マル激トーク・オン・ディマンド 第434回
(2009年08月01日)
5金スペシャル 自民党の難点・民主党の難点
5週目の金曜日に特別企画を無料放送でお届けする5金スペシャル。今回は、久々の神保哲生・宮台真司による二人マル激。今日の日本が抱える諸問題を解説したベストセラー『日本の難点』と、民主党の政策を徹底分析した『民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか?』の両著者による、その名も「自民党の難点・民主党の難点」をお送りする。
7月31日に自民党がマニフェストを発表し、自民・民主の二大政党の政権公約が出揃った。しかし、どんなにマニフェストと睨めっこをしていても、両党の正体は一向に見えてこないと、神保、宮台ともに、両党のマニフェストを一蹴。マニフェストではわからないこの選挙の本当の争点を、過去の番組映像を交えつつ、独自の視点から徹底討論した。
戦後半世紀に渡り日本の政治権力を独占してきた自民党の力の源泉は、農村を権力の基盤としながら、経済成長を図り、その果実としての富を公共事業を通じて農村に還元させる再配分政治にあった。その再配分政治をより上手く回すために綿密に練られた権力構造が、野中尚人学習院大学法学部教授【 2008年09月27日、第391回放送「自民党システムの終焉」】が指摘する、「自民党システム」だった。しかし、それは自民党の権力基盤を内側から瓦解させる時限装置でもあった。日本の工業化を進めた結果、自民党は自らの権力基盤である農村を弱体化させていったからだ。
伝統的な農村依存型ではもはや権力の維持が困難であることを悟った自民党は、小泉首相の登場によって、これまで自民党システムを支えてきた農村を切り捨て、都市浮動票を獲得することで一時的に新自由主義政党として党を再生させるという、窮余の一策に打って出る。
その結果、小泉政権誕生以降、自民党は急速に農村の支持基盤を失い、人気をベースとする都市無党派層に支えられた都市型政党に変質した。それを裏付けるデータ分析を提供してくれたのが、森裕城同志社大学法学部教授【 2007年08月03日、第331回放送「データから見えてくる『やっぱり自民党は終わっていた』」】だった。そして、森氏の分析は、自民党が失った農村地盤に、そっくりそのまま小沢民主党が収まっている様も明らかにした。
しかし、小泉改革は格差の拡大という深刻な問題を引き起こし、小泉路線を引き継いだ安倍晋三首相以降の自民党は、従来の支持母体を失った上に、都市無党派層にもそっぽを向かれ、方向性を失ったまま迷走を続けることになる。
今回のマニフェスト発表会見で麻生首相は、市場原理主義との決別を宣言し、自民党旧来の再配分路線への回帰を打ち出したが、宮台はこの路線には無理があるとの厳しい評価を下す。グローバル化の傷を深く負った今日の日本では、誰が政権についたとしても一定の再配分は不可欠だが、同じ再配分でも「既得権益を温存したままの再配分か、既得権益を引き剥した上での再配分か」が、現在の日本の路線の分かれ目になると宮台は言う。今回の自民党のマニフェストに、既得権益との決別が明示的に打ち出されてないことが、現在の自民党の正体を露わにしているというのだ。
自民党は保守政党としてのアイデンティティを再構築し、自分たちが保守すべき価値とは何であるかを明確にした上で、党勢の回復を図らない限り、自民党の真の復活は期待できないと、宮台は言う。【 2009年07月18日、第432回放送「やっぱり日本にも保守政党が必要だ」、ゲスト:杉田敦(法政大学法学部教授)】
一方の民主党はオープン、フェアネス、セーフティネット、包摂性などをキーワードに、リベラル政党としてのアイデンティティを固めつつあるかに見える。しかし、その路線や立ち位置が明確に有権者に伝わっているかと言えば、疑問が残る。【 2009年03月17日、第413回放送「今あえて民主党の政権構想を再検証する」、ゲスト:飯尾潤(政策研究大学院大学教授)】
ダイヤモンド・オンラインに寄稿した連載記事【 ダイヤモンド・オンライン「民主党政権ができると何がどう変わるのか?」】の中で神保は、民主党が打ち出している子ども手当、公立高校の実質無償化、農業の戸別所得補償、選択的夫婦別姓などを引き合いに出した上で、民主党がリベラルな再配分政党であることは明白であるにもかかわらず、民主党は、恐らく旗幟を鮮明にすることで支持率が下がることを意識して、自らの路線を明確にすることを意図的に避けているように見えると、こちらもまた民主党のマニフェストへの不満を隠さない。
「マニフェストを単なるきれいごとにしてしまうと、いざ政権をとって本当に改革の痛みが出てきたときに、民主党を支持した人たちがそっぽを向いてしまうリスクが高まる」と神保は指摘する。また、民主党は一定の理念に基づいて再配分を行っているにもかかわらず、子ども手当など目立つ政策だけが一人歩きすることで、これが単なるバラマキとしてしか受け止められないリスクも冒すことになる。
「民主党は、多少不人気になっても、自分たちの路線がまかせる政治から引き受ける政治への路線転換であり、市民側にその覚悟を求めるものであることを伝える必要がある」と、神保は注文をつける。
これまで大勢の識者とともに自民党と民主党の政治をさまざまな角度から検証してきた神保・宮台両キャスターが、マニフェストやマスメディア報道からは見えてこない、来る総選挙の真の争点を、徹底的に議論した。
マル激トーク・オン・ディマンド 第432回(2009年07月18日)
やっぱり日本にも保守政党が必要だ
ゲスト:杉田敦氏(法政大学法学部教授)
マル激トーク・オン・ディマンド 第413回(2009年03月07日)
今あえて民主党の政権構想を再検証する
ゲスト:飯尾潤氏(政策研究大学院大学教授)
マル激トーク・オン・ディマンド 第391回(2008年09月27日)
自民党システムの終焉
ゲスト:野中尚人氏(学習院大学教授)
マル激トーク・オン・ディマンド 第331回(2007年08月03日)
データから見えてくる「やっぱり自民党は終わっていた」
ゲスト:森 裕城氏(同志社大学法学部准教授)
プレスクラブ (2009年08月01日)
自民党マニフェスト発表会見
プレスクラブ (2009年07月27日)
民主党が衆院選向けマニフェストを発表
プレスクラブ (2009年07月22日)
麻生首相、鳩山代表が総選挙に向けた展望を示す
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(おたきち雑記帳)|2009年08月04日 22:13
この記事へのコメント
PDF版マニフェストの44.住宅政策について。ノンリコースローン普及とリバースモーゲージ普及はよいと思います。
ノンリコはローン破たんの悲劇(自殺など)は防止できるし、リバースモーゲージは公共部門への土地収用が進展して土地の有効利用、また高齢世代の消費拡大(豊かな老後人生)を促進すると思われます。
ノンリコ普及は、銀行のリスク負担が増すので、新築への貸出が極端に減少する可能性がありますが、その分は賃貸物件への需要が増えるので、投資案件は大いに賃貸へシフトするでしょう。
ノンリコは、ローン残におびえるサラリーマンの会社への屈従を無くし、会社に対してモノが言えるようにもなり、健全な流動性も生じさせるのではないかと前向きに考えます。
匿名 |
2009年08月18日 03:29
民主党が雇用政策を新たに発表したそうです。ご覧あれ。
民主マニフェストの追加・修正点
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009081101038
しつこいようですが、どこをどうみても無党派や若年層に対する政策が無いですね。
>子ども手当、高校無償化、高速道路無料化、暫定税率廃止などの政策により、家計の可処分所得を増やし、消費を拡大。それによって日本の経済を内需主導型へ転換し、安定した経済成長を実現する。
子供手当で、子供のいる裕福な家庭が、道路無料化で地方で車乗り回す裕福な家庭が、それぞれ「家計の可処分所得を増やし、消費を拡大。」するだろうが、貧困層や平均的な都市市民には影響なし。
>IT(情報技術)、バイオ、ナノテクなど、先端技術の開発・普及を支援。特に地球温暖化対策では、国の大胆な支援で、わが国の優れた技術力をさらに高め、環境関連産業を将来の成長産業に育てる。
雇用に貢献するはずの成長産業なのに雇用政策に繋げてないのが不思議。オバマのようにITや換気用に投資することで貧困層の雇用を救うといった処置はまったく書いていない。
>農林水産業、医療・介護は新たな成長産業。農業の戸別所得補償、医療・介護人材の処遇改善などにより、魅力と成長力を高め、大きな雇用を創出する産業に育てる。
ここにきてようやく「雇用を創出」という言葉が出てきたが、なんと「農林水産業、医療・介護は新たな成長産業。」だという。んなバカな!?新説だ!!
けっきょく、ITや環境を雇用に繋げるといったことはしないようで、もちろんソフト産業(サービスやエンタメ・飲食など)といった成長産業も眼中になし。代わりに農村やら介護やら、成長の見込めない分野ばかりに分配するという。
そう解釈するしかない。保守的な小沢グループの影響かもしれない。
総合的にみて、神保氏の言う「欧州型の社民主義」ではなく、「日本的な保守主義」ではないかと思えてくる。
あと、岡田や枝野に代表される「党内中堅」の限界が見えた気がする。彼らは「若手」といっても30代後半から40代以上なわけである。都市若年層の多数を占める20代〜30代や女性向けの政策は作れないのではないか。
「民主党内若手」と「都市若年層」との距離感を感じる。約50才の神保氏にこの距離感は理解できまい。
・・・というわけで、政策の議論はまた機会があればテーマにする必要がありそうである。
白魔女さん |
2009年08月11日 23:17
「市民」という言葉自体にある種のイデオロギーや拒否感を感じる人も多いと思う。
少なくとも俺の中では「市民」は、立川市民、船橋市民というような意味の、「○○市民」という意味での市民しか存在しない。
無記名 |
2009年08月10日 01:21
一市民 |
2009年08月09日 23:01
自民党に任せていると暮らしがヤバくなるという不安感が「政権交替」に走らせどすれ、今のところ、自らが汗をかく、市民参加やら地域コミュニティの再生なんて、ごめん被りたい人が多数派では?日々の心地よさを脅かされる心配が少なく、うざくない「おまかせ安心」政党。これが、多くの日本人の望むところなんじゃないか、と。
マル激の各視聴者がなせることといえば、「おまかせ安心」システムがうまく回るよう、属するコミュニティで、監視の目を働かせる、ということでしょうかね。そして、将来的には、国民の多くが、監視する側に回ってくるのか、どうか。これも、興味のあるところです。
ikeaカタログめくりつつ |
2009年08月09日 21:19
社会を分厚くしなきゃいけないとか、社会資本再構築のために学校を利用したすばらしい事例があるとか、納得できる話ではあるのですが、現実的にそういったことがたとえば社会保障関係の政府支出をどれくらい削減すると想定されているのでしょうか?
当然、社会資本がどれくらい機能しているかによって所得再配分の政策も変わるのでしょうが、政府支出に影響を及ぼすほど急激に社会資本が充実するなんて有り得るのか、いまいちイメージができません。
でも、社会起業家なりをゲストにお呼びしてお話を伺う回があってもよいかなあとは思います。
st |
2009年08月07日 23:17
宮台センセイは自民の政権公約を噴飯ものと言って全否定しましたが、それがキャラなのはわかるのですが学者として視聴者にむけてコメントをする仕事としてはどうなんでしょうか?
無記名 |
2009年08月07日 18:10
裁判員初判決がやや重い懲役15年!
一件だけで判断できないのは重々承知の上だが、裁判員がまじめにやれば量刑は軽くなると言っていた河合幹雄大先生のお言葉とは裏腹な結果だ。あの人たちはまじめじゃなかったのだろうか。
また、今日の朝日新聞の35面の河原田慎一記者の文章中では、6番の男性が「3日では絶対に無理です」と言い切ったということが書かれている。しかし33面の「裁判員一問一答」では省略されている。都合が悪いから削ったと考えるのは考えすぎだろうか。ほかのマスコミでも多分スルーするんだろう。
さらに、少なくとも今片手間にネットで検索した財経新聞というところの記事では、裁判員の顔が判別できる程度の写真が掲載されている。これも問題ではないのか。
ついでに、これはテレビを見た人からの伝聞だが、リポーターが興奮気味に「左から順に男性、男性、女性と座っていました!」と報じていたようだ。だからなんなんだ?そんなに興奮して並び順を伝えたいのか?
職業裁判官だけでやるより重罰だったという問題に加え、メディアも報じ方を混乱している。
存在 |
2009年08月07日 18:03
>ビデオニュースがあれば新聞なんていらない
やや真意が伝わらなかった感があるので補足しておきます。
私は、鳩山サンや民主党は「引き受ける政治」を主張しているとは思えません。新聞なんていらない様からは、鳩山サンが会見で言っており“「1言も言っていない」と書いているのですからね”と誤認ではないかとご指摘がありましたが、私はもう少し抽象度の高い話をしております。
鳩山サンが会見などで音声情報として“発話”されたとしても、現実には1言も言っていない範疇に入ります。何故かというと、単なる一般論として言っているか、そうでないとしても国民は一般論として聞いている可能性が高いからです。なにしろその程度の一般論であれば誰でも言うことです。「批判するだけじゃダメだ。国民も参加するべきだ」。自民党議員から共産党議員から学校の先生まで誰でも同じこと言うでしょう。その結果はまさに現状の任せっきりの社会を指します。
とするならば鳩山サンや民主党はもっと積極的に徹底的に「引き受ける政治」を主張する必要があります。残念ですがそれはありえず国民にメッセージが伝わってもいない、その根拠は前投稿に記載した通りです。
引き受けるというのは参加型民主主義への移行を意味すると理解しておりますが、そのような兆候は私の知りうる限りでは確認できません。投票率も相変わらず低いですし。せいぜい「ブログを更新して“参加”した気になる」が限界でしょう。
まだまだ先は遠いと考えられます。
代案はいくらでもありますが、マニフェストにクリエイティブコモンズでも付けてMozillaプロジェクトのような感じで制作していくと一石二鳥でしょう。国民の意見を取り入れながらナイトリーごとに更新していく。ベータ版とリリース候補を経て正式版を発表する。オフラインを含めコミュニケーションし議論をする。どんどん国民は参加し民主党もそれに呼応する。私はそんなイメージを期待しております。
関連記事:
Mozilla Links 日本語版: ヒラリー・クリントンが米国国務省で Firefox を求められる
http://mozlinks-jp.blogspot.com/2009/07/firefox_15.html
白魔女さん |
2009年08月07日 12:20
白魔女さん
貴方は「宮台氏は任せる政治から〜という話をしているが、マニフェストにそんなことは一言も書いていない。鳩山サンからも1言も言っていない。他の議員からも全然ない。従って、その話は宮台氏の民主党解釈ではあっても、民主党自身が言っているわけではない」と書いておられます。
これを「誤解を招く書き方でごめんなさい。私の「民主党は任せる政治から引き受ける政治へ論を言っていない」という意見は政治家が声に出して音声情報として“言っていない”という文字通りの意味ではなく、国民に正しく理解できうるソフトパワーとしてのメッセージを言っていないという意味です」というのは苦しすぎでしょう。「1言も言っていない」と書いているのですからね。それ以降の「言い訳」は、見苦しすぎて、引用する気にもなれません。
ビデオニュースがあれば新聞なんていらない |
2009年08月07日 00:47
早く、最高裁国民審査のコメンタリーをお願いします。
総選挙で、”政権交代”があっても、国民が自覚を持って、主体的に関り、世間を変えていく働きをしないとどうにもならないことが判りました。
また、選挙と同時にある、最高裁の国民審査にも、”マル激”できっちり取り上げて頂くのは、有り難いことです。
つい先日、”痴漢冤罪”で実刑を受け、植草一秀氏が、「私は自殺しない」と関係者にメッセージを送って、60日間の刑に服するため、収監されて行った。
http://news.livedoor.com/article/detail/4281719/
小沢氏秘書逮捕や、鈴木宗雄氏、佐藤優氏、三井環氏、足利事件と、司法に対する、腑に落ちない出来事が矢継ぎ早に起きている。
司法は今まで、国民の目から離れたところにあり、チェックする意識が弱かった気がする。これから、国民審査をしっかりやるために、できるだけ早く、該当裁判官の情報をお教え頂きたい。
また、民主党はじめ野党も、国民審査に対して、明確な考え(裁判官評価)を出すべきである。(マニュフェストと同時に)
ゴンゲン |
2009年08月06日 15:36
度々の投稿で申し訳ないのですが、どうしても気になったので1つだけ。
神保氏はダイアモンドの連載のなかで民主党のマニフェストや過去の法案提出を分析してみるとヨーロッパ的な社民主義政策に近いと指摘していますね。
もしそうだとしたら多くの条件を民主党に付ける必要が出てくるでしょう。
1.ヨーロッパの社民主義(第三の道)は立ち上げこそ成功したものの90年代後半の産業構造の変化、IT化やグローバル化には対応しきれず、ほとんどの社民系政権が崩壊している。
2.「サードウェイ」なんてとっくの昔に死語になっていて真顔で言ったら爆笑されるだけ。いまどき第三の道なんてベタに言っているのは地球上で山口二郎氏1名のみ。
3.00年以降は、社民主義の失敗からくる反発で保守政権がたくさん誕生した。西欧だけでなく北欧まで右傾化しまくった。
4.アジアでは盧武鉉が部下にギデンズの本を渡して読んでおくように指令するほどの信仰者であり、第三の道路線に沿った改革が実地された。しかしその結果は雇用崩壊を招いただけ。その反発でやはり保守政権が誕生した。
5.一方で数年前あたりからヨーロッパの一部では緑の党の人気が復活、反資本主義党のようなミニ政党も登場している。(第三の道以降の路線を模索している?) 神保氏によるとアメリカも緑系の人がオバマを支持したという。
何を言いたいかというと、もはや00年以降、「ヨーロッパの社民主義」は終焉しており、代わりに別の選択肢が模索されているということです。李明博ですら単純なネオリベは言ってません。全体的に「中道」が人気ということと「緑」などの新勢力が人気ということ。
日本の民主党はそこので先回りしているとは思えず、せいぜい労組寄りのブラウン政権程度でしょう。しかしブレアもブラウンも支持率も雇用も崩壊してます。そんなものをマネても困るのです。
とくに職業訓練施設でバラマキするという政策。ありゃなんだ。イギリスで失敗したやつじゃないか。いちいち失敗した政策を持ってくるなよ。ったく。月10万だったらコンビニのバイトのほうがまだマシじゃないか。しかも新卒偏重や年功序列の是正の政策は見る限りはゼロ。少なくとも積極的ではない。これじゃ「上下流動性」が確保できるわけない。新しい階級制度になるのオチだろう。
そのような、、民主党が「今頃になって第三の道をベタにやってしまう」という「危機感」は10代〜20代や30代の非正規あたりでは共有されているでしょうが、約50才で「コンビニで死ぬまでバイト、もちろんワンルーム」のリアル感が薄いと思われる神保氏には理解できないのではないか。
神保氏のイメージしている20代〜30代というのは立命館に来れるような裕福でキレイな服を着る大学生であったりマスコミ関係者の若手なのかもしれないが、当然ながら彼らには何の代表性もないのでイメージとしては不適切。一般の平均的な市民、生活者とはやや異なるはずだ。
また、「メディアは財源のことばかり言っているが本質は別のところにある」みたいな類の話はもういい。そんなこと誰でも知ってる。飽きた。知らないのは地上波テレビ視聴者だけだ。どうでもいい。「メディアは本当のことを言ってない」論は省略して欲しい。眠たくなる。
要は、ヨーロッパ的な社民主義なるものの弊害を理解せずに再帰性ゼロで実地するのはかなり危険性だということだ。裕福な大学生はそれで喜ぶだろうが。
いちど「なぜ、ヨーロッパの社民主義は北欧を含め、失敗したのか?」をテーマにすべきだろう。スイスすら反発から右傾化しているというから驚きだ。
白魔女さん |
2009年08月06日 05:01
「任せる政治から、引き受ける政治」という言葉は正直欺瞞にしか聞こえません。
本当に、そんなことが争点になるのでしょうか?
どのような所得配分の仕方が合理的かというのは直感的に考えると間違いが起こりやすいので、適度な政治的無関心は、政治の効率性・安定性を高めるのではないでしょうか?
その意味で言えば、「任せられない政治から任せられる政治へ」という問題でしかないのでは?
「良い人が営む資本主義」とか「投票としての消費」とか、正直、議論が稚拙すぎると感じます。
そんなものは今までも今後もないし、あるべきでもないでしょう。
ただし、政治の透明性を高めるということについては賛成です。
st |
2009年08月06日 00:27
あのね、
ゼネコン献金で秘書が逮捕され「小沢代表を最後までお守り申し上げる」と述べたのは、東京地検特捜部を「国策捜査だ」と非難した黒い鳩・故人献金の現代表、紛れもない金権悪代官小沢一郎傀儡政権である。事実、小沢一郎は民主党最大派閥領袖である。今は総選挙を取り仕切る民主党選挙対策筆頭副代表の地位によって、総選挙後の勢力はますます大きくなり次の内閣は金権腐敗小沢一郎が支配する。
マル激の宮台先生は各界の学識経験者や評論家とともにこの小沢一郎を高く評価してきた一人である。どうしてこのような間違いをインテリ全員が犯してしまったのであろうか? その鍵は、小泉純一郎に対する評価の誤りに起因するのである。ほとんど全員が彼の人気への嫉妬によりよってたかってボタンのかけ違いをしてしまった。その後の自民党も同じく安部内閣、福田内閣、麻生内閣全て小泉改革より後戻りする。なかでも今回の小沢一郎という選択肢は、戦後最悪の反動的な選択肢である。
糠喜びするは痴漢常習犯植草一秀ぐらいである。小沢一郎と同じで冤罪を叫ぶ悪党である。まったく日本も落ちたものだ、
わい。
うえるねす |
2009年08月05日 13:01
最高裁判所裁判官国民審査の特集は
投票日の直前とのお話でしたが、
サービス業なんかやっていると、
当然のように期日前投票な訳で、
出来れば放送スケジュールを前倒しして頂けないでしょうか。
天網恢々 |
2009年08月04日 17:54
テレビマスコミむかつく
チャンネルをどこの会社に割当てるかを国民選挙にしちゃえ
ボケじい |
2009年08月04日 17:51
NPOなどと盛んに言い立てているが
護岸工事でたっぷりと公共事業を行い、その海岸では都市住民が騙されて無料奉仕活動で海岸のごみを集めている。そして漁民は海岸を管理すると称して海岸に止めてある車の駐車場代を取る始末。
それをすすめているのがどこかの党で
口で「市民が参加する政治」だの「引き受ける政治」だの言い散らかしておきながら
あんたらのやってることはただの詐欺だろ?
違うのか?
無記名 |
2009年08月04日 15:25
大変興味深く、拝見しました。
先般、2005年の自民党のマニュフェストを再見しましたが、表紙は小泉氏のマインド・マップ、中身は年次改革要望書そのものだったんだ、と。
そして、あまりの達成率の高さに息を呑みました。
暴政によって、失われた多くの命、損なわれた精神、断ち切られた絆、膨張した怨念は、もはや生き直す糧とするしかありません。
自戒を込めて投票行動へと、思いを新にしました。
出雲 |
2009年08月04日 12:57
自民党の政権公約
始め責任力とある。これは何を言おうとしているのかととぼけてしまいたくなる。麻生が記者会見で「他党と違うのは責任力」と発言したのにも思わず微笑んでしまう。
人間力、老人力、勝間和代の断る力などを思い出す。誰かこのような曖昧な言葉に何となく反応してくれないかなという願望があるのだろう。内容のほとんどがその調子で書かれている。
いい加減にやめたらどうかと思う。
その時々の風向きや多数の無力な人々の蒙昧さに頼ろうとすることは。
hide |
2009年08月04日 09:25
例えるなら、自民が債務超過になり再建計画を示し民事再生に希望を託している国際的大企業なら、民主は上場を目指したはいいが、準備でドタバタしている新興企業。
言葉が適切でないが医療におけるたらい回しや年金問題などは、現時点で争点になっていないようだ。子供達への投資はいいが、どういった教育のもとで投資するのか是非両党に問いたい。
ところで早い話ですが、年の瀬恒例の漢字一文字、マル激的には「難」が早くも当確ですか?
35歳 無職 |
2009年08月03日 16:02
>ビデオニュースがあれば新聞なんていらない 様
誤解を招く書き方でごめんなさい。私の「民主党は任せる政治から引き受ける政治へ論を言っていない」という意見は政治家が声に出して音声情報として“言っていない”という文字通りの意味ではなく、国民に正しく理解できうるソフトパワーとしてのメッセージを言っていないという意味です。
もしメッセージが伝わっていて、国民が理解しているのならば、既に記者クラブ開放に備えて新規参入を社内会議で検討している会社が何十個もあるはずだし、NPO法改正に備えて事務所を構えるために物件を探してる人も激増しているはずだし、ベンチャーキャピタルの改革などで新規事業を立ち上げようとしてる人が激増しているはずで、学校の教室などでは「周りの人が手をあげるかを見てから自分が手をあげるかどうかを判断する」というのは無くなっていて、とにかく「はいはい!聞きたいことがあります!」と手をあげる生徒が激増してるはずなのですが、そのような兆候があるとは思えません。
それに、「やる」って言ってた奴が実際にはやらず、気づいたらアクティブなメンバーが100/1以下になってたというのは良くあることです(^^;)
とくに民主党のマニフェストだと若年層や女性の新規参入を奨励する政策がほとんど皆無に等しいので、なんだかなあ、という感じ。
これは余談ですが、民主党に対する期待度は世代によってかなり違うと思います。30代半ば〜団塊世代などは「初めての実質的な政権交代を」と言って昔から馴染みのある「小沢サン」「鳩山サン」に期待するのでしょうが、それ以下の世代になると「バブル後=思春期から大人になるまで」が小沢サンの作った細川政権とその後始末なので、いまさら細川政権と同じような連中がゴッチャマゼになっている民主党に本質的な変化が起こせるとは期待できないと思っているのではないかと。
そもそも民社党系職員に囲まれた鳩山サンに国民に対して「引き受ける政治」をプレゼンテーションできるようには考えられませんがね。まぁーこれから選挙期間ですから、その辺もチェックしていきたいです。
白魔女さん |
2009年08月03日 15:36
私も、マニフェストからは「任せる政治から、引き受ける政治へ」は感じ取れませんでした。
鳩山さんにも、「自民党をぶっ壊す!」、「私の方針に反対する者は全て抵抗勢力だ」、「国があなたに何をしてくれるかではなく、あなたが国に何をできるかを考えなさい」、ぐらいの分かりやすい言葉で、そのメッセージを伝えて欲しい物です。
匿名 |
2009年08月03日 09:29
社会の包摂性、NPOの勃興を保障するためには官僚が政策を決定する流れを当事者が考えることができる流れに変えるしかない。モデルケースをどんどん作っていって地域ごとに変えていくしかない。そういう意味では別に官僚を敵に回さなくても結構。官僚が市民の味方となるような方向にもっていく。そのためには住民運動などがきちんと行政を動かせるような運動と自治が出来るようになるようにならなければならない。
NPOが活躍できるようにするためには大企業を解体しなければならない。
日本は法人が社会のすべてを覆うような形になっている。官僚の問題は官僚と企業が実質的にも結びついて地域住民の価値観とずれたことをそているのが問題なのだから。
法人主導の社会が今まで当たり前だったから官僚が権力を握ってきたわけで。
無記名 |
2009年08月03日 00:23
メディアについてですが、メディアの記者に情報がわたる時点で権力に都合よいものがすでにフィルタリングされているために与党よりになっているのは気づきにくいので記者クラブ問題をしらない自民党派の人たちにはメディアが与党を貶めていると本気で信じている人も少なくないように思います。
民主党が広く会見を開けば、民主にとって不都合なやりとりも流れてメディアの権力監視が機能すれば、そういう人たちにも如何にこれまでのメディアが与党よりであったか、気づいてもらえるかなあと思う一方で、おそらく、このような人たちはただ民主党のだめなところが沢山あったのがさらけ出されたとしか受け止められないであろうことを懸念します。
なにか、メディアの問題が広く理解されるきっかけとなる手法の開発を期待します。
fs |
2009年08月02日 23:01
国家レベルでも、個人レベルでも、経済に専念していれば良い時代はとっくに終わっていた、ということなのですね。これから市民として、色々なことに参加するとなると、しんどそう・・・。とはいえ、何かと任せるのは自殺行為みたいだから、参加するほうが身のためですね。
個人的には、自民党も民主党も、マニュフェストとか政策集を、音声ファイルで配布して欲しいと思っています。どうもこの頃、読むより聴くほうが、楽しくなってしまって。丸激の影響?
かんぽ |
2009年08月02日 20:55
いつも楽しく拝見させていただいております。
選挙が終わったあとにでも、次期政権への注文などをニコ動などと協力してライブ配信などしてはいかがでしょうか。
投票した側である視聴者への取材にもなるのではないでしょうか。
市民の政治参加に寄与する企画になると思います。
参加者の問題はありますが・・・。
nobito |
2009年08月02日 20:31
今度の選挙は今までの社会のあり方で行くのか、新しい社会を作りたいというのか、それを選ぶ選挙だと思えます。マニュフェスト論争も今までの社会のあり方を守ろうとする自民党側と、新しい社会を作ろうという民主党側の駆け引きとなっていると思います。私の所属する情報産業の現場からみていると、情報伝達の技術が組織においては資料配布と会議ベース、市民に対してはマスメディアを軸として作られてきた社会から、世界的に誰にでも何処にでもどんな情報でも瞬時に伝達できる情報フラットの時代となった今、新しい社会を作ろうとするのが自然の流れです。情報フラット化が今までの社会にどのようなインパクトを与えるかについてはいろいろ切り口があると思いますが、その一つとして、今まで情報が得られないために大樹の陰に甘んじるしかなかった人々が、頭脳さえもっていれば自立できる社会が作れるようになりました。つまり今まで弱い立場の人たちが強くなれる世界となったのです。アメリカ一極支配の終焉というのもその視点からは自然な流れですし、中央官庁一極による支配の終焉というのも自然な流れですし、最近の内部告発による事件発覚もその流れからは自然なことです。そのような大きな流れのなかで、新しい社会の着地点を見つけ出すのは誰かよい人が出てきてやってくれる、というような生易しい話ではなく、選挙民全体でそれを作ろうとすることが必要で、それを政党と一緒になってやってもそれが安定するのに何十年もかかる代物に思えます。今の政治は、守ろうとする今までの体制と世界の動きのギャップがあまりにも大きすぎるために、現状を説明することができず、どうしても情報非公開、言葉の骨抜きによって現状維持するしかなくなっていると思います。そのような現状に対して、新しい社会を作ろうとする側は、情報公開、民主政治への言葉の復権をしてくれることが最も大事で、その後はその言葉によって国民を含めて意見を出し合うことが必要だと思います。そのとき、国民は新しい社会の構築にイニシャティブをとる人と、それについてくる人に分かれるはずですが、イニシャティブをとってくれる方々が人々に良質なメッセジを発してくれることが重要で、そのメッセジが悪いと社会もよくならないこととおもいます。民主党のマニュフェスとに新しい社会のイメージがない、とメディアの知識人がいわれていて、その通りと思いますが、そのようにいわれる方々の発言に、おのおのの方々のもう少し突っ込んだ具体性をもつイメージを埋め込んでいただくことが寛容なのではないか、と思う次第です。
hy |
2009年08月02日 18:56
5金、面白く見させて頂きました。
「メディア戦争」に関しては、やはりネットの力を糾合するというのが重要になってくるでしょうね。
政権をとった後、マル激の役割がさらに重要になりそうです。
若い人の中にはテレビ離れをしている人もしばしばいます。
若い人を中心に反TVメディア運動を巻き起こすのも一つの手段かもしれません。
一市民 |
2009年08月02日 18:16
> 宮台氏は任せる政治から〜という話をしているが、マニフェストにそんなことは一言も書いていない。鳩山サンからも1言も言っていない。
Part2の冒頭で鳩山さんが言っているし、前々から言っているように思うのですが、自分の勘違いでしょうか。
ビデオニュースがあれば新聞なんていらない |
2009年08月02日 15:52
今回もたいへん面白かったです。
ただ「徹底的に討論した」というわりには一番言いたいことが言われていない気がいたします。
自民党メカニズムは、田舎から都会へ「若者」が来て、その代わりに都会から田舎に「お金」が行く。では、行った先で「若者」と「お金」はどうなったのか?
田舎に行った「お金」は再生産を生みだす組織には投資されず、いつまでたっても地方の経済は上向かない。給料から性のパートナー選びまで競争原理の支配する都会で「若者」は疲弊し、没落し、心を癒す創価学会のような互助組織が台頭した。そんなところだと思います。
それに代わるシステムを宮台先生は模索されているのかなと思いました。ひとまず創価学会の支配する「マスメディア」を改革し、宗教団体に代わる癒し系「NPO」を増やしていこう。そんなメッセージが伝わってきました。
田舎の土建屋擁護論には賛同しかねますが、都会の癒し系NPO拡大論には多いに賛同いたします。
確かに、会社での拘束時間を減らしていただかないとNPO活動もできません。それでは「市民が引き受ける政治」にはなりませんからね。まずはそこからかもしれません。通常、このようなことは大企業が範を示し、中小企業に伝わっていくものだと思いますが、それも当分は期待できないのでは…
まぁ、民主党の奮闘に期待しましょう。
ウマ |
2009年08月02日 15:34
ワークライフバランスの導入はゆとり教育と同じ轍を踏む危険性がある。本来の概念が置き去られ、結局は何か別の目的に割かれていくのではないか。公共のために時間を使わず、会社や個人の生活にと自主的に消費されてしまい、格差が教育以外の領域にも拡大してしまうのではないだろうか。概念自体は賛成なのだが。
あき |
2009年08月02日 12:37
いつも楽しく拝見しています。
ひとつ要望ですが、期日前投票もあるので最高裁判所裁判官ネタを1週間前に放映するというのは難しいのでしょうか?「直前」よりも効果的に使えるような気がするのですが……
k |
2009年08月02日 03:45
枝葉である個々の政策のより幹となる哲学の話をしたいという神保さんの話は私も同感です。ただ、実際の選挙にこの話がどこまで効くのかよく分かりませんが。
学校の話は興味深く聞きました。地域の学校は何のためにあるのか。このあたりの話をきちんと詰める必要がありそうな感じがしました。「個々の生徒のため」にも「日本国のため」にもならない気がします。
toyokawa |
2009年08月02日 03:21
感想です。
ていうか、霊界からの献金問題はどこにいったんだ? 民主党さんよぉ〜。うやむやか? 太陽をパクパク食べてる場合じゃないぜ。
■民主党のマニフェストについて
1.マニフェストの文面が全体的に地味すぎる 中身も手段の改革ばかりで目指すべきビジョンは提示されておらず分かりにくい。
2.スローガンの「生活」「友愛」が抽象的すぎるし小沢や鳩山からもちゃんとした説明がないので誰も理解できない。「いよいよ、政権交代」は政権交代したあとは使えないスローガンなのでピンとこない。
3.体系化されたパーティーのアンデンティティーが確立されておらず、旧民主党の時代から多くの人が批判してきた「民主党は何をしたいのか」という問題が依然として解決していない。これでは読み手側としても「本身としての党方針が書かれているのか」と疑問になる。
4.宮台氏は任せる政治から〜という話をしているが、マニフェストにそんなことは一言も書いていない。鳩山サンからも1言も言っていない。他の議員からも全然ない。従って、その話は宮台氏の民主党解釈ではあっても、民主党自身が言っているわけではない。民主党は本当に国民に任せる気があるのか?まだまだ怪しい。
5.マニフェスト以外の場面・・・政治家が本や会見や演説で言っていることも全部、守ってもらわないと困る。「マニフェストは載ってないから守らなくてもいい」みたいなのは勘弁して欲しい。あたりまえだけど。
正直いって下手すぎますね。作り方として。とくに、当落を左右するとされる、都市無党派や若年層、20代女性にはこれじゃあまったく伝わらないでしょう。(これも10年以上前から言われてきてることなのに、まったく全然ダメですねぇ〜。もうダメだな。この政党は。)
周りをみても「民主党のマニフェストって結構、良いわよね〜」なんてまったく耳にしない。
総じて、イメージ向上も低下もない。「ああ、いつもの民主党だな」以上。
■国民にアピールする気あるのか?
選挙のたびに、誰もが指摘することですが「民主党の広報」は下手すぎると思います。この手の話は「それは広報だから」と別枠にされるなど矮小化されがちですが、オバマ演説を引くまでもなく広報というのはソフトパワーとして非常に重要です。
民主党が何をしたいのか?を本屋で探してみると、上杉氏などのジャーナリストの本が並んでいて、民主党自身が出した本がない、というのは異常なことです。民主党はあまりにも発信力がなさ過ぎます。アメリカ民主党は一日に出すプレスリリースの総数が何十個もあり重大事件が起きた日などは三桁になることもあると聞いているが、日本の民主党はおそらく50/1以下でしょう。
民主党の方々は「記者会見=政策アピールの場」だと思っているらしく、よく鳩山さんが棒読みしてますけど、ほとんど意味ないですね。「室内で記者に言うと=国民に伝わる」はありえません。記者会見はむしろ「情報公開」の色彩が強い。政策アピールは民間企業がやっているように、ありとあらゆる手法を使う必要がある。
とりあえずプレスリリースの配布先を記者クラブ加盟者などに限定するのではなく弱小メディアはもちろんミニコミ・ローカル紙・ブロガーなどに範囲を広げるとかして、最低でも百倍くらいは増やすべきでしょう。
■既得権益批判は必要です。
既得権益を批判すると「逆効果」になる可能性について触れられてましたが、それは慎重な物言いが求められます。利権を破壊すると気づいたら正社員にも被害が及ぶというのはあるでしょうが、非正規からすれば「それは公正にしたわけであって、それで良いんじゃないか」という見方ができるはずです。むしろそっちの視点が重要であるはずです。
今はコピペの時代ですらか、神保氏が安易に「既得権益を破壊するとダメ」と言うと変に解釈されて「そうか! 正社員の利権のために守ったほうがいいんですね」と複写されまくってしまい、公正からはほど遠い方向に持って行かれる恐れがあります
現に故意にそういうふうに「逆効果説」を垂れ流している人もいます。その結果、「非正規は正社員の利権を批判するな!」というような非正規バッシングも発生しています。これは手法として卑怯ですよ。
そーゆー「逆効果説を利用して、利権を守ろうとする卑怯な野郎」に利用されないために、こう言うと良いでしょう。
・既得権益批判は必要です。
・既得権益を破壊した“あと”が重要です。
・公正に分配するのかどうかが争点です。
「既得権益を破壊」するのではなく「既得権益を公正化」するといった言い方が適切でしょう。
神保氏がどっかで連載を始めたようですが、そういうのも含めて、すぐにコピペされて「神保が既得権益を破壊するなと言っている。その通りだ。利権を破壊すると正社員に被害が及ぶので非正規は黙ってろ」論に悪用されてしまいます。そこには大きなショートカットや読解力の欠如があるとしても、多くの読者はそういった文脈がわからいまま、たとえば哲学好きの20代女子が読めばマに受けてしまったりするわけです。その点において注意したほうが良いでしょう。それは温暖化問題でも、よくあることであり知っているはずです。
■蛇足
ところで、マル激で、選挙の開票速報をリアルタイムで放送するってのは、できないでしょうか。非公式でもいいのでチャットでも設置しておくとオモシロイかもしれないです。
白魔女さん |
2009年08月02日 02:39
最高裁審査関連の番組についてですが、期日前投票のために1週間前倒ししていただけないでしょうか。
SK2 |
2009年08月02日 01:17
シュウ |
2009年08月02日 00:29
なんとここで宮台先生の「市民」が出てきましたね ! 民主党の黒い鳩、小沢一郎金権悪代官がはたして市民なのでしょうか?
チャンチャラ可笑しいぜよ。まだ出だしだけしか聞いてないけど、宮台さんなんかどっか偏向しているね、見苦しい感じだ。
うえるねす |
2009年08月01日 22:49
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