和尚 | 2010年06月12日 22:56

kさん、どのような判断をコメントしようと貴方の自由ですが、他人のコメントを判断する時は、それなりの手間を掛ける事を望みます。
この回でも複数のコメントを書いていますし、経済学関連のゲスト、その他経済関連のニュース・コメンタリーへも、それこそ馬に喰わせるぐらい書いています。関心があればお読みください。その上での批評なら喜んでお受けします。

まぐ | 2010年06月12日 22:33

まぐ氏が相手のことを論拠に乏しいと指摘しておきながら自身の意見を何の根拠も示さずに経済学では自明なこと、と主張しているのに違和感を覚える。海外の経済誌が同じ主張をしていたというのと言っていることは同じだとおもうのだが。

k | 2010年06月12日 21:21

蓄積のない人やヘタレに議論は強いないというのが私の信条です。(かぴばら氏を批判しているわけではないので念の為)
それから沈思黙考さん「論争日本経済危機 長期停滞の真因を解明する」と「デフレ不況の実証分析」を買い、拾い読みしていますがお勧めです。

という事で万休和尚さん。
>飯田先生&かぴばら氏の言う通り、自分もインタゲと構造改革は両立すると思うけどなー。

さすがに野口悠紀雄氏と飯田氏が両立するとは言わないですね。
まあ、実際のインタゲ実施国あるいは実質的実施国でも供給側強化(構造改革)は普通に行われるているので両立しない訳はないです。それに供給側強化を否定しているリフレ派っているんですか?構造改革派こそが「小手先」とか「不良業種が生き残る」とかのトンチキ論を言っていたはずですが。

問題は長期デフレ不況下の日本、さらには構造改革がポピュリズム化している日本での発言として相応しいかという点にあります。

>インタゲで景気を回復させて国全体に「溜め」を蓄えさせ、競争社会に耐え得る環境を整えてやり、その上で構造改革路線を推し進めて日本経済を根本から立て直す。

というように手順を問題にしています。手順を間違えれば、私が以前引用したように

>構造改革により潜在成長率が上昇したにもかかわらず需要の伸びが低迷したままだとすれば、その帰結はさらなるデフレ・ギャップの拡大によるデフレと失業の進展以外にないからである。つまり、マクロ政策の支えのない構造改革は、「痛み」を致命的なまでに増幅しかねないのである。

このような観点から田中秀臣氏も労働の規制緩和を現在行う事に異を唱えていたと思います。

更に飯田氏ですが、若いに似ず苦労人なせいか、雨宮、湯浅氏とも力点を変え共通する部分で語り合う術に長けています。最近は神保氏の番組にも共演していて、親和的な語り口をしている印象があります。しかしさすがに野口悠紀雄氏と両立するとは飯田氏も言わないでしょう。

まぐ | 2010年06月12日 14:12

連投・・・
かぴぱら氏をやり玉に挙げた理由。
バイオ方面の専門知識を披露することで、
科学者然とした印象を振りまき、
異分野に対する定見にも自信を覗かせる・・・
しかし、よくよく拝見すると、
マクロ経済学に関しては、
これといった専門知識の提供無く・・・
批判対象の印象操作に終始する始末。

本コメント欄読者の知性を舐めているのがよくわかる。
ある種の知識をもつ方であるだけに、
かぴぱら氏のやり口には辟易する次第。

沈思黙考 | 2010年06月12日 05:11

万休和尚さんへ
> インタゲと構造改革は両立すると思うけどなー。
> 意外と同意見のマル激視聴者は少ないのかも。
少ないとは思ってないですよ。
万休和尚さんがコメントされた
内容(インタゲと構造改革は両立する)については、
『日本経済復活一番かんたんな方法』に書いてますし、
toyokawa さん、まぐさんも縷々述べてますから・・・
これまでの経緯(コメント)をご存じなかったのでしょうか?

問題は、野口先生の金融当局に対する姿勢と
構造改革の対象(産業政策)です。
野口先生は、官(金融当局)の役割、責任について言及しません。
http://www.youtube.com/watch?v=kNIKfQkDeA8&NR=1
『ニュースの深層』
高橋洋一氏(1:00〜)
「成長戦略(産業政策)・・・こんなのを信じてる人とか国は無いですよ」
『日本経済復活一番かんたんな方法』
「経済政策には、
「絶対に国がやらなくてはならないタイプの政策(金融政策)」と、
国がやらなくてもいいタイプの政策、というか、
「国がやってもしょうがないタイプの政策(産業政策)」
というのがある(飯田泰之先生)」

「野口氏の分析は海外の経済紙の日本経済分析とも同じで
至極まっとうなものだと思います」と述べる、かぴばらさんに、
「インタゲと構造改革は相反するものではない」と言われても・・・ね(笑)。

> かぴばら | 2010年06月11日 23:14
> まぐさんもなにか勘違いされているようです。
まぐさんと私が共に勘違いするようなコメントって
どれほど特殊な読み方をしないといけないんだろう(笑)?
> かぴばら | 2010年06月11日 23:14
> 前の書き込みはまぐさんに宛てているわけではありません。
書いた本人が誤解だ、と言えば何でも通るとでも思っているのかしら?
この開き直りっぷりには正直、驚いてしまった。

おまけ
> かぴばら | 2010年06月11日 23:14
> ずいぶん失礼なことを書いていますね。
どこがでしょうか(笑)? という問いに対する、かぴぱら的解答
その1
「僕はここが議論の場だと思っていません」
その2
「具体性に欠けるとか、論拠に乏しいとか言うけど、
 本編を見ればいいだけのことです」

沈思黙考 | 2010年06月12日 05:00

飯田先生&かぴばら氏の言う通り、自分もインタゲと構造改革は両立すると思うけどなー。意外と同意見のマル激視聴者は少ないのかも。

個人的には、マンキュー経済学的に考えてみると良いんじゃないかなと思う。つまり、日本経済への処方箋を「短期」と「長期」という二つの時間軸上で考えてみるってこと。すると、インタゲは「短期」における解答で、構造改革は「長期」における解答と言えるんじゃないかな?

まず、日本経済を根本から立て直すためには、もう高度成長もないだろうから、やっぱり市場に頼らざる得ないよね。で、市場が最大限に機能するためには、働きを邪魔するような規制やら税制を改革しないといけないよね。所謂、「構造改革」路線というやつだ。どのみち、グローバル化した世界では不可避な流れでもある。

一方で、「構造改革」路線だと、個人が市場原理の直撃を受けてしまうよね。それを防ぐには、政府による適切な保護が必要不可欠。でも、政府が個人を保護するためには、十分な国家予算が必要だよね。国家予算は税収に依存しているから、税収を上げなければならない。増税せずに税収を上げるには景気を良くする=緩やかなインフレを起こすしかない。すなわち、インタゲの出番ということになる。

まとめると、インタゲで景気を回復させて国全体に「溜め」を蓄えさせ、競争社会に耐え得る環境を整えてやり、その上で構造改革路線を推し進めて日本経済を根本から立て直す。よって、インタゲと構造改革は相反するものではなく、むしろお互いに不即不離なものだと思うよ。

重病の糖尿病患者の治療に例えると分りやすいかな? まず、短期的にはインスリン注射のような対症療法で症状を緩和させて、症状の安定と基礎体力の回復を図る。患者の症状が良くなってきたら、今度はじっくりと食餌療法に取り組ませる。確かに食餌療法はしんどいよね。けど、これをやらないと根本的な回復には至らないでしょ。

この糖尿病患者を日本経済と見立てると、まず対症療法としてインタゲが必要であり、その後に構造改革という食餌療法に取り組まなければならないって感じ。まあ、野口先生の持論は「クスリなんかに頼ってちゃダメなんだ!」という感じの根性論なところがありますけどw

万休和尚 | 2010年06月12日 03:06

 沈思黙考さん、たまたま昔のマル激を見たらずいぶん失礼なことを書いていますね。
まぐさんもなにか勘違いされているようです。僕はここが議論の場だと思っていませんし、前の書き込みはまぐさんに宛てているわけではありません。
 具体性に欠けるとか、論拠に乏しいとか言うけど、本編を見ればいいだけのことです。
 
 あと、インタゲと構造改革は相反するものではないというのは飯田氏が言ったことですよ。
 

かぴばら | 2010年06月11日 23:14

●かぴばら氏について
バイオ・サイエンス的な情報を提供くださる分には、
なるほど・・・と拝見してますが、
いささか偏狭で唯我独尊的な方・・・
以前、意見交換した頃と変わってない・・・と見てます。
http://www.videonews.com/on-demand/0401410/000818.php

> かぴばら | 2010年05月27日 18:52
> 野口氏の分析は海外の経済紙の日本経済分析とも同じで
> 至極まっとうなものだと思います。
具体性に欠けるという、まぐさんの批判に対して、
応答するでも無し・・・
コメント欄を眺める方々の理解を深める意味でも、
反批判されればいいのに・・・、と思う次第。
個人的には、コメントを投稿するか、しないかは、
自由だと考えているのですが、
> まぐ | 2010年05月28日 09:03
> 論拠が乏しく議論になりようがない
と指摘されている、かぴばらさんに対し、
「かぴばらさん、まぐさんの批判に応答されよ」
と述べておきます。それが、恐らくは年若い、
> 戻り鰹 | 2010年05月23日 01:03
http://www.videonews.com/on-demand/0471480/001462.php
> 戻り鰹 | 2010年06月07日 13:44
戻り鰹さんの思い込みを転換してもらう、
きっかけになるかもしれません。

> かぴばら | 2010年05月27日 18:52
> 野口氏の分析は海外の経済紙の日本経済分析とも同じで
> 至極まっとうなものだと思います
> インタゲと構造改革は相反するものではない
とのことですが、
野口氏(構造改革派のグル)の分析とインタゲが、
一体どうすれば整合できるのか?
かぴぱらさんは見るべきものを何ら示しておりません。

(6/8夜〜6/9未明に投稿したのですが、
 掲示されないので再投稿)

沈思黙考 | 2010年06月10日 23:16

マスコミに迎合しない情報提供サイトということは評価できるのですが、結局マスコミに惑わされていませんか?

例えば、鳩山内閣の一丁一番地で、今後の日本に大きな影響を与えることとなる地域主権戦略会議に関しては、触れてないのはどういうことなのでしょうか?現在の政権がもっとも力を入れているものさえ取り上げることができてない。これではマスコミと変わりませんね。もう少し大局的に見て、日本に影響を与える政治に注視していくべきでしょう。議論自体はマスコミとは違うようですが、議論の題材はマスコミと現状変わりませんね。

gaucho | 2010年05月31日 12:03

口蹄疫について。

どの情報を見ても人への感染はないっていってますけど、人への感染例はありますよ。なんでこんなWikipediaでも確認すりゃわかるようなことを「人への感染はない」と誰もが断言してるの? もちろん感染例は少ないし、人→人への感染例はないようですけど、これって情報操作ですよね。本件について、風評被害を恐れてマスメディアの報道が遅れたことに懸念を言い倒してる神保先生とは思えません。

ueyama | 2010年05月29日 16:09

小泉政権のような間違った構造改革の悲劇を避けるべきですが、
やはり構造改革なしに日本が復活することもないでしょう。
特に解雇規制撤廃については、是非マル激で専門の回を作って議論して頂きたいです。期待しています。

構造改革推進 | 2010年05月28日 19:36

マル激の本編に加えて、コメントが欠かせなくなりました。「まぐ」氏のほか、特に「toyokawa」氏のコメントには毎回多くを教えられております。これからも続けてコメントをお願いします。それにしても、マル激でさえ匿名のコメントが多く、匿名でしか主張を述べることが出来ない人がなんと多いことか。日本のマスメディアの病根の深さを感じます。

sato | 2010年05月28日 14:01

このコメント欄にも一寸したバックラッシュが起きているようだ。
ただ、残念なのは「構造改革」支持派の論拠が乏しく議論になりようがない事だ。「構造改革は何故正しいのか」を主張する際に「正しいものは正しい」とか「海外の経済紙の主張と同様だから」という漠然とした具体性のないものしか提示できずにいる。
かように論拠を充分に提示できない者が、人格批判という安きに着くのもバックラッシュにはよく見られる現象だ。

ここで「構造改革」と「リフレ派」に多少の説明を加える。
まず、構造改革と構造改革主義は違う。経済学的にいう構造改革は、資源の最適配分の実現であり、この意味でいつでも正しいと言える。だから飯田泰之氏が言うときは規制緩和に力点がある。
規制緩和や小さな政府化により、市場の自律作用を質的にも量的にも、より発現させる事により資源の最適配分は実現されるという認識だ。強いて共通点をあげれば、生産性を上げようという点ぐらいだろう。

これに対して構造改革主義者の場合、市場ではなく施政者が主体となる新産業育成論になりやすい。
特に野口の場合、旧態依然の「キャッチアップ論」であり、こんなものが経済学的に正しいわけでは全くない。また構造を問題にし、根本的解決を志向するのは経済学というより、近代化論にみられたように日本人の思想的伝統でもある。

次に「リフレ派」だが共通するのは穏やかなインフレのもと経済成長を図ること。その為に金融政策が必要である事が共通するだけで、各人の主張は多様だ。こんな経済学的には自明な事を特に主張しなければならないのは日本が異常な情報環境にあるからだ。これは小沢問題や普天間問題に共通するのは、理解が容易だろう。

まぐ | 2010年05月28日 09:03

産業構造の変革・・それを実現するには、日本経済が一度廃墟と化さなければいけない!
改めて日本経済の危機的な状況を認識することはできたが・・・はたして、次は何立国として立ち直ればいいのだろうか。。。

よじろう次郎 | 2010年05月28日 08:35

「議長ーーーーー」の父上が総理をされていたころ、どれぐらい財政を出動したっけ?小浜さんくらい?でも、ピザは冷えていたんでしょう。世間では。

純ちゃんが、国債発行枠30兆円超えたとき、公約違反だとヘタレ連中は、連日、報道していたけれど、純ちゃんは、ぶらさがりの会見で、「ヘソクリがあったんだってね。うまくヤリクリしたねって。」
言ってなかったけ〜(これ、いわゆる、埋蔵金でしょう。ふふふ。)

21世紀の精神異常者 | 2010年05月27日 22:51

哲ちゃん!
企画、大成功じゃん!
久々じゃん。

(おまけ)

宮台: 僕の考えが妥当かどうかコメントしていただきたいと思います。マックス・ウェーバーの行政官僚制論があって、今でも通用するものです。これによれば、「霞が関官僚を叩く」のは意味がない。行政官僚制はどのみち縦割りだし、どのみち手続合理性による実質合理性の簒奪が起こるし、その簒奪は組織的自己保身の方向に用いられる。これは昔から変わらないし、今後も永久に変わらない真理なんですね。
なので、彼によれば、その程度に過ぎない行政官僚制を前提にして、どのボタンをどういう順番で押せば、行政官僚制による公共性の簒奪を抑止できるのかがポイントになる。彼は十九世紀末のビスマルク帝国を擁護することで、強い政治による行政への統制を推奨するけれど、強い政治がどのみち間違いを生み出すという悲観を捨てませんでした。
ここにヒントがあります。強い政治が間違いを生まないにように、いわゆる脱藩官僚を含めて、寺脇さんのように行政官僚制の中身や行政官僚の動き方よくご存知の方々――霞が関の手の内を知り尽くした方々――が、政権の中でそれなりにパワーを持つことが必要だということです。
誰でもできる行政官僚制批判の寝言は暇人や馬鹿に任せて、「どこまでもその程度の行政官僚制を前提にして、それを自由自在に乗りこ


無記名 | 2010年05月27日 22:28

 経済学の話には反応しないようにしていたのですが、コメントに引きずられて
いる人が多いようなので、自分なりにまとめてみようと思います。
まず、司会者の意見が正反対でないことは宮台さんのHPを見ればわかります。
野口氏の分析は海外の経済紙の日本経済分析とも同じで至極まっとうなものだと思います。それがなぜここでは大反発を受けるのか?

 実は反発をしているのはリフレ派と呼ばれる経済学の議論を信奉している人たちです。

 話の中にもありましたが、リフレVS構造改革という議論がありました。
これはややこしい話であるにも関わらず経済学者の間の議論に留まらず、評論家、ジャーナリストや一般の人まで引き込んだ議論になりました。なぜかというと政治的立ち位置や個人の実存にまで関係してくる、というよりそのように受け取られているからです。ただ学者の議論と一般の議論にはかなりのズレが有るようです。

 つまりリフレ派の議論は、「インフレを起こせば日本経済は良くなる。今のままで何も変えなくても良い=反構造改革」と理解され、構造改革に対して不安を
抱えている中高年に受けました。若い人が小泉改革に熱狂したことの逆バージョンとも言えます。ここらへんがいち経済学の論争に一般人が熱くなる原因ですね。

そもそもインタゲと構造改革は相反するものではないはずです。そう言っていた飯田さんはリフレ派なのに受けが悪かったのもこれで理解できます。

 マル激視聴者にリフレ派が多いのは、左の年長者が多いからでしょう。リフレ派の主張自体に社会主義的な匂いがあります。

かぴばら | 2010年05月27日 18:52

口蹄疫の話ですが、これメディアには出ているのかなぁ。

 現在日本は口蹄疫の非清浄国からの肉の輸入を拒否しているのですが、日本が非清浄国になると拒否する口実がなくなります。これは生産者や農林省には良くないが消費者には輸入元が増えて良いかもしれません。非清浄国には近い中国、韓国や大産地のアルゼンチン、ブラジルなどが含まれています。

 あまり害のない病気なのに見つかり次第全部殺処分ですが、世界中に蔓延して
しまえば問題にもならなくなるのでしょうね。

殺処分に違和感を感じるのは当然ですが、国際的なゲームとして見ても妙なものですね。

かぴばら | 2010年05月27日 18:35

再放送が最近のものばかりです。昔のを再放送して欲しい。

サラ | 2010年05月27日 18:26

とりあえず経済に関して言うと、視聴者の投稿内容に間違いが見受けられる。とりあえず範囲を経済学に絞っても、視聴者の投稿には、誤読・誤解・誤用・論理的欠陥・無理解・曲解が目立つな。前提条件が違ってるし、別の議論のことを語り出してるし、仮説や主張やオナニー妄想は立派だけど推論手続きがデタラメだし。ほとんどネタとかジョークとか煽りなのかと思った(笑)。経済に関していうと、大筋において野口教授の言ってることは「正解」で、他の視聴者の投稿は「不正解」ですなー。一部の視聴者の気持ちとか感情は分かるけど、これだけ間違いが多いと勉強不足というか、バカ扱いされて終わりでしょ。で、今後も一定以上の層からバカを指摘され続けて、それが癪に障った結果、デタラメ投稿で鬱憤を晴らすことになるんだろうな(やっても無駄だし効果ないけど)。

あれ? | 2010年05月27日 13:15

山崎行太郎氏ブログ「毒蛇山荘日記」より無断引用:

【引用開始】某週刊誌に、今頃になって、マスコミの全員一致のファシズム的な「小沢バッシング報道」の洪水に乗せられれたのか流されたのか知らないが、京大法学部教授を名乗る政治学者が、「時代遅れの政治学者・小沢一郎に告ぐ」なんて、新聞情報を真に受けたかのような稚拙な「談話」で、たとえば「田中角栄型」「バラマキ型」「カネと権力による支配型」「時代遅れ」というような手垢にまみれた批判的言語を乱用し、恥ずかしげもなく「小沢一郎バッシング」に参加・追随しているわけだが、「日本の政治学者もここまで堕ちるのか」と唖然とせざるをえない。中西にしろ、山内昌之(東大教授) 、山口二郎(北大教授)、宮台真司(都立大教授)等にしろ、大新聞の全員一致のファシズム的な「小沢バッシング報道」の洪水に乗せられれたのかのように、紋切り型の小沢一郎批判を展開しているが、その批判は受け売りとパクリばかりで、何一つ新鮮な論点はなく、聞き飽きた言辞ばかりで、政治学者とか社会学者とは言いながら恥ずかしくないのか、と言わざるをえない。僕は、日本の「政治」や「政治家」がここまで堕落した原因は、政治ジャーナリズムや政治学者、そして政治評論家というような政治的な「言論人」の思想的レベルの下落にあると考えてているが、その具体的な見本を、中西寛等の不用意というか、「みんなで渡れば怖くない」的な付和雷同的「小沢一郎バッシング報道」の模倣・反復に見ることができると思う。「小沢一郎」のような独創的、パワフルな政治家を批判するのに「時代遅れ・・・」も何もないだろう。政治権力の本質が、そんなに簡単に変化するはずがない。それでは、マキアヴェリの『君主論』は「時代遅れ・・・」なのか。「時代遅れ・・・」なのは、「政治家・小沢一郎」の政治的本質が読めず、通俗的な言論しか展開できないこれらの言論人なのではないのか。中西は、京大で、戦後民主主義的な戦後の流行思想に敢然と立ち向かい、政治学者としては異例の過激な批判を展開した『現実主義者の平和論』『宰相吉田茂』等でお馴染みの「危険な思想家」・高坂正尭(政治学者)の教え子らしいが、恩師の高坂正尭が「自分の頭で考える」「マスコミの言説に付和雷同しない」「批判罵倒を恐れず自説を貫く」・・・というような、つまり「孤立無援の政治学者」「危険な思想家」として恐れられたのに対して、それ故に戦後の政治学者の中で独自の地位を築いたのだが、その弟子である中西は、もっぱらマスコミの言説を鵜呑みにし、全員一致のファシズム的な「バッシング報道」の洪水に、いとも簡単に流されるような凡庸な政治学者、つまり「安全な思想家」だということがわかる。中西は、高坂正尭の代表作『宰相・吉田茂』(中公クラシックブックス)の編集と解説もやっているが、高坂正尭という政治学者の「孤独な闘い」の思想的意味も、「危険な思想家」と呼ばれた理由も何もわかっていないといわざるをえない。むろん、「時代遅れ・・・」なのは、中西寛である。【引用END】

TOYOTARO | 2010年05月27日 09:39

野口氏は口調が柔らかく、専門用語も使わないので色んなメディアに重宝されてるのかもしれませんね。ただ、私には終始「資本開国論」「金融立国論」を主張していた野口氏の言い訳に聞こえました。

最初のフリップで各国のGDPが比較されてましたが、「金融立国」で大コケしたアイスランドも比較した方が良いと思います。アイスランドの2010年度実質GDP(見込み)は2007年度比で、−8.5%くらいになるようです。ダントツに悪い数字ですね。火山も怒ってます。
http://ecodb.net/country/IS/imf_gdp.html

また、エコカー減税(年間4000億くらい?)で延命しているという話もありましたが、アメリカ政府はリーマンショック後金融機関に公的資金を100兆円以上突っ込んで延命していますね。

財政出動の規模も日米では全然違います。オバマ70兆円で麻生は15兆円弱?

アメリカの3.6%という数字はこうやってなんとか絞り出したものでしょう。

こう考えると「製造業より金融業が優れているからGDPの回復が大きかった」とはとても思えません。「政府が強引に救済したからGDPが回復した」と考えた方が自然ではないかな〜。野口氏の主張とは真逆になってしまうけどね。

野口氏は中谷巌氏のようには「転向」しなかったんですね。まだ金融立国論のような事を言ってるとは、正直ガッカリしました。

ねこじゃらし | 2010年05月27日 02:04

 マル激の良き伝統(というか報道姿勢?)は、「あえて司会と解説(神保&宮台コンビ)の意見と正反対の見解を持つ識者をゲストに呼ぶ」というところにもあると思うので、今回のゲストもアリだとは思います。

 たとえ偏っていたとしても、色んな視点を満遍なく集めることで見えてくるものもあるんじゃないかなーという期待もありますから。

 あと、「天安」の一件は、自分も是非取り上げてもらいたいと思いますね。普天間問題で注目されるようになった海兵隊の「抑止力」ですが、今回の一件で急に朝鮮有事のリスクが顕在化してきて、その「抑止力」が期待されるようになってしまったのは、単なる偶然なんでしょうか。

 北朝鮮による破壊工作だとしても、今回の一件で最も喜ぶのは、従来型の日米同盟を維持したい方々なんじゃなかなーと邪推してしまいますw

頭痛持ち | 2010年05月26日 23:28

前回コメントの時(26日18時頃)は、本編はまだだったんですが、その後視聴してみて、またまたうーん、何だかな〜、です。

米英が金融で稼ぐことにことにしたってことは一般に知れ渡っていることだし…、今更それを言ってもねえ。野口さん、何か新しいこと言ってますか?

「私の払った税金を子ども手当てに使われるのは著しい憤りを感じる」って、へえーですね、「著しい憤り」ねえ、こういう方はアメリカに住んで頂くのがいいですね、独仏や北欧にはとても住めないのでは。

神保さん、少しはリアクションに困惑しているように見えましたが、どうしてそのようなゲスト迎えたのか、よくわかりません。「牛乳」の話のほうが余程有益では、なんて言ってみたくなりたくなる位です。

先日の孫さんと佐々木俊尚さんの公開対談、面白かったですよ。丸激にも、まだ十分期待してますから…

soto | 2010年05月26日 22:19

サンクトペテルブルク様、貴重な情報ありがとうございます。
そうですか、神保さん、官房機密費問題を取り上げることに消極的なんですか?それでNコメに出てこないんですか?(神保さん、伝聞で言ってごめんなさい、ラジオ聞いてなかったで)

「911」直後から丸激を視聴していますが、この頃、何か物足りない感じがしている原因が少しわかりかけたような気がします。丸激が他のメディアと同じ程度な部分が増えてきたからかなと…。

今回のNコメでも、検察審査会メンバー交代について、神保さん間違えていて、それを前提に話を進めるので、あれって、びっくりしました。一般人が知っているようなこと間違えるなんて今までなかったような…。あの問題では、小沢さんの件はスピード受理されてスピード審査されて、というその当たりの事情を丸激でこそ聞けるのでは、と思っていましたが。

それから、鳩山首相の「そのときどきの言動」にため息ついたり非難するようなことを言ったりするのを聞いていて、丸激聞いている気がしないこともしばしばでした。

おととい夜のニコニコ生放送でも、事業仕分けについて、片山さつきさんが
「選挙目当てで何の意味もない!」と言ったことに対し、神保さん、なんとなく肯定していましたね。びっくりして、その辺で視聴をやめました。あとで、あの番組は、悪口言い合うだけになったと反省していたようですが、神保さん、あんな番組に出演していてお忙しいのでしょうか、心配になります。

韓国の哨戒艦「天安」の問題も、まだNコメでとりあげていませんが、ぜひやって下さいね。
他のメディアは取り上げないでしょうから、丸激らしい切り口で。
哨戒艦と潜水艦と魚雷の専門家からきちっとした話を聞きたいところです。韓国の新聞報道では、韓国の20代若者の47.8%が「北朝鮮の仕業との調査結果は信じられない」と回答との調査結果もあるそうですが…。

soto | 2010年05月26日 18:19

経済についての議論となると、米国との比較ばかりになるんですが、もっと日本と社会構造、産業構造などが近い国との比較をして欲しいです。

ドイツなどは日本と産業構造が似ているのに、日本ほど成長率が低くないのでそちらとの比較もして欲しかったです。
また、非金融分野で稼いでいると思われる北欧諸国との比較もして欲しいですね。

sugishin | 2010年05月26日 13:23

これで最後にします(汗)

結局、問題なのは財務省と日銀のNIMBYなんです。Not In My BackYard。リスクはぜーんぶ民間に押し付け、自分たちはリスクから逃げまくります政策を政府と中央銀行に許しているから日本経済がこうなっているわけです。主権者国民によるマクロ経済政策へのガバナンスが全く効いていません。

今回の野口教授や以前の池尾教授みたいな人たちは、このNIMBYの言い訳をもっともらしい理屈でしゃべることによって財務省と日銀の歓心を得て生存している俗物だと私は見ています。ちょうど検察問題における(郷原氏以外の)ヤメ検弁護士のポジションです。

彼らの言ってることは滅茶苦茶ですが、レトリックがうまく、声がでかいのでダマされる人があとをたちません。菅直人財務大臣、仙谷由人国務大臣、谷垣禎一自民党総裁…。失礼ながら神保さんや宮台先生もその類です。そもそも財研や日銀クラブが盛大に騙されているわけで、新聞だけ読んでる人はダマされるのが普通と言えなくもありません。

それでも亀井静香国務大臣や河村たかし名古屋市長、渡辺喜美みんなの党代表といった人たちには本質が見えているようです。マル激出演者で言えば前々回の飯田泰之教授は正しい認識に基づいて議論していました。

にしても、どうしてリチャード・クー氏を呼ばないのでしょうか。小一時間も話を聞けば、宮台先生なら確実に本質を理解します。そんなに難しい理屈ではありません。

toyokawa | 2010年05月26日 13:10

いつもに増して凄いコメ数でしたので初めて書き込みます。今回の野口先生の様なラディカル(もしかしたら国際標準…?)な意見を取り上げるのは、マル劇として至極まっとうなスタンスで、大手メディアに対してのカウンターパートになりうる情報としては価値大だと感じました。同時に、皆さんの経済に対する反応の熱さを見て、価値観の間にある距離に気付かされた思いです。私にとっては、しょせんお金の話、決して貧しくない母国で年間3万人以上の自殺者がでる根源を絶つ事が唯一つの願いです。ちなみに、一万円札の原価は22円なのに百円玉が25円なんですって。ワタシハ原価10円ノ10円玉ニナリタイ。

岩澤 | 2010年05月26日 04:14

マル激トーク・オン・ディマンド 第411回(2009年02月21日)
脳ブームは危険がいっぱい

無記名 | 2010年05月26日 00:50

久々に書かせて頂きます。

今回のゲストの経済談義には、色々と問題があるらしい(私の現在の力量では、しっかり評価ができないが)。

とはいえ、丸檄が積極的に経済的イシューを扱ってくれるのはありがたい。なぜなら、丸檄を見て、経済学の難しさとおもしろさ感じて、「よっしゃ経済学をかじってみっか」という気が起きるから。

こういう動機付けこそ、マスコミの「無理矢理分かりやすくしただけのニュース」に欠けている側面だと思う。だから、やはり丸檄には今後も経済問題にどんどん挑戦してほしい。

そして、神保・宮台の後ろ姿を見て「よし、自分も頑張ってみっか!!」と思っている視聴者が居ることを、神保・宮台両氏にどうしても伝えておきたい。

| 2010年05月25日 20:59

まぐさんや toyokawa さんのコメントに便乗。
構造改革はいつでも重要・・・、一方で、
日銀の金融政策の大変更はデフレの今こそ喫緊の課題。

●小幡績先生『文芸春秋(2010年6月号)』
「デフレは原因ではなく、結果です」に対する反論
『日本経済復活 一番かんたんな方法』飯田泰之先生
>(需要不足の原因は外需要因だから、
> 金融政策では埋められないという人)は
> マクロ経済学をわかっていない人にありがちな誤解です。
> もともと需要サイドの安定化政策というのは、
>「生じたショックを別のショックで打ち消すこと」ですから。
> 人口減少なり、消費マインドの萎縮なりで
> 需要減少というショックが生じている時こそ、
> それを埋めるために政策的に動かせる部分を動かして
> ショックを吸収しなければならない。

●野口悠紀雄先生『文芸春秋(2010年6月号)』
「金利が低すぎて金融政策が利かない状態
(いわゆる流動性トラップ)になっている」に対する反論
『日本経済復活 一番かんたんな方法』勝間和代氏
>「いくらおカネを刷ってもインフレが起きない(白川方明総裁)」のなら・・・
> 財源不足も日本の中央銀行である日銀が通貨を発行することで
> 賄えるようになりますし、いっそのこと税金を取るのをやめてしまって
> 通貨発行で国の財政を賄えばいい。・・・
> しかし、歴史上無税国家は存在しません。
> つまり、背理法により「いくらおカネを刷っても
> インフレが起きない」という仮定は間違い。
> したがって、通貨発行を続ければ必ずいつかインフレが起きるわけです。
> つまり、中央銀行は単独でもインフレを起こせるという結論になります。
> まずこの認識を共有しないと、おカネをいくら刷っても
> 銀行などの金融機関に貯まってしまって市中には出てこない、
> 資金需要がないみたいな話になります。
> 実際にインフレを起こそうと思うならば、
> 国民がおカネを絶対使うような配り方をしちゃえばいいんですよ。

両先生とも、民には大変厳しい一方で、官には甘い。
世界恐慌(昭和恐慌)やバブル崩壊、平成のデフレという経済事象は、
中央銀行(FRB、日銀)の金融政策の失敗が引き起こした・・・と
学んだ身です。故に、金融当局の失政を俎上に上げない経済学者は、
経済学者の名に値しません。日本銀行はあらん限りの能力で
これまでの事態に対処してきたとでも言うのでしょうか?
日本銀行の金融政策の失敗のツケまでも、
構造改革の名で民間に背負わせようとしているとしか思えません。

●飯田泰之先生『日本経済復活 一番かんたんな方法』
「白川総裁は2009年・・・11月3日の講演では、
「インフレ的な政策を採れば、さまざまな問題が起こる」ので
「そうしたことは中央銀行は決して行わない」と強調している。
さらには「国債の負担を減じるためのインフレ政策は行わない」とも言っている。
つまりは、インフレというのは国家財政を楽にすることであるから、
決してそれに与することはないと平気で言えてしまう総裁なんです」
「マネタリーな要因抜きで物価の問題を考えることはできません。
物価はあくまで貨幣価値なのですから。
僕は発端から現在進行中のデフレはマネタリーな現象だと思っています」

●野口悠紀雄先生
> 日本は一度廃虚にならなければ、新しいものは生まれない
石原慎太郎東京都知事とダブってしまいました・・・
リセット、リセット・・・って、TVゲームじゃあるまいし、
野口氏こそが廃虚と化すことを祈念する次第・・・
『「超」勉強法』
> 非常に強く望めば実現する」というのが、私の信念である
苫米地英人先生も形無し(笑)・・・
デフレよりもインフレで構造改革した方が痛みは小さい・・・
マクロ経済学はこの手の似非知識人と対峙するために
身に付けるべきものと思考する次第。
野口悠紀雄先生は肩書きが当てにならないという意味で、
リテラシー教育の素晴らしいケース・スタディです。

謹呈 野口悠紀雄先生
「彼(=オルテガ『大衆の反逆』)は
蔑視されて然るべき人間類型を大衆人とよび、
そのみごとな見本を(専門人としての)知識人(=野口悠紀雄先生)に
見出しただけのことである。「賢者は自分がもう少しで
愚者になり下がろうとしている危険をたえず感じている。
そのため彼は、身近に迫っている愚劣さから逃れようと努力するのであり、
その努力のうちにこそ英知があるのだ。
ところが愚者(=野口悠紀雄先生)は自分を疑うことをしない。
彼は自分がきわめて分別に富む人間だと考えている。
愚鈍な人間が自分自身の愚かさのなかに腰をおろして安住するときの、
あのうらやむべき平静さはそこから生まれている」(オルテガ)。
彼はそのうらやむべき人間類型の見本が「文筆家、科学者、大学教授、
哲学者というマスクをつけた、
非知識人以外の何ものでもないような似非知識人」
であると主張したのである。(西部邁著『保守思想のための39章』)」

沈思黙考 | 2010年05月25日 17:37

アメリカさんは外国には財政規律を維持しろとか偉そうに言っておきながら自分の国は景気優先みたいですね。でもこれ、経済政策立案者としては当たり前の姿だと思います。それが国益最大化ですから。

「日本の20年を見ろ」 サマーズ委員長が反面教師として言及
5月25日9時33分配信 産経新聞

 【ワシントン=渡辺浩生】ホワイトハウスのサマーズ国家経済会議(NEC)委員長は24日、財政政策と米国の戦略について当地で講演し、「日本の過去20年以上の状況を見てみなさい」と述べ、日本を反面教師とし財政出動による景気刺激の重要性を指摘した。

 ギリシャ財政危機に端を発した欧州の不安を受けてサマーズ委員長は、「財政政策はとりわけ差し迫った問題」と指摘。財政赤字の拡大と経済成長の低迷に悩む国の例として、スペインやアイルランドとともに日本を挙げながら、「いかなる力強い財政戦略も、第一歩は、回復を確保するため可能なすべてを実行することだ」と強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100525-00000526-san-int

財務省系のインチキ学者は「マンデルフレミング則によって財政政策は効かないことが証明されている」とか寝言を言っていますが、効くに決まっているわけです。にもかかわらず増税とか思いっ切り逆噴射している人が居ます。自分の主張がどこの国を利しているのか理解していないんでしょうね。

世界中でじゃんじゃん信用創造している時に「財政健全化」の名のもとにひとり禁欲的にデフレ政策を取っている財務省、日銀およびそれに騙されている政治家と御用学者は、正しく国賊だと思います。「なぜ日本経済の一人負けが続くのか」を野口悠紀雄教授が語るのはブラックジョーク以外の何ものでもありません。

現時点の長期金利は1.21%ですよ。こんな国がどこにありますか。市場は「国債を発行しろ」と悲痛な叫びをあげています。30兆円くらい発行してもまだ世界最低レベルに収まりそうです。

使い道はいくらでもあります。東京から福岡までリニアを通すとか、東京の環七内側を電気自動車に限定するためのインフラを作るとか、日本中の信号機に位置情報付きの無線LANを設置するとか、健康保険証をキーにした診療データベースを作るとか、ウラン235の500倍の埋蔵量があるトリウム232を燃料とする新型炉を設計・建設するとか、日本が世界最先端にあるiPS細胞や実験動物などのインフラを整備するとか。これらをやればあっという間に景気が良くなり完全雇用が達成できるはずです。その段階で事業仕分けや正社員解雇規制の緩和などの構造改革をやるのが順番でしょう。

toyokawa | 2010年05月25日 17:34

本編に関して(その2)

定性的に判断を下せば、今回は「オヤジの床屋経済談」という範疇に入る。
何故、そのように言えるのか?野口氏自身が「データーを見よ」と言っているのにも関わらず、データーの扱いが極めて粗雑かあるいは全くデーターを参照していないからだ。
例えば、中国(輸入)デフレ論は以下の反証がすぐでき説得力が高い。
http://www.rieti.go.jp/jp/special/policy_discussion/07.html
>最近、OECD諸国で中国からの輸入の対GDP比率はどの国でも上昇しているが、デフレになっているのは日本だけである。
さらに、直近時にOECD諸国で中国からの輸入の対GDP比率が日本より大きいのは、韓国、ニュージーランド、チェコ、ハンガリーであるが、いずれの国もデフレでない。また、最近、中国からの対GDP比率の上昇幅が日本より大きい国は、ニュージーランド、韓国、カナダであるが、いずれもデフレでない。(引用終)

インフレ時の名目金利の上昇も同様に高橋洋一氏が否定している。完全雇用が鍵。
>インフレ期待が生じた場合に名目金利が上がるという批判がある。しかし、フィッシャー方程式「名目金利=実質金利+予想インフレ率」において予想インフレ率の上昇分だけ名目金利が上昇するためには完全雇用でなければならず、今のデフレ状況では直ちにフィッシャー効果は実現しない。つまり、現金需要がきわめて旺盛な流動性の罠の状態であれば、現金がじゃぶじゃぶ状態であり、インフレ期待が生じてもそれらの一部が債券購入資金にまわり、債券価格の下支えになって金利はなかなか上昇しないのだ。(引用終)
また、アメリカの主産業は金融、ITでは、以下のレポートが反証となる。
http://www.jmcti.org/jmchomepage/it_doukou/2010/20100110_usa.pdf
米国編 回復が確信される米国製造業

各のように野口氏の言説は定量的なデーターを基にしない、あるいは論理的一貫性がない極めて幼稚な言説と言える。
事実、かつて野口氏の基調講演に対して深尾光洋氏「入門書を読んだ方がいい」浜田宏一氏「一般物価水準と相対価格とを区別しないような学生はまず不合格」他にも伊藤隆敏氏、原田泰氏から手厳しい扱いを受けた。
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/b0035.html#b20020109013354

さて、専門家にはトンチキ論である事は自明なのだが、専門的蓄積のない一般人には充分な判断が出来にくい。
むしろ、著名さと世間によく流通している文脈に信頼と親密さを覚えやすいのだろう。

ここで「定性と定量」から述べれば、
一般に法学、歴史学、社会学、経営学は定性的であり、経済学は定量的である。また、有識者は一般に文系的であり定性的判断に馴染んでいる。
ここで、経済学内の話題であるはずの「構造」も定量的には定義できなし、経済学辞典(0年刊)で調べると「構造改革」はマルクス主義の政策論とある。つまり、経済学プロパーではなかった事がわかる。よって構造などをよく話題にするエコノミストには経済学的な精度が充分か注意が必要になる。

最後に学問的蓄積の基に法学や社会学の範疇で定性的分析を語ればトンデモにはなり得ないが経済学的話題を蓄積のないまま定性的に語るとトンデモに成りかねいない事を宮台氏は肝にめいずるべきだろう。

まぐ | 2010年05月25日 12:49

「大学教員には他人や素人に説明をすることを不得手とするかたもおられ、インタビューアーの質問の意図を理解しないで答える」(ある視聴者の投稿)


そういう人間は一定割合でどの世界にもいますよ。いや、むしろ他の業界の人よりは大学教員の方が説明は上手なんじゃないか?問題があるとすれば、説明する内容自体が専門的で難しいだけでしょ。あと、バカな他者や素人は相手にしてないし、超テキトーに説明してインタヴューを切り上げますよ。

| 2010年05月25日 04:41

『自分の会社、そして日本経済を廃墟にしないため歯を食いしばって頑張っている人たちが何人もいるのに、過去官僚の浮世離れした学者が「一度廃墟にしなければならない」と真顔で主張する。それに頷く番組制作者とコメンテーター。』(ある視聴者の投稿)


日本語できない視聴者にまで配慮する必要あるのかな?
本当に番組視聴したかどうか疑わしい人にまで配慮する必要あるのかな?
人の話を聞いてない視聴者にまで配慮する必要あるのかな?
意味とか文脈とか論理を正確に把握できない視聴者にまで配慮する必要あるのかな?

ん? | 2010年05月25日 04:24

マル激視聴歴は2年ほどのものですが、初コメントいたします。
コメントしたくなりました。
というのも最近のコメント欄が充実してきた感じがあるからです。
誰かが書いておりましたが、本編を見ないでコメント欄で見る価値があるかを何となく判断できるようになってしまいました。(何度かそういう経験をしましたので)
毎週色々な分野のゲストを呼んで番組を作るのは大変かもしれません。
ですので、某という肩書き(立場)を持つ人間が、どういうことを言っているのか、という事実を知る意味では非常に価値があると思います。
神保さんや宮台さんがどう思っているか、というよりも番組は、発言や行動が一定の影響力を持つ人間が今、こういうことを考えている、こういうことを述べている、という記録をとることが重要で、それが後々突っ込んでいける下地になるのかな、と感じます。
そういう意味で、トンデモ学者が出てきても、ひろゆき氏と対談にならなかった勝間氏の某番組に比べると意義があります。
要は私たちがこれらをどう受止めるか、ということかと思います。
学者や政治家、官僚、
脱学者、脱政治家、脱官僚した者がどういう活動をしているのかを知ることができ、比較することができるのが面白いと思っています。

PA | 2010年05月25日 01:57

 ゲストは悲観一色ですが、日本経済も徐々に変わりつつありますよ。

 野村の事実上のリーマン化、レナウンやラオックスの中国資本入り、楽天の英語公用語化、日本板硝子の外国人CEOの登用…。

 ゆっくりとした歩みですが、やがて大津波のような変化が起こるかもしれませんよ。

 小泉政権が「産業」構造の変化は起こせなかったというのは、前の池尾さんと同じ意見でしたね。

 ただ、あのときの小泉さんは孤立無援状態で、自民党内の反対派と激烈な政治闘争を行いながら、不良債権処理に取り組んでいたわけです。

 日経平均も滑落していたし。

 あそこでブッシュ政権の黙認を取り付けて、円安誘導から輸出主導の景気回復を目指したことが、実は間違っていましたなんて、ちょっとそりゃないですよ。

nao | 2010年05月25日 00:34

口蹄疫について
国際的手順に則っても、広がりが止められないでいる今回の宮崎県の口蹄疫、
どうしてこうなったのか、落ち着いたら、ぜひ、神保さん、取材してください、
報道によれば、発生の最初は3月末なんですよね、その時点で県は国に報告していない…
(この発生が3月末であったことも、朝日新聞等ではそうなっていましたが、他のある新聞やNHKの報道では4月?日と言っていましたね、なぜ?)

soto | 2010年05月25日 00:11

いつも素敵な番組をありがとうございます。
ただ経済の話題がこう頻繁だとちょっとうんざりといった感じがします。
お二方が経済は専門性が高い、門外漢にはなかなか、とおっしゃるくらいだから、お二方のファンで毎週番組を見ている視聴者にはなおさらなかなか、なんじゃないでしょうか。

たとえ内容が偏ってもいいから、お二方が得意とする分野の議論(たとえば先週の「新しい『公共』」みたいな話)をもっともっと聞かせていただきたいかな、と思います。
宮台さんのような方が今回みたいに聞き役に徹してしまうのは、どう考えても勿体ないじゃないですか。
どうぞ、ご検討ください。

サイレントマジョリティー | 2010年05月24日 23:09

この方ってホント経済学者なんでしょうか。
アメリカの現在の繁栄って、殆どが株、債券、フェッジファンドなどが好調なのであり、これって本物の回復なんかじゃないでしょう。
製造業からIT、金融にシフトした米国に見習え等と言ってるけど、冗談じゃないですよ。逆に今以上に製造業を充実させるべきです。
世界一の原子力産業などにもっともっと、国をあげて支援すべきです。
日本の産業構造改革など必要有りません。
金融マネーゲームに、日本人は向いてません。
この学者のような人が、日本の底力を駄目にしてしまうんですネ。
この方1940年生まれか・・・。まさに悪しきGHQ戦後教育の真只中で育った人の典型ですね。

tamtam | 2010年05月24日 18:19

宮台先生は小泉竹中路線を「とんちき」「小泉的なるもの」などとして一貫して批判されてきているので、憧れなどは持っていないでしょう。神保さんも同様だと思います。VNのゲストに改革派が多いのは、結局良くも悪くも改革派の数が多いからではないでしょうか。
私はこの期に及んで小泉改革を支持ししています(ちなみに今日の野口先生は小泉改革を批判されておられた。)しかし、それでも、VNには一貫して小泉改革を「トンチキ」と言い続けて頂きたい。例え日本が再度構造改革の方へ振れたとしてもブレーキをかけ続けて頂きたい。もし宮台先生が「真の構造改革」とか「小泉改革を反省して云々」とかいい始めたら、「小泉批判は人気取りだったのかよ」、とそれこそ片腹を抱えて指を挿してVN画面を笑うことになってしまいます。

tip | 2010年05月24日 15:19

コメント欄を読むと本編を見るのが時間の無駄のように思えてならない。
しかし、「わかりやすかった」というコメントを見ると何故、そのように思えるのかに興味が湧く。
「定性的分析と定量的分析」をキーワードにして野口氏の言説を分析してみたい。

まぐ | 2010年05月24日 11:37

本編に関して(その1)

>景気が悪化する局面ではマクロ政策の必要性が強調されるが、少し景気が持ち直すと、財政赤字危機論と結びついた「構造改革なくして景気回復なし」の議論が優勢になってくるというパターンの繰り返しであった。

>現在の日本の最大の課題は労働力が効率的に利用されていないことではなくて、それが不十分にしか利用されていない(失業が存在する)ことであろう。要するに日本が直面するは、「経済の供給能力に対する需要の不足」という典型的なケインズ的課題である。その需要側の課題に対して、構造改革という供給側の政策で対応するというのは、本来筋違いなのである。

>構造改革により潜在成長率が上昇したにもかかわらず需用の伸びが低迷したままだとすれば、その帰結はさらなるデフレ・ギャップの拡大によるデフレと失業の進展以外にないからである。つまり、マクロ政策の支えのない構造改革は、「痛み」を致命的なまでに増幅しかねないのである。

上記は野口旭の著作「経済学を知らないエコノミストたち」からの引用です。
2000年という時期が悲しい。
日本のマスレベル(丸激を含む)では、過去の教訓から学んでもいず、知的には一歩も成長していない事になる。

まぐ | 2010年05月24日 11:29

マルコメに関して

宮台氏のコメントの切れ味が良かった。市民は公開処刑を願っているのか?という設問を我々に投げかけ、法学的な文脈でその倫理性を問う。
私が宮台氏の著作を貪り読んだ時代を思い出した。
宮台氏の真骨頂はここにあると思う。

まぐ | 2010年05月24日 10:43

自分の会社、そして日本経済を廃墟にしないため歯を食いしばって頑張っている人たちが何人もいるのに、過去官僚の浮世離れした学者が「一度廃墟にしなければならない」と真顔で主張する。それに頷く番組制作者とコメンテーター。

何ですかねこの図。本当にこの人達は自殺を防ぎ、若者の正規雇用を増やし、日本を「ぶあつい社会」にしようと願っているのでしょうか。まるで外国というか物語上の架空の国を語るがごとき突き離し方です。

この呆れるばかりの現実感の欠如は、それこそ戦前戦中の軍部に近いメンタリティーを感じます。「死ぬのは現場の兵隊。自分は死なないからいいや」です。

前から薄々思っていたのですが、マル激って小泉竹中経済政策に軽く「憧れて」ません? 財務省系のインチキ学者の登場頻度が高すぎます。社会学では「包摂」とか何とか言っておきながら、経済政策は時代遅れのマッチョのまま。

日本経済を復活させるには廃墟を作る必要なんて全くありません。「廃墟を作るしかない」と主張する敗北主義者は何の役にも立たないと断じて可でしょう。少なくとも最初に意見を聞く相手ではありません。

廃墟を作らずに日本経済を復活させるための道筋を聞きたいです。私みたいな新聞記者出身の単なる中小企業のオヤジでも、やるべき事はだいたい分かります。

toyokawa | 2010年05月24日 10:09

血税が云々、誰も負担してると思っていないんです云々、という事を喋られると、あぁその程度の意識の人なんだなとしか思えませんね。それだけで話全体にも説得力が欠けるように感じました。
一定の所得以下の人たちは負担を苦にしていますよ。負担しているという意識はバシバシあります。
そこら辺まで降りてこられない人に経済の話をされてもそれがどれだけ有意義なのか甚だ疑問です。

urahito | 2010年05月24日 10:03

いろんな考えがあるんだなということだけは分かりました。
産業構造改革とか、インフレターゲットとか。
ただ、前提となるデータや理論をすべて分からないと政策の妥当性を判断できないのだとすると、そんな勉強をしている時間が政治家の人たちにはあるんだろうかと思ってしまいます。
そして政治家を選ぶ我々もそんな時間はありません。

ところでビデオニュースの存在意義って何なんでしょう。現状認識に知らなかった視点を教えてくれるのは非常にありがたいと思います。しかし、今回のような今後どうしていくのかという話題については、ああいう考えもあります、こういう考えもあります、あとはみなさんが判断してね、というだけでは欲求不満が残ります。結局どうすればいいの?という疑問が。
どの考え方にしても実行されなければ結果は変化しないのですから。

そして国民がその判断をすべてしなければいけないのであれば、何のために政治家を選び官僚に給料を払っているのか分かりません。それを委任しているのですから。

tk | 2010年05月24日 01:29

宮台さんの経済学に対する考えが聞けたのは興味深いですね。
私はただ、それほど専門性の高い学問だとも思わないですが(官僚試験でミクロ・マクロを一通り学んだ程度ではありますが)。。
正直、エコノミスト・証券アナリストはスピリチュアルカウンセラー並に胡散臭い肩書きだと思ってます…。
Newsweekでも経済学者は不要?みたいな記事で結構ボロクソに書かれてましたね。。。

法務マソ | 2010年05月24日 01:06

神保さんも言っているように経済論争などのような話はマル劇のフォーマットにはマッチしにくいのかもしれませんね。毒消しとして竹森先生や田中秀臣先生の出演を希望。

ねーさん | 2010年05月24日 00:58

今回はコメ数が特にすごいですね。皆様、経済には一家言おありになるのですね。
私は難しいことはよく分かりません(正直、最後まで真面目に見てないから、「産業構造の大転換」が具体的にどういうものなのかよく把握してません)。
ただ、感覚的には内需拡大が必要なんだろうなってことは分かります。私が思うに日本製品は魅力的なものが多いですよ。
でも、ほんと金が無いから買えない(笑)。100万円あったら、いえ、1000万円あっても、日本製品を1日で買いきる自信ありますもん(笑)。
そういう人多いのではないですか?。そういう人たちにお金を回す。それでうまく回るのではないですか?(『回す』方法はよく知りません・笑)
とにかく、日本経済を「廃墟」にする必要なんてないのではないでしょうか。んなことしたら自殺者も増えるでしょうし。
経済学には庶民感覚っていらないのかなぁ・・・。

| 2010年05月24日 00:51

かぴばらさん、大変有意義なリンクのご紹介ありがとうございました。もう口蹄疫と人類の戦いは長く、殺処分による撲滅か、治癒による共存かは国ごとに選択する対応が違ってきているのですね。一週間や長くても一ヶ月で治る病気に殺処分はなんとも疑問です。肉骨粉の危険性はスルーして、工場排水の垂れ流しも、血液製剤のHIV感染も、放射性廃棄物の半減期2万年もスルーして、口蹄疫は殺処分。危機対応のバランスに疑問です。

カバが口を掃除する鳥と共生するように、お互いに得のある関係を努力できないものか。今のままでは牛になんの得もない。あらゆる生物に得のない人間の存在はサナダムシ以下の寄生虫というところか。経済的なエゴを理由に天災を力ずくで押さえ込んでいるウチは共生なんてほど遠い。

利龍 | 2010年05月24日 00:38

インフレターゲットででてきた式ですが、
本来、名目金利がマイナスなのにゼロに高止まりしているのが
問題なのではないのですか?
インフレにしても実質金利は変わらないとか、問題点が
ずれているような気がしますが。

しま | 2010年05月23日 23:14

インタゲについて(part2 12:32-)


前提)

デフレで実質金利が高い。インフレにすれば金利が下がる。投資が増える。

名目利子率=実質利子率+インフレ率


インタゲ論)

名目金利が一定ならば、インフレ率を高まれば実質金利が下がる。

反論)

実質金利は下がらない。インフレ率が高まれば名目金利が高まる。


3 = 2 + 1
3 = 1.5 + 1.5
3.5 = 2 + 1.5

設問1(5点)
以上の議論を踏まえ、「インフレにしても実質金利は下がらない。」ということを500文字以内で説明せよ。

マル激合格必勝シリーズ | 2010年05月23日 21:17

toyokawaさん | 2010年05月23日 16:05のご見解に同じです。

神保さんには誠に申し訳ないですが、私は野口某を「世間を善き方向に導くべく経済を分析し論ずる者」とは全く否定して来ています。

1.今を去る20数年前、バブル崩壊に至る迄の数年間の非合理的な熱狂を、特に不動産バブルを煽り立てて当時のジャーナリズムで露出を誇っていた人物二人の内の一人です。
曰く、「此処で今、不動産を買わない人達はバカだ」と言わんばかりに・・。
(あとの一人は、社会的には姿を消しました。ご自分の不明を恥じてのことかどうかは知りませんが・・。)

2.野口某は当時の反省も総括もしないままに生き永らえて、何時の間にかジャーナリズムでの露出を増やしている。久し振りにどのような意見を吐いているのかなあ?と本編を見聴きしました。
為替や経済に永く生きて来た私には、野口某の間違い(※注)が其処此処に目に付きました。
例えば、
1)日本の外需依存過多は、彼がいう2000年代のことでは全くない。卑近な例を挙げれば、AmongOthers、1985年のプラザ合意の背景には「日本の外需依存過多」があったことは学術的にも自明の事実として確認されている。
2)曰く「日本の貿易黒字がアメリカに還流して、日本からの自動車輸入に回り、日本の自動車産業が潤った」。
日本の貿易黒字は米国債購入としてアメリカに還流しているのは正しいが、それが日本の自動車産業を潤わせたと結論付けるに至っては、「風が吹けば桶屋が儲かる」式の落語でしかない。経済学者の台詞ではないでしょう。

  (※注)この低次元のことは、経済学者としては「間違い」ではなく、明らかに「意図的な嘘」だと思います。

CrazyDog | 2010年05月23日 20:38

この人はいつまで経っても官僚のままなんだな。
「産業構造の転換」などと言っているが、そんなことができると本気で思っているんだろうか。
誰が主体で、どんな方策を通じて行うというのだろう?

もしそんなことが可能だとしたならば、その主体になりうる人は大儲けできるはずだ。
しかも、野口先生は「金融緩和したから産業構造の転換に失敗した」とまで言っているわけだから、実質金利が高い状況でそれが可能だといっているわけだ。

そんな天才が存在するのか?
そんな革命的な方法が存在するのか?
アメリカ人ならそれが可能だとでも言うのだろうか?

日銀が金融緩和していると言っても、FRBのようにつぶれかけた企業の手形とか、証券化された不動産担保ローンを片っ端から買っているわけではない。
一定以上の格付けのCPを買っていただけで、量としても不十分だったから現在の状態になっていることをこの人は分かっているのだろうか?

この人はマクロ経済学の専門家ではなく、企業ファイナンスに特化して講義していて欲しい。

dqndoc | 2010年05月23日 20:02

今回の話題とは関係のない話題で恐縮ですが、官房機密費問題について少々…。(若干長めなのはご容赦ください。)
神保さんは、この問題について否定的とまでは言えなくとも、ずいぶん消極的ですね。TBSラジオDigのUST反省会でも、この問題を番組で取り上げることを牽制するかのような神保さんの「屁理屈」を一度ならず聞きました。
先々週だったか、神保さん不在のNコメで申し訳程度に取り上げられてはいましたが、結局、この問題は闇に葬られるんだろうな…という諦めの感を抱くのを禁じ得ません。
私自身は何が何でも取り上げるべきだと考えますが…。理由は究極的にはただ1つ、他のメディアがほぼ完全に無視しているから。

もっとも、この問題を取り上げることに何となく消極的な理由は、機密費の恩恵を受けたマスコミ関係者等の範囲が計り知れず、それを取り上げることによる今後の神保さんご自身の活動への支障を慮ってのことなんでしょうね。たとえば、ビデオニュースで半レギュラー化しつつある青木理さんなども以前、微額ながら外務省から便宜供与を受けていた旨発言されていますからね。むやみにこの問題を取り上げれば、いままで協力してくれていた(特にお偉方系の)ジャーナリストから敬遠され、そっぽを向かれるおそれもある。最悪、ギョーカイにおいて「ハミ」にされかねないw また、この問題を取り上げるとすると、たとえば青木さんと三宅さん…?wとの間で「線引き」することは避けられないが、その線引きに恣意性が紛れ込むことは避けられませんしね。
取り上げることによって得られる利益と、取り上げないことによって確保されている利益とを秤にかけると、後者の選択に傾く理由は、勝手ながら、その他「いろいろ」考えることができます。
神保さんも真空中で活動しているわけではないのだから、一応は理解しますよ。所詮、神保さんも日本の「じゃーなりすと 『ムラ』」で活動する1人にしか過ぎませんしね。

しかし、記者クラブ解放など、日本のメディアの現状からすれば「青臭い」議論を今まで散々展開してきたんだから、この問題にほおかむりするのは一貫性がないのは明らかですよね。誰かが言っていましたが、これこそ真に、「政治と金」の問題、政治に絡むメディア問題ともいえますから。また、今までの「慣行」は慣行として今後は気をつければいいじゃないか、と自己正当化するのもいけません。そうだとしたら、外務省密約問題を“けしからんことだった”ベースで、平成の世に批評している今の報道姿勢はどうなります? 「よらしむべし」が日本の政治的伝統だったんだから、いいじゃないの、肩肘張らずに、昔のことは忘れて今後に目を向けましょうや、と言われておしまいですよ。
「青臭い」事実(しかも、御年五十に近い大人が指摘するには、かなーり「青臭い」事実)を喧伝してきた者の責任っていうのも考慮に値するんじゃないですか。
恥ずかしくありません? この問題だけスルーってのは。そもそも「○激」ってタイトルも、扇情的要素をはなから含んでるでしょうがw
何もビデオニュース本編で取り上げろとは言いません。Nコメ中の一コーナーで(Digでも結構)、ネット等の上で分散的に公表されている事実、機密費とメディアとの関係の発端・経緯・歴史、そして機密費を相当額受取った者の「報道関係者」の実名(宮台さんも知りたいとおっしゃってましたね。なお、少額受領者、「議員」等の実名は結構です。恣意的! w )等の情報を一纏まり、まとまった段階で報じてくれれば、とりあえずは十分です。

以上記載の事実が単なる妄想であり、馬鹿げた意見だ 等々、考えるところがおありなら、神保さん側(番組製作サイド)から反論願います(ただし、前記反省会中で述べていた「屁理屈」はもう結構ですw)。万が一、上記のような心配ごとが当たっているとしても、それを懸念するのは杞憂だと思いますがね。
まあ、でも、こういうコメントは、黙殺するのが最も合理的な選択肢ですかね (そもそもこのコメント欄を神保さんが読んでるかどうかも疑わしいしが…w)
最後に、それでも私は、ビデオニュースを支持しますよ、警戒感を今までよりも相当高めに増しつつ…w。

サンクトペテルブルク | 2010年05月23日 17:23

 経済の復活には、根本的には、産業構造改革が必要というのは、そのとおりでしょう。しかし、それにはクリアしなければならない問題が多すぎる。今の政策は延命策にすぎず、ジリ貧だといわれればそうかもしれませんが、私は肯定的です。いまの政策に落ち着いていることにわが国としての評価を与えていいと思います。
 春夏秋冬が必要なのです。いまは秋です。そして思索するときです。そしてこの時間をいかにつくるか、いかに過ごすかということがむしろ課題なのです。
 文化的にも、いまいろいろな分野でいい水準のものが生み出されていると思います。
 われわれがすべきことは、短絡的に破壊−再生を望むことでなく、長い時間の循環を想起することです。

ma | 2010年05月23日 16:59

分かりやすい話だったが、日本が産業構造を転換できないのは、またまた製造業から会長が就任した経団連が企業を序列化して新興産業の頭を抑えているのが一番の抵抗勢力という気がするのだか。
政治が経団連と絶縁すれば産業構造も転換できるのではないか。

toshiaki | 2010年05月23日 16:28

つづく経済学てのは難しいですねえ
あっちの先生の話もなるほど、
逆の先生の話もなるほどと、何を信じればよいやら。
ただ、このままじゃだめなんだなとは思いました。

おっちゃん | 2010年05月23日 16:25

経済学者として矩を超えない態度はともてよかったです。
逆に言うと、社会学系の学者、一般ジャーナリスト、TVのコメンテーターなどが
わかった風に経済を語っていることが経済議論を迷走させている原因と思います。

さい | 2010年05月23日 16:22

様々なメディアで、中国インドなどを卑下、差別、もしくは遅れているという意識丸出しの言論をよく見かけるが、そろそろ改めてはいかがだろう。「奴隷のような労働者が」云々のくだりなど、労働者の奴隷具合は日本と目くそ鼻くそだ。日本の方がまだまだ進んでいると思いたい気持ちは分かるが。
「シリコンバレーのように外国人(ホワイトカラー)を呼ぶ」の部分は、ほとんどブラックジョークのよう。日本人が大金持ちになるチャンスのないところに外国人(ホワイトカラー)が来ることはなく、チャンスのあるところに流れる。日本人でさえ流れる。

tip | 2010年05月23日 16:11

本編

野口先生は最近の論文を見ていても劣化が激しいと思っていました。話を聞いて「やっぱりそうか」と再認識しました。

消費者物価指数が下がってるのにデフレじゃないとデフレの定義を否定してみたり、2000年代初頭が異常な円安で今の殺人的円高状態が正常だと言ってみたり、おかしなことは色々あります。しかし最も気になるのは政府と中央銀行による信用創造について全く言及していないことです。

米国も中国も、そして今回は欧州も、どの国も政府と中央銀行が莫大な信用創造を行って自国経済にテコ入れしています。対して日本は何もやっていないに等しい状況です。というか役人がせっせと天下り先に埋蔵金を溜め込みマクロ経済的には景気を冷やしているわけで。

1ドル90円程度の円高で潰れる企業は経営者が悪いという議論は経営コンサルならしていいかもしれません。しかし経済政策立案者が言うべき話なんでしょうか。デフレと円高に振って生きてるだけで精一杯みたいな状況にさせておいて「アメリカへの留学が少なすぎる」とか、どういう神経で発言しているのかと思います。

産業構造を転換したければインフレに振らないとダメでしょう。現状のデフレはチャレンジャーを罰する状態です。投資したら損な状態です。こんな経済環境で産業構造なんて転換できるはずがありません。それを「経営者の甘えだ」と言うのは経済政策立案者の甘えです。

この先生はもうダメですね。浮世離れしすぎ。最近のマル激出演者で言えば名古屋の河村市長の感覚が普通だと私は思います。

toyokawa | 2010年05月23日 16:05

今回の本編の野口先生のお話は、とても説得力を感じました。
時間をかけたインタビューでマルゲキらしい満足感を感じました。
この数回の本編のなかでもっとも参考になるお話です。
時間をかけてお話を聞くべき人を呼ぶことが、大切なのだと思いました。
野口先生のお話はさらにいろいろとうかがいたいと思います。

先週のNコメで口蹄疫をとりあげなかったことにはちょっと驚いたのですが、今週はゲストを招いておられたので、専門性を踏まえた準備をするべき話題であると判断しておられたのであろうと、納得しました。
(もっとも、今回のように、大学教員には他人や素人に説明をすることを不得手とするかたもおられ、インタビューアーの質問の意図を理解しないで答えるようなので、思いもかけない情報が、このほかにあるのではないかという気持ちになりました。)

口蹄疫の感染肉を食べても大丈夫かどうかについては、「食べたがる人はいない」という経済的理由に到達したような印象を受けたのですが、
もし、一億人が週二回食べたとすれば年に100億回(10の10乗)の試行となり、一回の食事がもし、100回の感染実験にあたるような試行となっていれば、10の12乗の試行となりますので、人畜感染の変異体を取得することができるような回数の感染実験の試行になってしまうのではないかという危惧を、素人ながら、感じます。
そういう意味で、病死肉は食べない、という常識的感覚的な選択は、生物種として正しいのではないかと感じます。

hitokotoan | 2010年05月23日 15:25

日銀の広報の人の金融経済情勢についての講演を聴いたことがあります。そのとき、今回の金融危機の資金源は、3つあり、
(1)欧米の住宅バブル
(2)日本の円安バブル
(3)新興国の投資バブル
で、日本については、低金利政策と量的緩和による円キャリー取引資金がサブプライムへ
と言ってました。

non | 2010年05月23日 14:46

日本経済の状況がよく理解できました。おもしろかったです。

しかし、「日本経済の先行きは暗いです。産業構造改革をしないといけないけれども、おそらく政治的リーダーシップがないから無理でしょう」という予測。それに対する処方箋は、結局「ない」ということで良いのでしょうか。

先行きは暗いのなら、少しでも何か事態を好転させる具体的な努力をしたいし、しなければならないと思うのです。「無理でしょう」といって何の処方もないなら「デフレ宣言をして対策は何も打ち出さなかった」政治家となんら変わらないような気がしますが、この点はどうなのだろうか。

bold_tree | 2010年05月23日 14:41

 ◇「起訴相当」11人、7月末全員交代−−検察審査員
 検察審査会は一般市民から選ばれた11人で構成され、その任期は半年で、約半数が3カ月ごとに入れ替わる。4月27日に全員一致で小沢氏を起訴相当とした東京第5検察審査会は5月1日で6人が交代し、5人が残った。

 同審査会は第2段階の審査に入るが、残る5人の任期が切れる7月末までに議決すれば5人は判断を維持する可能性が高く、その場合は新任6人のうち3人の同調で小沢氏は強制起訴される。議決が8月以降なら前回の議決に加わった審査員はいなくなるため、議決の時期も注目される。

 JR福知山線脱線事故と明石歩道橋事故は審査員全員の交代後に起訴議決を出した。小沢氏の弁護側は「新たな審査員が判断すべきだ」とする上申書を審査会に提出することを検討している。【三木幸治】

(コメント)
検察審査会のメンバーは、4月末の議決のメンバー11人のうちの半数以上の6人は変わっています。
ほかの先進国では有罪率70〜90%ですから、日本の検察庁の起訴する基準が異常に高すぎるのが問題なのではないでしょうか。
「検察が起訴したら有罪確定」という検察神話(行政官僚の無謬性)を守るために、負けたくなり検察官僚が、起訴する基準高くしすぎているのが問題です。その点では、郷原元検事(元官僚)も旧体制の人間だと思います。

かりめろ | 2010年05月23日 13:03

竹森俊平「資本主義は嫌いですか」では、バーナンキやロゴスの議論として「新興諸国での金あまり」が、サブプライムローンを産んだという指摘をしていまうす。経済成長で金を得たが、国内には投資して見返りのある産業がない、だからアメリカに投資したことが、資金の過剰供給→住宅バブルにつながったという理解です。

しかし野口教授の議論だと(16:15くらいから)、これに日本も参加していたことになります。輸出で儲けた分をアメリカに再投資した……これは正しいのか疑問に思いました(そういう側面があったとしても他の新興諸国の額とくらべて、貢献度は小さいのではないか、とか。)

strongaxe | 2010年05月23日 11:46

日本はもう一度
敗戦を経験しないといけないんですね
辛いことですが・・・

あーちゃん | 2010年05月23日 11:32

本編

経済素人の私にとって、野口先生のような無駄の無い親切な語り口は非常に有難いです。今回のマル激をベースにして経済のことを少しずつ勉強していこうと思います。

電気自動車の話が出ると、いつも決まって子供のころ夢中になったミニ四駆を思い起こします。時代はようやくミニ四駆に追いついたということでしょうか。自動車の構造が単純になれば、まるでミニ四駆を改造するかのようにパーツを選んで車を改造することができるようになる…のでしょうか。そうなると、むしろ車離れに歯止めがかかるような気もします。

とにかく、これからの競争が益々「右脳勝負」になるということははっきり分かりました。そうなると、(私のような手遅れの人間はさておき)旧式の教育を受けている子供の将来のことを考えずにはいられません。まずは美術や音楽を「副教科」扱いするのを止めることから始めるのはどうでしょうか。

kimukimui | 2010年05月23日 10:26

ホワイトボードを用意してくださいよ。。。

レンガ優先ですか、そうですか。。。。。。

匿名 | 2010年05月23日 10:06

利龍さん、
普段からワクチンは、ウイルスの型が多くありどれを接種すればよいか分からない。ワクチンを接種すると抗体ができ感染動物との区別ができなくなってしまう。
などの問題があるようです。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf116.htm

感染したものを食べればいいのではということに関しては、病気の家畜は出荷しないというのが大原則です。口蹄疫だけ良いことにする理由が必要でしょうね。他の部分で神経質なぐらい食の安全を要求することとの整合性も必要です。

かぴばら | 2010年05月23日 03:20

今から視聴するわけだけど、まさか野口教授がマル激に出演するとは思わなかった。驚いた。どうやって宮台さんや他のマル激スタッフと絡むんだろう?謎である。

びっくり仰天(笑) | 2010年05月23日 02:14

今回のマル激は目から鱗でした。
番組で以前、宮台先生が仰られていたように、一度だめにならないと人間は変われないのかもしれません。私も含め日本人全体の頭が固くなったのかもしれない。

Devaun | 2010年05月23日 01:20

不謹慎ですが、先週とは打って変わって今回の番組は面白かったです。とことん絶望させられる内容でした。池田信夫氏は「希望を捨てる勇気」というまともな本を書きましたが、この番組に比べればまだ生ぬるいです。

アカデミックな内容でしたが、私のような一般人にも分かるように説明できるとは、野口さんはよほど頭のいい人なんでしょう。彼のような優れた知識人をマンションの一室に呼んで、言いたいことを言わせ、ブロードキャスト出来るということは、マル激はスゴイ番組だということです。先週のように、労働組合利権にどっぷり漬かった政権のこま使いの様な人間に、美しい歌を歌わせるよりも遥かに有益です。

「昔の日本は良かった。」という人は、「ALWAYS三丁目の夕日」のDVDでも見ながら、お酒を呑んで楽しい時間を過せばいいのです。
そうじゃない人は、マトリックスの世界から出て厳しい現実に立ち向かい、対決して血を流し、真の理想を目指すのです。厳しい、絶望的な現実を率直に語り、戦う姿勢を示す政治家がいないことは非常に悲しいことです。

戻り鰹 | 2010年05月23日 01:03

宮台氏の主張している意図は分かりますが、Twitter初心者の私としては90フォーロが無い奴は云々は、カンにさわりました。

福間 輝雄 | 2010年05月22日 23:03

>肉が売れないから殺す・・・畜産業はいつまで命の尊厳を無視したお金儲けを続ける気なのだろう。最終的に食うなら、せめてその動物の生涯が幸福なものになる努力くらい、味の面から考えても損はないと思うが。

ここのところ、内容が飛躍してつじつまの合わない文になってしまいました。口蹄疫にかかった家畜は出荷されない。私は危険がないなら食えばいいじゃないかと思っているので、「最終的に食うなら」という普段から畜産業に感じているいらだちと繋げてしまいました。訂正します。

利龍 | 2010年05月22日 22:10

口蹄疫について。
世界的な指針に基づいて広がらない対応策をしたとの事ですが、普段からワクチンを打っておくという選択肢はその指針にはないのでしょうか?

狂犬病は日本においてはほぼ皆無ですが、海外からもし入ってきたときの対策だとして、今も毎年ワクチンを打つことが定められています。これは長生きするしないの違い?どうせ食う命にワクチンにかかる金がもったいない?肉が売れないから殺す・・・畜産業はいつまで命の尊厳を無視したお金儲けを続ける気なのだろう。最終的に食うなら、せめてその動物の生涯が幸福なものになる努力くらい、味の面から考えても損はないと思うが。

やられて嫌なことは他人にしないと、子供に教えて育てたいが、大人や社会がコレではどの口で言ったものか。命を大切にする教育とは、いやがる小学生にニワトリを絞めさせ、泣きながら解体させるトラウマ経験よりも、こういうところから大人が姿勢で示していくことじゃねーのかと常々思う。

これを期に日本の畜産業が壊滅して、その運営方法を根底から考え直す機会になればと願う。

利龍 | 2010年05月22日 21:59
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