マル激トーク・オン・ディマンド
米国産牛肉輸入問題とは何だったのか
マル激トーク・オン・ディマンド 第241回(2005年11月04日)
米国産牛肉輸入問題とは何だったのか
 先の食品安全委員会の答申案決定を受けて、アメリカ産牛肉の年内の輸入再開が事実上決まった。しかし、厳しい条件がつけられた答申の内容が指し示す通り、食品安全委員会の審議は、食の安全とはかけ離れた次元で、政治や外交にもみくちゃにされた結果でもあった。
 問題点を一つ一つをあげればきりがないが、問題の根底にはやはり小泉政権が一貫してとってきた日本の対アメリカ追随路線があったことは否定できない。アメリカから強く求められれば、日本国内の正規の政治・行政プロセスを歪めてでも、最後には必ずアメリカの要求を満たさなければならなくなっているのが、今日の日本の実情ではないか。
 なぜ日本はデュープロセスを曲げなければならなかったのか。日本に他の選択肢はあったのか。BSE問題をアメリカから取材し続けてきた神保氏の報告をもとに、一連の牛肉外交の虚実を今あらためて掘り起こしてみた。
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