マル激トーク・オン・ディマンド
格差が少子化を加速させる
マル激トーク・オン・ディマンド 第362回(2008年03月08日)
格差が少子化を加速させる
ゲスト:山田昌弘氏(東京学芸大学教育学部教授)
 格差社会の現出は、日本をどう変えようとしているのか。
 4年前、山田昌弘氏が「希望格差社会」を出版した当時は、日本社会に「格差」が存在するかどうかが論争になるほど、格差問題への危機感は低かった。今や格差は自明のものとなったが、山田氏は早急に社会システムを構築しなおさないと、今よりもはるかに危機的状況が30年後には現れると警告する。それは、格差の影響が、最も大きく現れているのが、少子化問題だからだ。
 日本の出生率は、他の先進国同様に、1970年代からゆるやかに低下傾向にあった。80年代は、「少なく生んで大事に育てる」という子育てについての意識の変化や、「独身主義」、「DINKS」といったライフスタイルの多様化が理由にあげられたが、日本の少子化傾向は90年代以降も歯止めがかからない。危機感を抱いた政府が、エンゼルプランや少子化対策基本法などさまざまな対策をとってきてはいるが、2007年度の合計特殊出生率は、1.32と先進国でも最低のレベルになっている。
 山田氏は、90年代後半以降の少子化を加速させたのは「格差問題」であり、中でも「若年男性の収入の不安定化」が最大の原因と指摘する。90年代から日本的な年功序列賃金モデルが崩壊し、非正規雇用者が増大した。終身雇用制度が一般的だった時代では、将来の賃金増が見込めるために、低収入の若者も、結婚して、安心して子どもを産み育てることができた。しかし、現在の若い男性は、親の世代同様に結婚願望は強いが、不安定な雇用と上昇が見込めない賃金による将来への不安から、結婚・出産をためらう意識が強くなっている。
 こういった低収入の若者の存在は、親に寄生して生きることが許される「パラサイトシングル現象」のために、これまで表に出てこなかったと山田氏は語る。欧米では、若者は貧しくても自立せざるをえないが、日本の若者は生活水準を下げて自立するよりも、両親と同居して生活費を負担せずに生活水準を維持する傾向が強かった。そういった彼らが今や「結婚願望はあっても、結婚できない独身者層」として固定してしまっていると言うのだ。
 一方、「男女共同参画社会」がうたわれながら、人々の意識が変化していない点も、「少子化」が加速する背景にあると山田氏は言う。近年、男性側は「共働き志向」が強くなり、家事や育児への参加意識も高まっている反面、女性の「専業主婦願望」も顕著に伸びており、女性が夫となる男性に「安定的な高収入」を求める傾向は強くなっている。こういった男女の意識のミスマッチも、「非婚化」や「晩婚化」に拍車をかけているというのだ。
 このまま格差の拡大と少子化が進めば、日本の男性の3割は、独身のままで一生を終え、45%は子どもも持たないと推計されている。「子ども2人の夫婦」という家族モデルが、少数派になってしまうのだ。そして、急速な少子化と同時に進む高齢化によって増える社会保障負担が、更に格差を拡大させる可能性がある。
 今回は、神保哲生に代わり、ジャーナリストの斉藤貴男氏が司会に加わり、「希望格差社会」や「パラサイトシングル」の名付け親として知られる東京学芸大学教授の山田昌弘氏をゲストに迎えて、格差社会がもたらす影響、特に少子化を加速させる面について、語り合った。

マル激トーク・オン・ディマンド 第260回(2006年3月23日)
希望格差社会を生き抜くために
ゲスト:山田昌弘氏 (『希望格差社会』著者・ 東京学芸大学教授)

山田 昌弘やまだ まさひろ
(東京学芸大学教育学部教授)
1957年東京都生まれ。81年東京大学文学部卒業。86年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。86年、東京学芸大学助手、同講師を経て、91年同助教授。93年カリフォルニア州立大学バークレー校社会学部客員研究員、94年東京学芸大学助教授に復職。04年より現職。著書は『希望格差社会』、『少子社会日本』、共著に『「婚活」の時代』。

斎藤 貴男さいとう たかお
(ジャーナリスト)
1958年東京都生まれ。81年早稲田大学商学部卒業。93年英国バーミンガム大学大学院国際学部修了。『日本工業新聞』記者、『プレジデント』編集部、『週刊文春』の契約記者を経て、90年よりフリーに。著書『機会不平等』、『分断される日本』、『心が支配される日』
この記事へのコメント

◆欧米の殺人件数は多いから、また、軍隊や戦争の犠牲者も多いから、人口維持・労働力維持のためにも、たくさんセックスをして、出産・子育てするのは理にかなってるんじゃないか?w
◆かたや日本は安全だし長寿国だし娯楽も多いし適度な経済力もあるから、出生率アップするのもどうですかね?(しかも、日本は中絶大国なんでしょ?)
◆欧米の殺人件数は多いから、また、軍隊や戦争の犠牲者も多いから、人口維持・労働力維持のためにも、たくさんセックスをして、出産・子育てするのは理にかなってるんじゃないか?w
◆かたや日本は安全だし長寿国だし娯楽も多いし適度な経済力もあるから、出生率アップするのもどうですかね?(しかも、日本は中絶大国なんでしょ?)
◆欧米の殺人件数は多いから、また、軍隊や戦争の犠牲者も多いから、人口維持・労働力維持のためにも、たくさんセックスをして、出産・子育てするのは理にかなってるんじゃないか?w
◆かたや日本は安全だし長寿国だし娯楽も多いし適度な経済力もあるから、出生率アップするのもどうですかね?(しかも、日本は中絶大国なんでしょ?)
◆欧米の殺人件数は多いから、また、軍隊や戦争の犠牲者も多いから、人口維持・労働力維持のためにも、たくさんセックスをして、出産・子育てするのは理にかなってるんじゃないか?w
◆かたや日本は安全だし長寿国だし娯楽も多いし適度な経済力もあるから、出生率アップするのもどうですかね?(しかも、日本は中絶大国なんでしょ?)
◆欧米の殺人件数は多いから、また、軍隊や戦争の犠牲者も多いから、人口維持・労働力維持のためにも、たくさんセックスをして、出産・子育てするのは理にかなってるんじゃないか?w
◆かたや日本は安全だし長寿国だし娯楽も多いし適度な経済力もあるから、出生率アップするのもどうですかね?(しかも、日本は中絶大国なんでしょ?)

そういえば | 2008年03月29日 20:45

山田氏は「男女共同参画社会が遅れていることが、少子化の原因である」ということを言っていたが、これは赤川学が「子どもが減ってなにが悪い」(ちくま新書)で統計的に裏付けられないと批判していた議論で、しかも宮台氏が自身の私塾で取り上げていた本だったと思うので、お二人のあいだで本来なら対立してしかるべき場所だったと思うのに、そうならなかったのがものたりないです。

strongaxe | 2008年03月29日 15:26

斉藤さんの司会も良いですね。著書を読んでいると、もっと押しの強い人かと思いましたが、落ち着いていて話も聞きやすいです。

AG | 2008年03月16日 10:15

>浅田彰を真似してももてません。 | >2008年03月12日 23:10

日本語勉強したほうがいいなw
論理性・読解力・基礎教養・想像力・推察力・観察力に欠けたバカじゃんw
女性の話は聞き飽きた。いつも周囲に女性がいて、しかも、世界各国の女性の話に耳を傾けよく理解・共感したけど、やっぱりほとんど下らないw しかも同じことの繰り返しだから聞き流すだけ。庶民の関心を測定する意味ではたまにはいいけど、バカ話をいちいち傾聴しても、せいぜい女の鈍感さ(感性の無さ)、趣味範囲の狭さ、底の浅い思考、大げさでわざとらしい感情表現、クソババア同士のバカデカイ声(世間話)、悪趣味なセンスなどにイライラするのがオチ。
もちろん、重要な極秘情報、特別な性質をもつ情報、利用価値のある話。そういうのを握ってる女は例外だけど。
それにしても、自分のことを理解してもらいたがってる男なんて、いるんですかね?コミュニケーションを楽しむ男がいるならわかるけど。
そういえば、日本人女性はそうでもないけど、欧米人女性(とくに米国女性)は何であんなに男をナンパす

??? | 2008年03月15日 04:07

>>ニルヴァーナさん
いつも思いますが、ヘラヘラしながらしゃべってるのって、人をバカにしてるようにしか見えませんね。

?? | 2008年03月14日 12:16

山田昌弘さんは、自嘲気味に笑いながら喋るので、
見ていてイライラしました。

男が論を張るときは、もっと堂々としなければなりません。

ニルヴァーナ | 2008年03月14日 02:38

>結婚しても意味ないなー(普段からモテるし、ナンパもできるし)。


・女の子に気軽に声をかけるということは、「要は一発やらせろ」ということだから性急で野心的なオスはそんな面倒くさいことはしない。

・ダメモト精神でやっているのだろうが(でなければプライドが追いつかない)、性急で野心的なオスはそういうことをアホらしいと思っている。

・性急で野心的なオスは出会いにロマンティストで、出会いを大切にしている。

ちなみに性急で野心的なオスとはメジャー級のスターのこと。

今では100人や200人女がいなくてもおかしくはないメジャー級のスターばかりに村上龍が「若い内に気軽に女の子に声をかけれましたか?」とインタビューしたところ、誰も、かけてた、といわなかったという。

(『すべての男は消耗品であるvol.1』参照)


>世界中を見渡しても私に合う女性はいないですね。

まずは、自分を理解してもらいたい、という気持ちよりも女性の気持ちを理解するよう心掛けましょう。
女性は理解してほしい、という気持ちがとても強いのです。
自慢話より、女性のお話に耳を傾けましょう。

例えば、浅田彰にとっては、本当に下らない、と思うような話かもしれませんが、そんな態度ではいつまで経っても結婚できません。

浅田彰を真似してももてません。 | 2008年03月12日 23:10

結局、夢を見ないで大企業の正社員か公務員になってコツコツ働けってわけだろ?
それじゃあ、こないだノーパンしゃぶしゃぶやってたどっかの事務次官が言ってたことと同じじゃん。
別のとこじゃNPOやってるやつとかゴミ扱いしてたし。こういう輩には自営業とかデイトレとかやってたらバカ扱いされそうだ。でも、ビデオニュースだってビジネスとしては成り立たなくても、市民メディアを作るという、理想の下にやってきたんじゃないか?
まあみんなが家族社会学なんて役に立たない学問やって給料貰えりゃ仕事には困らないだろうけど。
まさに問題提起できても問題解決できないという典型的パターン。
これが、不安煽りビジネスってやつじゃないかね?

?? | 2008年03月12日 17:33

まあパラサイトが減れば環境破壊を促進するのは確かだろうね。

ところで、非正規雇用者だって組合だけじゃなくて共済を作ったりもできるわけだからそういう動きを支援していくのも大事。
ただ、第3号被保険者などがあり、パート主婦は社会保険に入りたくない人が多く、こういう問題が正規、非正規の格差を広げてしまったことにも留意しておく必要がある。
それと、山田が言う家庭こそ、トレンディードラマや年金のモデル世帯のようなケースに過ぎないと思うが。
問題提起はわかるが、今までは良かった、これからは大変だ、構造改革は賛成とか欧米はこうだとか、議論が中途半端で一体どうしたいのかが見えてこない。
うがった見方をすれば、本を売りたいだけなんじゃないかという気がしてならない。

? | 2008年03月12日 12:01

斎藤貴男さんの進行とても良かったです。次回の登場が楽しみです。

Subscriber | 2008年03月11日 21:46

 労働組合が非正規雇用の人を放置したとのお話には違和感を覚えます。少なくとも私が知っている範囲でも、パートのおばちゃんが所属している労組もあるし、非常勤講師が立ち上げた労組もあります。それも20年以上前からの話です。また、非正規の人にオルグしたけど「そうした団体には関わりたくない」と拒否された体験を持っている人さえいます。確かに数は少ないし規模も小さいですけど、十把一絡でダメだしするものいかがかと思います。
 宮台氏の周囲に、非正規であるがゆえに職場の労組の救済を受けれない人がいるとのお話でしたが、そういう方がいるのなら、職場の労組に加入できるよう要求してみるなり、自分たちで独自に組合を公然化するなり、手段はいくらでもありますので、きちんとアドバイスしてあげてください。「そうだね。日本の労組はだめなんだよ」で話を終わりにするのでなく、親身になってアドバイスしてあげることも、宮台氏の賞賛するフランスの民衆の連帯感を醸成させるための大きな力になるのではないでしょうか。

Amandla | 2008年03月11日 02:06

 つくづく、この人達はいったいどういう立場で「泣き言」ばっかり言ってるんだろう?と思うね。
 それが仕事だからかい?
 まるで、「泣き言師」か、「職業的おせっかいスト」。
 生殖年齢世代が、格差の拡大で結婚や子作りができなくて、いったい何が問題なのか?
 日本の人口が半減したら、自分たちの犠牲において、環境問題は大半解決するよ。
 不幸な社会は偉大な社会学者を育てる。
 だから、この手の議論はもういいよ。
 本の宣伝にしかならない。

 

パフパフパフ | 2008年03月10日 14:48

まず、ふだんから浅田彰のように学術書を読む男は絶対女と結婚できないよw
あと、パソコンやる男、科学(とくに純粋数学や素粒子論)に関心がある男、高級ワインやグルメを一人で堪能する男、出来が良すぎてイヤミな男、外人の友達が多く外国語がうますぎてイヤミな男、マル激を視聴する男、家事洗濯が女より上手な男、普段TVを見ない男(世俗の流行に疎い男)、海外旅行するけど現地人(の美女)とばかり交流する男、仮に結婚しても各国の景気動向に応じて妻を何度もかえる男、身長6フィートを超える男、各種イベントや公共の場所でハロウィーンコスチュームを着ていく男(かっこいいビジネススーツを着ることに抵抗感を覚える男)、社会学者や精神科医や俺みたいに変態でキモい男、何種類もの楽器演奏が好きな男、ナンパテクニックの習得に励む男、囲碁・チェス・将棋・麻雀にハマってる男、アルゴリズムみたいな思考回路の男。こういう男たちは無理して結婚しない方がいいかもなww

??? | 2008年03月10日 02:04

私なんかはカネとか地位があっても結婚できないな、たぶん。世界中を見渡しても私に合う女性はいないですね。結婚しても共通項がほとんどないし、ふだんの生活が自己完結型だし。それに各種ネットワークもサービスも充実してるから、結婚しても意味ないなー(普段からモテるし、ナンパもできるし)。そういえば、子供が欲しければ、他のアジアから養子をもらえると思うし(移民がきても私は英語でも何語でも対応できるし)。

??? | 2008年03月10日 01:24

>現在の若い男性は、親の世代同様に結婚願望は強いが

本当ですか?まともなデータに基づいて調査は行われたんですかね?昔の方が切羽詰まってたというか余裕がなかったんじゃないの?惰性というか同調圧力に負けて大して検討もせず適当に結婚してたじゃないか、昔の人たちは(「出来ちゃった婚」なんて今より多かったんじゃないか?)w
それにしても、なんで結婚しなきゃいけないのだろう?たまらん世の中だな。まず趣味が違う。それから文化水準も違う。あと、容姿と性格に問題があるでしょ、お互いに。

??? | 2008年03月10日 01:09

少子化すれば個人の生活は豊かになると思うけど。貴重な資本を少ない人数で活用できるし。かといって、いまから少子化対策しても遅いし、タイミング的に最悪。仮にいまから5〜10年後に出生率が劇的にアップしたら悲惨極まりない。圧倒的な数のクソジジイとクソババアの面倒をみるうえに幼児・小学生・中学生・高校生を育てる負担が重くのしかかる。まさに地獄絵図そのもの。労働人口(20歳前後〜65歳前後)を適度にコントロールするのは難しいね。

少子化でもいいんじゃね? | 2008年03月10日 00:45

 どうも少子化について、議論が中途半場な感が否めません。
 格差が少子化を助長するというのはまったく正しいと思いますが、では逆にもし今の日本で出生率2.0以上になったとして、彼らに満足な仕事を用意できるでしょうか。最近の政府の産業政策を見ればわかるとおり、知的財産、コンテンツ、観光などどれも雇用をそれほど必要としないものばかりです。経済政策的には、いまの人口で生活水準を維持するには、米国のような基軸通貨国として消費大国化するしかないのでしょう。
 しかし、今の財政状況から今後も非正規雇用者に対する厚遇な福祉は期待できないでしょうから、若い世代の希望につながりません。
 諦念というと、バブル後の経済疲弊のとき経済学者が述べていましたが、あの破綻から結局、若者や社会を切り捨てることで経済は復活したのです。
 つまり同じ諦念が経済から社会に移行したのです。
 出生率について言えば、欧州は日本より成熟化社会に突入するのが早かった分、いま実施している少子化対策の施策が機能していると思います。日本の少子化対策が機能するのはあと10年くらいしてからでしょう、そのころには少し社会のマインドが変化しているでしょう。
 今のわれわれにとって、少子化は問題と捉えることはできず、社会の現状確認事項ということでしかないと思います。

ma | 2008年03月09日 20:18

宮台さんが秋山仁氏の11人目以降に出会う人はそれ以前に出会った人よりも
良くないという言説を引き合いにだしてもねえ・・・
宮台さんはちょっと前に結婚したばっかじゃん笑ってことになりますよ。

恋愛の市場化になって一極集中になったというのもどうも胡散臭い気がしますね。
ヤッてるヤツはヤッてますが、今では逆に何股もかけるのは至難の技ではないですかね。
昔は据え膳食わぬは男の恥という言葉がありましたが、
今では女性の力が強くなり、女性の独占欲も凄まじいものがありますよ。
自信がない分、または故にか、プライドや独占欲が高い女性も多いですよ(男もですが)。
男の言い分としてこれは補足しておくべき事柄だと思います。
まあ、でもお互い好きでもないけど・・・と思いつつ一人になるのも寂しいしということで付き合っている場合がほとんどじゃないですかね。
二次元に関しても一般化できるほど浸透しているか疑問です。
まあ、周囲の状況によりますが、生身<二次元なんてやっぱり少数派だと思いますね。

宮台さんは女の論理ばかり引き合いにだしますが、男も相手の束縛に辟易するって状況は多いですよ。

あと、単純に出会いの場が少なすぎることもあると思います。
というか恋愛の市場化になってはじめて自然な出会いとはそうそうないというものが露になっただけではないでしょうか。
元々自然な出会いというのはたくさんあるという前提がマスコミから流される情報によって、
それを私たちは当然だと受け取っていますが、
実際は、そんなにないでしょう。
学校と家の往復や仕事と家の往復じゃ、場合によってはほとんどない。
ですが、むしろそれが普通なんじゃないでしょうか。
そう考えると昔の総合職と一般職というのは良い契機をつくっているといえます。

昔はお見合いなるものがありましたが、それも人為的なものですよね。
今では合コンなるものもありますが、それも人為的なものですよね。
人為的な出会いは数をこなせばそれはそれでいいのですが、それこそ入替え可能性の問題が生じます。
「婚活」なるものを提唱していましたが、具体的にどんなことなのですかね。
合コンに行く、結婚紹介所に登録する、お見合いをする、といったことでしょうか。
となると自由恋愛の延長上で結婚が前提となっている現代では、なまじ結婚紹介所にいくとなると複雑な気持ちになりますね。

と、考えると、自然な出会い、ましてやそこで結婚まで至るというのは極まれであることが、
最近になって露になったに過ぎないと思います。

まあ、動物の世界ではメスを獲得できなオスの方が圧倒的に多いようで・・・

無記名 | 2008年03月09日 12:00

山田みたいにヒトを見下してメシ喰ってるやつが本当の勝ち組なんだよ。
だから、解決策はコミュニケーションスキルを磨けとか、そういう、多くのヒトがわかっててもなかなか実践できない当たり前のこと言うわけだ。

今の50ぐらいの人間がうれしそうな顔して「これからの世の中は悪くなるぞ」って言うのをよく見かけるからしね。

通りすがり(上) | 2008年03月09日 11:02

 番組後半、最後のほうで、宮台先生から『(自分の、または自分に近しい人の)死について考えてみよう』、山田先生から『幸福について考えてみよう』『自分が幸福にできた他人がそばにいると案外、幸福なものだよ』という提案がありました。

 
 特に、宮台先生におかれては、お母様を亡くされて日が浅いということで、死について大変思索にふけっておられるように見えます。

 そこで、一会員として非常に冷酷な要望を出させていただければ、『(自分に近しい方の)死』と対峙し、納得または憤慨し、(死とは縁遠い意味で)日常をまた送る中で、宮台先生がどんなことを考えたのか、参考になった学者の書籍や論文があったのか(ハイデガー云々の件を受けて)、などということをじっくりお聞きしたいと思っています。

 お察しの通り、私は良くも悪くも、これから親を亡くす世代です。だから、『んなもん、亡くしてみりゃわかるよ』と言われればそれまでですが、宮台先生ほどの方が近しい方を亡くされて、タダで済ませるとは到底思えません。何らかの学びに繋げないはずが無い、と勝手に考えてしまいます。学問に精通されている方が『死』をどのように乗り越えようとされているのか、是非お話しを伺いたいところです(葬式の席で『今の心境は?』とマイクを突きつけているようで、本当にすいません)。

 真顔で、『死について、なんですけど・・・』なんて始まっちゃったら、アヤしいサイトに仲間入りしてしまうかもしれませんが、それなら冒頭、宮台先生から
『あなたは死にます→不治の病です→余命は、そうですねえ、長くてあと50年ぐらいです→お気の毒です→そこで・・・』
とかいって始めていただき、神保さんの微妙な表情を受けたあとであれば、何の違和感もなく(?)、宮台先生から『死について、なんですけど・・・』というお話しが伺えるような気がするし、視聴者全員、あらゆる意味で『死の当事者』になれるような気がします(だからって宗教的なお話しに興味はありません)。

 もちろん、『生』や『死』については最終的には個人が悩み苦しみ、自分なりの答えを導き出さねばならないことは、言うまでもないことですし、程度の差はあれ、実際そうしているわけですが、宮台先生のパワフルな一面がより際立ちそうなテーマであり時期であると思い、興味が湧いた次第です。


ヒまじん | 2008年03月09日 10:33

日本人が陥っているニヒリズムについて、宮台先生の意見を聞いてみたいです。

通りすがり - S | 2008年03月09日 08:58

宮台さん

後半、何度も視聴しました。

どんなに巧く設計したつもりでも、人工的な公共心では最後はどこかに歪みが生じるのかもしれません。
出直します。

ただし。

・日本が相当マズイことになってきてるのは事実

・このままでは皆でジリ貧だということも事実

・経済は必ずしも有産階級と無産階級のゼロサムゲームではないということも事実

・どの道、若者はヘタリで闘争どころの騒ぎではなく、あなた方にとって脅威ではないし、それどころか保護が必要なほど、どうしようもなくなってるのも事実

事実は事実だと思います。
が、了解しました。とりあえず一旦、日常へ帰ります。

ragnarock | 2008年03月09日 04:38

そもそもパラサイトシングルがなんで
そんなに非難される必要があるの?

パラサイトシングルの問題は、少子化の問題では、ないでしょうか。

アイヤー | 2008年03月09日 04:38

まだ見るてないのですが、コメントを。
「親に追い出される→低所得者の1人暮らしはつらい→本気でパートナーを探さざるえない」
問題を勘違いしてるようなきがするが。
低所得者であるが故に、結婚できない。

アイヤー | 2008年03月09日 04:19

構造改革は賛成なのにワーキングプアは問題だっていったら解決できないじゃん
何いってんだか

無記名 | 2008年03月09日 03:59

>無記名氏
そもそもパラサイトシングルなんてのはレッテル貼りなんだよ。ニートと同じ。

通りすがり(上) | 2008年03月09日 01:57

そもそもパラサイトシングルがなんで
そんなに非難される必要があるの?

成人したらみんな一人暮らししないといけないんでしょうか?
西欧人の勝手な論理を振りかざしてるだけでしょ。不安定不安定と煽って結婚させないような仕掛けを作ってるだけでしょ。
格差社会というのは事実であって不安を煽ったり個人を攻撃するために使うのは止めろよ

無記名 | 2008年03月09日 01:24

今の世の中は恋愛でも、求人でも、スーパーサイヤ人を求めてるわけ。
普通の女の子がアイドルを求めていたり、企業は安月給で即戦力やコミュニケーションスキルを求めてみたり。
まあこれは本田由起先生の回に通じる問題だなあ。

通りすがり | 2008年03月09日 00:54

 少子化問題に関しての取り敢えずの処方箋は、ゲバルト(=法的強制)によるパラサイトシングル・ニート・引きこもりの撲滅しかない。「親に追い出される→低所得者の1人暮らしはつらい→本気でパートナーを探さざるえない」という図式が結果として生じるようにするしかない。
 具体的には、学生を除く成人が親と同居していることに対してその世帯に対して懲罰的課税をするとか、同居を許してる親の年金はペナルティとして大幅に減額するとか、とにかく「パラサイトシングル」なんて状態が経済的・物理的に不可能な状態を作り出すしかない。
 さらには「成人した子供と親が同居することに抵抗のない日本人のアジア的メンタリティの打倒」ということも同時に必要で、それはメディアを通じたコミュニケーションによって、長期的に実現を目指すしかない。
 さらには親離れ・子離れの促進のために、
1.公立の中学・高校を全寮化
2.学生の1人住まい促進のために、大学寮の設置の奨励・家賃の補助
3.東大・京大・早慶上智などいわゆる偏差値の高い大学を人里離れた山奥に強制移転させ、「高学歴」の肩書きをゲットするためには、寮生活が不可避という状況を作り出す(笑)
4.「非正規雇用者専用の独身寮」みたいなものを人材派遣・業務請負の業界各社にお金を出し合わせて作らせる
など、とにかく物理的に親子を引き離すアーキテクチャーを構築することも必要不可欠だろう。
 このシステムからこぼれ落ちる人も出るだろう。仮に高齢の母親と中年の無職男性の母子家庭に、最初に挙げた「パラサイト懲罰的課税」をしたらどうなるのか? かなり高い確率で「無職の85歳の母親と57歳の息子の遺体が自宅で発見。将来を悲観しての無理心中か?」という結果が待っているだろう。これは人倫的には悲劇である。しかし、それは社会を維持するためのコストとして甘受するしかない。社会構造が崩壊の瀬戸際に立っているのである。みんな救おうなんて甘いことを考えるべきではない。この種の人たちには「死」という形で迅速に社会から退場して頂くのが最も低コストで済む。
 不幸な社会である。アノミーの充満に拍車がかかるだろう。しかし、これをしないと社会が回らず、国家が維持できないのだから、そうするしかない。こぼれ落ちる人たちを救うために社会・国家が死んだら、全員が「あぼーん」してしまうのだ。
 アノミーを手当てする唯一の方法は「国家・国民・民族の物語の共有」である。佐藤優氏の言うように「自分の国・民族の歴史に徹底的に夢を持つ権利がある」のである。戦後史とはこれをひたすらスポイルする行為の積み重ねであった。ここが解決させれば、政治・社会・経済の諸問題の心理的要因はほぼ完璧に解決されるのであるが、本題ではないので、また別の機会にコメントする。
 とにかく徹底的に冷酷になって、「全体」のために政策を推し進めるべきである。

通りすがり | 2008年03月09日 00:54
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