マル激トーク・オン・ディマンド 第444回(2009年10月10日)
河野太郎の自民党復活計画
ゲスト:河野太郎氏(衆議院議員)
先の総選挙で壊滅的な敗北を喫した自民党は、果たして復活できるのか。そして、それを可能にするためには、自民党はどのような理念を持った政党に生まれ変わる必要があるのか。
総選挙後に実施された自民党総裁選は、谷垣禎一元財務大臣が大差で勝利した。今回のマル激ゲストの河野太郎氏は世代交代と脱派閥を訴え、党を舞台裏から支配する長老達に容赦の無い批判を浴びせたものの、結果的に党の長老の支持を受けた谷垣氏に大敗した。
その河野氏は、「小さな政府」こそが自民党の採るべき路線であり、日本復活の路線だと自信を持って言い切る。小泉改革についても、構造改革路線そのものは間違っていなかったが、セーフティネットが不十分なまま再配分を廃止したことで、その負の側面が一気に吹き出したと位置づけている。
河野氏の主張は明確だが、小泉改革の痛みを記憶する人々、特に地域の疲弊に苦しむ人々にとっては、なかなか受け入れがたいことかもしれない。しかし、河野氏はあえて厳しいことを言わなければ、日本はこのまま衰退の道を辿るだけだという。現実を直視せず、従来の図式で乗り切ろうという選択肢は今の日本にはもうない。いずれ民主党政権で「大きな政府」の歪みが生じてきたとき、自民党の出番がやってくる。それまでに党改革を断行し、自民党を全く新しい政党に作り変えるのだと河野氏は意気込む。
冷戦下の高度成長期には、自由主義と資本主義、そして日米同盟の3つを堅持するだけで自民党のアイデンティティは十分維持が可能だった。ところが、20世紀後半になると、冷戦や高度成長といった前提条件が崩れたために、自明だった自民党の路線が見えにくくなってしまった。そして最後に残った自民党のアイデンティティが、「政権与党であることだけになってしまった」ことが、今回の総選挙での自民党の歴史的な敗北につながったと河野氏は分析する。
野党に落ち、唯一のアイデンティティだった「政権与党」の地位も失った今、自民党はアイデンティティ・クライシスに陥っているかに見える。依然として、従来の公共事業による再分配を主張する議員も、自民党に少なからず残っている。しかし、河野氏は、小さく無駄のない政府を作り、経済成長を促すために規制緩和を進めなければ、この先日本は、借金に頼らずに国民を養っていけるような国にはなれないと主張する。そして、いずれ民主党政権の「大きな政府」の歪みが生じてきたとき、再び自民党の出番がやってくるというのが、河野氏の見立てだ。
「リベラル再分配」路線を採る民主党が政権の座に就いた今、「保守政党」の果たすべき役割とは何なのか。次の総裁選に向けて全国行脚を始めたという河野氏をゲストに迎え、「健全な保守」とは何か、そして自民党再生のための処方箋とは何なのかなどを議論した。
- 光市母子殺害事件 元少年が実名本の出版差止請求
- 証拠開示を求めグリーンピースが特別抗告
- 最高裁判例ウォッチ
- 記者クラブアップデート 亀井金融大臣が2回の会見
マル激トーク・オン・ディマンド 第432回(2009年07月18日)
やっぱり日本にも保守政党が必要だ
ゲスト:杉田敦氏(法政大学法学部教授)
マル激トーク・オン・ディマンド 第391回(2008年09月27日)
自民党システムの終焉
ゲスト:野中尚人氏(学習院大学教授)
河野 太郎こうの たろう
(衆議院議員)
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1963年神奈川県生まれ。85年ジョージタウン大学国際学部卒業。富士ゼロックス、日本端子を経て96年衆院初当選(自民党)。02年総務大臣政務官、05年法務副大臣、08年衆院外務委員長を歴任。当選5回(神奈川15区)。
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この記事へのコメント
河野さん、私はいいと思います。
政府の役割は企業のグローバル活動を理解し(法人税減税)、セーフティネットを充実させることで、地方は自らの力で繁栄を築いていく。
金利を下げ通貨供給を増やそうとも、(先進国の)個人消費経済は個人の心理に影響された動きをし、中央の官僚が考える公共支出は現金収入対策のバラマキでしかなく有効なストックが築かれない。世の流れとして仕方無いと感じます。
小泉改革でやったようなコスト規模の小さい分野の規制緩和(酒屋やタクシーなど)だけでなく、もっと大規模な利権構造の改革をやるというなら支持者はこれから増えると思う。
セーフティネットを先に作ってから跳び移ってくださいと促すなら、十分理解を得られるだろう。坐して死を待つ、はあり得ない。
政策導入の手法を宮台さんは随分と心配しているけれど、私は時間の問題で河野さんの意見が力を持つと思う。日本経済が沈んで行けば、このままではまずいという人が増えてくるだろう。
今年前半に大前研一氏が「最強国家ニッポンの設計図」という本を出していますが河野さんの描く、自立する地方、強いニホン、セーフティネット充実のニホンにかなり合致する内容が書かれているので、興味のある方はご一読されることをお勧めします。ちょっと内容を紹介すると・・・
・国全体としての税は、資産課税と付加価値税の二本立てで所得税と法人税は無し。
・資産課税は、日本の3300兆円の資産時価の1%で約33兆円。
・付加価値税は5%(すべての流通段階にかけGDP約500兆円の5%)で約25兆円。
・この合計58兆円の税収は現在の40兆円の約1.5倍で、これで国家全体を運営。
・実際には道州制にし、付加価値税は道収税、資産課税はコミュニティ税として地方が徴収して、そのうち10%(5.8兆円)を中央政府に上納する。
・この5.8兆円を国としての仕事(防衛、外交、通貨発行など)にあてる。2007年の防衛費が4.8兆円、外務省が0.68兆円だからこれで十分という計算。
・外交も世界中に外務省の人間を張り付ける必要はなく、キー・カントリー以外は現地在住邦人あるいは商社マンに大使や駐在員をアウトソーシングすればよいらしい。
・一方、労働組合は「生活コスト引き下げ要求」を目標とすべきとする。
・高すぎる教育費、高すぎる住居費(不動産価格)、他あらゆるもの。
・つまり労組はターゲットを経営者ではなく、国や地方自治体などのパブリックセクターに切り替え、まずは規制緩和を推進すべき。
こんな感じです。
グリンゴ |
2009年10月23日 11:39
個人的にはすごく面白かったです。
というのも宮台さんのスタンスの取り方が、ゲストをしっかりリスペクトしつつもかなり確信をついたつっこみかたをされていたので、いい意味で河野さん自信がが浮き彫りにされていたと思います。なにより緊張感がありました。いつもはちょっと聞き側にまわりすぎかなぁと思っておりました。
宮台さんの肩がけっこうパンプアップしているように見えたのは気のせいでしょうか。空腹力の話以降ワークアウトされているのでしょうか。僕もがんばろうと思いますw。
hasegawa |
2009年10月21日 21:55
>shn さん
それは、今から約70年前に行われた経済学における議論です。現在の経済学の争点は、「供給が需要が先か」ではありません。市場が需要ギャップを埋める力をどの程度評価するか、という点が主要な争点です。つまり、経済の牽引役が「民間か政府か」という点なのです。
また、現実社会において完全なる「小さな政府」や「大きな政府」は、基本的には存在し得ません。例えば、河野氏は年金制度の維持を主張しています。これは「小さな政府」の路線に反します。河野氏が述べる「小さな政府」とは、低コストかつ効率的な政府ということであり、夜警国家を目指すものではありません。何事も程度問題とご理解下さい。
目眠党 |
2009年10月20日 22:56
小さな政府というのはまともな政治思想足りえないと思います。
神の見えざる手という有名な言葉があって、経済は市場の自由な運動に任せておけば需要と供給の関係でおのずから最適な位置に落ち着くのだということのようですが、でも供給と需要は全然別のものじゃないか、おコメを百俵作った人がそれを売りに出したがそのコメを必要とする人には金がなくて、コメは売れ残り人は餓死するでは最適な状態とは言えないのではないか、というと、そういうことではなくて、セーの法則、もしくは販路の法則というのがあって、供給それ自体が需要を生み出す、のだそうです。これは経済学上ではあたかも物理学におけるエネルギー保存の法則といえるものなのだそうで、どういうことかというと…
ある樵が山林地主に一万円をはらって木を切り出し、二万円で材木屋に売った。それを家具職人が三万円で買い、テーブルを作って四万円で売りに出した。各人の収入はそれぞれ一万円で、四人の収入の総計は四万円である。左側には四万円の収入があり、右側には四万円の商品がある。
もし樵の取り分が五千円であれば三万五千円の総収入に対して三万五千円の商品になり、材木屋が自分の収入を一万五千円にすれば四万五千円の総収入が四万五千円の総商品に対することになる。さらに一人の商人が現れてそのテーブルを買い五万円で売るとしても同じで一方に五万円の総収入があり反対側には五万円の商品がある。総収入の額と総商品の額は常に等しい。この二つは違うことができない。だから収入のすべてが支出されればすべての商品が売り切れる。
これは非常に優れたシステムで、もし商品が売れ残るとすればそれはその商品が市場にとって不要なものだったからであり、必要な商品である限り必ずそれが売り切れるだけの収入がおのずからもたらされていることになる。
ただしここで肝腎なのは「収入のすべてが支出される」ということで、
このとき、収入の一部が支出されずに貯蓄に回されるとするとその分の商品が売れ残ることになり、その商品が売れればもたらされるはずの収入が実現しないことになる。そこに発生する貧困の量は貯蓄の量と等しい。使われずに残った貯蓄は世界の反対側に自分と等しい量の「実現しなかった収入」・貧困を生み出す。
一方で、貯蓄するということはもう消費に金は使わない、消費財はいらない、と市場がいっているわけなのだからそれだけ資本財、生産財に資源を振り向ける余裕を手に入れたのだともいえる。
資本主義の初期においてはブルジョワジーという偉大な種族がいて利潤をすべて投資に次ぐ投資に振り向け資本財、生産財を拡充し世界を豊かにしたというふうに昔習った記憶があるのですが、今の日本はカネ余りとか言って投資に振り向けられずに漫然と溜め込まれたままになっているのだそうで、するとその巨大な貯蓄の分だけ消費が不足し、実現されない収入・巨大な貧困が生まれる。
もはや投資に次ぐ投資で事業を拡大した偉大な種族が滅びてしまった現在、国づくりがあらかた終わってしまったといわれる現在では、この巨大な貯蓄を何とかするには、貯蓄している人に何とかものを買ってもらうとか、軽いインフレ状態にして今使わなければ損をするぞと脅かすとか、貯蓄分は税金で没収するぞといって強制的に支出させるとか、それでも使わなければ本当に没収して国が代わりに使ってやるとか、多く貯蓄する富裕層からあまり貯蓄のできない貧困層に所得を移転するとか、または、使わないで貯めこむだけの人がいるなら、貯めないで使う人がいればいいわけだから誰かが巨大な赤字を出して借金経営の事業をするとか、とはいってもそれだけの赤字に耐えられるのは民間にはいないだろうから国が赤字財政で何かをするとか、またはそもそもカネがしまいこまれてしまっているのだからその不足分のカネを印刷するとか、が必要になる。
結局国が赤字を出して何かをすることになるのだが、ではその赤字で何をするかというと、国づくりに意味のある事業があれば一番よいのだけれど、無意味な事業だとしても国民を貧困から救うという重要な使命を果たしていることになるし、考えようによっては意味のある事業たとえばダムを作ると自然破壊が起こる、それなら意味も価値もないことをやったほうが害がないとも言える。そしてその無意味な事業は当然利権と腐敗の温床になる。
だから話は、腐敗の危険をおかして国民を貧困から救おうとするか、巨大な貯蓄をそのままにして金持ちと貧民の国を作るのかどちらを選ぶかということでもある。または、使い切れないほどの貯蓄が問題なのだったら、必要以上の貯蓄をしないですむ社会を作ればよいことになる。
shn |
2009年10月18日 12:13
再放送の第391回は、視聴できてよかったです。最近、野中氏の著書『自民党政治の終わり』を読んで興味があったので。
kazu |
2009年10月16日 23:39
しゅんさん
「地方分権」「分厚い社会」「参加する政治」などを合わせて考えると理解可能になると思います。
政府の役割は小さくして、より小さな単位(地方公共団体や多様なレベルで重なり合う分厚い社会的ネットワーク)に権限を委譲していく。そこに住民なり市民なりがワイワイガヤガヤと参加して自立的に課題解決や相互扶助を行っていく。政府はそれを保全するための役割を主とする。
そして、ワイワイガヤガヤの談合主義を行うためには、情報公開が必要(開かれた談合主義)。
正確ではありませんが、大体このようなことを仰っていたと思います。
tabi |
2009年10月15日 09:31
>無記名(2009年10月11日 04:40)氏
外国人排斥が保守路線になるとお考えのようですが、実は全く逆です。外国人政策の一点を除き、極めてリベラルな「大きな政府」になってしまいます。
まず、少子化が進む日本では、将来的に労働力が不足します。外国人労働者を排斥したり、入国させない方針を採る場合は、必然的に国民に労働力を期待するしかありません。つまり、人口を増やすため、政府は、国民が子どもを育てやすい環境を整えなくてはならないのです。結果として、民主党の子育て支援の方針と合致します。残念ながら、これでは対立軸にはなり得ませんね。
しかも、少ない労働力を多くの企業が奪い合うのですから、必然的に労働者の立場が強くなります。つまり、外国人を排斥することで、労働組合といった左派勢力に強力な政治力を与えてしまうのです。当然、各労組を支持母体に持つ民主党にとってはプラスになります。
更に言えば、女性の労働力も限界まで活用されることになります。女性の社会進出がより推奨され、共働きが一般的になり、労働環境における女性の発言権が強化され、保守的な家庭の在り方が崩壊します。
「そんなバカな」とお思いかもしれませんが、これはオランダやデンマークといった「リベラル」な欧州諸国において現実に起きつつある政治現象です。「福祉排外主義」と呼ぶそうです。日本の政党では、社民党がこの立場に接近しつつあるようですよ。
外国人をどうしても排斥したいならば、排外主義を党是とした少数政党を組織し、民主党との政権連立を目指す方が現実的です。完全な排斥は不可能にしても、不良外国人の国外追放や、定住外国人に対する同化政策、不法入国者に対する厳しい処罰といった外国人政策を実現することくらいはできるでしょう。
一方、河野氏の考えでは、将来的な労働力の不足を、外国人労働者を積極的に受け入れることで補おうとしています。この方針ならば、子育て支援といった福祉政策を実施する必要はありません。行政の大胆なスリム化が可能になり、「小さな政府」を実現できます。
問題は、外国人労働者の受け入れ方です。保守政党にとっては、恐らくシンガポールやドバイの(悪名高い)外国人労働者政策が参考になるでしょう。すなわち、外国人労働者に働かせるだけ働かせて、稼いだ分の利益をすべて国民に還元するという政策です。
具体的には、まず優秀な知的労働者を破格の待遇で受け入れることで、労働力の質の向上を図ります。一方、単純労働者に対しては、(賃金はともかくとして)厳しい労働条件下で働かせます。例えば、一定期間以上は働くことが許されませんし、犯罪を起こしたり、大病を患ったり、解雇されれば国外追放です。どんな外国人であれ、参政権はおろか、生活に数多くの制限が課せられ、自由はありません。また、外国人を雇用した企業には、雇用税を負担させます。
このような一連の政策を採ることで、低リスクで外国人を受け入れられます。政府はスリム化を果たし、国民もゆとりある生活を手にすることができます。外国人労働者がすべての負担を肩代わりしてくれるのです。個人的には全く賛成できない路線ですが、民主党の対立軸たる「保守」政党に似つかわしい方針ではないかと思います。
猫耳状態! |
2009年10月14日 22:38
調子に乗って第二便。
>革新の対立軸は現状の保守、ではなく現状からの『進歩』、である、というのはどうかな、と素人考えで思ったのです。
意訳すると急進主義と漸進主義という対立軸になりますね。
確かに保守は漸進的です。
日本の場合、右の構造主義から左の構造主義に政権交代したと言えるので保守と革新の対立軸が明確でありません。一様に構造改革には痛みが生じます。
まあ、現実より理念を重視して?の字回復をあせるのでしょう。
私の好きな言葉は「政治とは妥協の形をつくる事」です。
まあ、議論ではせっかちですが。
まぐ |
2009年10月14日 21:45
お調子者の私が口火を切ります。
後は詳しい人が補足なり、突っ込みを入れてくれるでしょう。
シュンさん
>小さな政府と談合主義は矛盾しないのでしょうか??
この場合、談合の主体は組合や農協等の利益集団(構成員)です。
昼食で例えると、自民党政治は権威主義的談合主義ですから、政府からは栄養と価格を配慮したと称するA定食とB定食のみが配給されます。
ところが情報が開示され定食の実態が明らかにされます。ここで栄養が充分でなかったり割高だったりするとします。しかし、実態はわかったが自分で弁当を作れない、あるいは他人のつくった弁当を選択できないという状態(今の日本)があります。
その場合、個々人の代わりに弁当を作るなり選択してくれるという団体群の中から個人が一つの団体を選択する。これが参加主義的談合主義です。
宮台氏の場合、小さな政府は時代的な趨勢や日本の財政状況から避けられないと見なします。しかし政府の役割を個々人が果たすにはまだ不十分であるとします。その役割を担うのが利益集団です。但し、既成の労組や農協はすでに組織率が低下しています。
従って自己決定できる個人達が新たな非政府組織を立ち上げる必要があります。
まぐ |
2009年10月14日 20:55
>しゅん 氏
小さな政府と談合主義が矛盾しないか、という疑問ですね。結論から言えば、矛盾しません。ただし、その場合の談合主義とは、戦後昭和に見られたような閉鎖的で「権威主義的な談合主義」(国家コーポラティズム)ではなく、開かれた「市民参加型の談合主義」です。これをネオ・コーポラティズムと言います。
昭和的な談合主義では、利益分配といった社会の仕組みを、政府(実際には官僚)に代表される権威者たちがパターナリズム的な姿勢で勝手に決定していました。ネオ・コーポラティズムでは、そういった利益分配を政府と各種の利益団体との交渉によって決定します。ここで言う利益団体とは、労働組合や NGO(NPO)、地方自治体などを意味します。
小さな政府では、政府が個人生活に関与する部分が少なく、その大部分が個人の自己決定に委ねられます。宮台氏は、日本人に普遍的に見られる自己決定力の弱さを考慮した上で、政府と個人の間に利益団体(バッファー)を置くことにより、自己決定における全責任が個人にのしかかってしまうような危険を回避しつつ、円滑で効率的な国家運営を目指していこう、と提案しています。
この場合の「小さな政府」は、行政のスリム化を志向しつつも、利益団体群との交渉によって一定の妥協点を探ることになります。現在のフランスが良い例かもしれません。意外に思われるかもしれませんが、ネオ・コーポラティズムが発達した国では、労働組合が企業に対して雇用の保障を求める代わりに賃上げ要求を取り下げる、といった労使協調が広範に見られます。
つまり、結果として同じ「小さな政府」であっても、諸問題に対して個人がすべての責任を負う、いわゆる「自己責任」が要求される社会ではなく、社会の構成員全体が「痛み分け」することによって個人がある程度は守られる社会になります。
猫耳状態! |
2009年10月14日 20:52
宮台氏のブログには日本人は自己決定できないので市場主義ではなく談合主義でいくべきと書かれてました。
小さな政府と大きな政府では小さな政府でいくべきとの発言もありましたが、小さな政府とは市場主義のことを指すのではないのでしょうか??
小さな政府と談合主義は矛盾しないのでしょうか??
誰か教えていただければ幸いです。
保守、という言葉が不便だ、みたいなことを言われていましたが、『進歩』という言葉はどうでしょうか。
革新の対立軸は現状の保守、ではなく現状からの『進歩』、である、というのはどうかな、と素人考えで思ったのです。
革新というと聞こえはよいが、無駄な公共事業とは言っても、それによって生活している人がいる。無駄な保障とは言ってもそれで生活をしている人がいる。
確かに時代によって社会システムを変えていかなくてはいけないが、それは急激な革新によって成されるのでは大きな混乱が生じる。メディアで流されるのは『数字』である。何%、何人、何円、という具合に。しかしそこには『人』がいて、生活があるのだ。だからこそ、現状の革新、ではなく現状からの『進歩』によって政治はなされるべきだと考える。歩みは遅すぎても、まして早すぎてもいけないのである。
日本が目指す『進歩』とは役人の仕事、国会議員の仕事を増やすことだろうか。違うはずである。よって目指すべきは効率のよい、コストの少ない政府である。コストを減らすことによって社会保障を強化した上で、公正な、努力した分だけ幸せになれる安心した社会を目指す。
これでどうかな、と思いました。素人考えでした。
匿名 |
2009年10月13日 01:05
保守の反民主の方々は、外国人参政権を御旗に選挙戦を展開すると良い結果が出るような気がします。
皆さんはどう思われますか?
蝸牛角上 |
2009年10月12日 22:23
>20年ほど前(80年代中ごろ)からずっと続いていた日本の格差拡大と貧困は、小泉政権下では縮小に転じていたというOECD2008年の報告もあります・・・
こういう記事もあります。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20070211/1171220629
地域間格差:所得格差「小泉政権下で拡大」実証 本社集計
選挙前に経済成長率を大きく発表し、選挙後に下方修正するなどは、自民党政権下ではよくあります。(今回の衆議院選でもありました)
官僚がデータ操作をした可能性もありそうです。
以前、高橋洋一氏が言っていた事ですが「日本のみが純債務額ではなく粗債務額を財務官僚がねじ込み、徒に財政赤字を強調している。狙いは増税」
まぐ |
2009年10月12日 20:52
神保様
今週のマル激で、河野さんの政治に対する熱い思いと信条がとてもよく伝わってきました。
特に、外国人労働者問題については、とても分かりやすく、是非とも国会にて提起して頂きたいと思いました。
ただ、話を聞いているうちに、河野さんの信条は、自民党よりも民主党に近しく、逆に、何故自民党にこだわるのかは、全く理解できませんでした。
疲弊した今の日本を、ある程度のところ迄立ち直らせる為の選択肢は、実は、各論点につき、其々一つずつしかないと思っております。
(それゆえに、日本がある程度のところ迄立ち直らない限り、「日本版」保守とリベラルの概念の区別を明確にし、政策の旗印を明確化することは困難だと思います。)
自民党から民主党に政権交代し、政官財既得権益のトライアングルを壊すための第一段階のハードルはクリアできました。
ただ、このハードルが結構高く、飛び越えるために既得権益側の人である労働貴族を民主党が取り込んできた弊害が、現段階ではわずかながらも、出てきている感は否めません。
自民民主を問わず、政治家は、きれいごとをいう人と現実的に厳しいことをいう人に分かれるという宮台さんの言葉がとても印象的でした。
近い将来、民主党が自民党に手を突っ込んで自らに手繰り寄せた際、河野さんがその中に入っているかどうか分かりませんが、いずれにしても、河野さんが国会論戦等を通じて、民主党のお尻を叩き、改革を進める一助になって頂きたいです
英二 |
2009年10月12日 14:52
20年ほど前(80年代中ごろ)からずっと続いていた日本の格差拡大と貧困は、小泉政権下では縮小に転じていたというOECD2008年の報告もあります・・・
http://www.oecd.org/dataoecd/45/58/41527388.pdf
データの見方はいろいろあるのでしょうけども、小泉以前の自民党の方が貧困と格差を生んでいたと言えないのでしょうか。
ところで、こと産業に関しては、政府が何かをして民間の足を引っ張らないで欲しいというのは心の底から同感です。彼らが何もしないという保証を得るためなら賄賂も贈るし接待もします。
TipToe |
2009年10月12日 14:49
まぐ氏の言われることに全く賛同である。河野氏を総裁にしなかったのは自民党支持者の良識を示した結果かもしれない。
賈雨村 |
2009年10月12日 12:55
>小泉改革の一体どこに格差を広げる物が含まれているのか、全く根拠がない。
ましてや、小泉改革で地方が疲弊した、だとか。
まず、小泉政権の政策が全く駄目だったのは以下の図(財務省系資料)でわかる。
http://www.mof.go.jp/zaisei/con_03_g05_2.html
純債務高国際比較
小泉の任期中(01〜06)に国の純債務額を極端に悪化させている。
原因は緊縮財政と減税。
この図を見れば、財政破綻を前提にした緊縮財政論や減税による景気回復論が誤りである事が端的にわかる。
また、これらを論拠とする宮台、神保氏を含む小さな政府論者は、toyokawa さんがいうように偽の前提の基の誤った立論者である事がわかる。
ちなみに減税の日本経済に与える乗数効果は経済企画庁(当時)の試算では0.6つまり政策的正当性はないという事。これは日本人の高い貯蓄性向による。アメリカ人は金持ち程消費性向が高い。
ただし、官から民へは経済学者の実証的研究では有意性が見られるので中長期的には正しいと言える。
次に世界各国のGDP(上位60位)を見れば
http://www.iti.or.jp/stat/4-001.pdf
日本一国だけが95年から08年にかけて成長していないのがわかる。
各国に構造問題がないはずがなく、この図だけで構造改革しなければ経済成長しないは誤りである事がわかる。
また、宮台氏のいう「成熟社会は経済成長しない」というのも現実から遊離している。
小泉の「郵政民営化」政策は当時金融緩和しても民間銀行は民間需要が少なく国債を購入していた事をみれば優先すべき政策ではなかった。
つまり、政府事業によるマネー寡占により民間の健全な経済発展を妨げてはいなかった。
さて格差問題だが、まず地方が疲弊したのは公共事業の削減と地方交付金の兆単位の減額による。
箱物公共事業でも、乗数効果が1.2前後(微妙だが)、減税よりは政策的正当性があった。
経済学者の飯田泰之氏によれば、日本のジニ係数は北欧には劣る程度。しかし、政府による再配分が酷く、是正されるどころか、若い世代では格差が広がるという。
これは自民党の支持者が資産家、地方の名望家、公務員、生活の安定した老人層、反共主義者である現実を肯かせる。
再配分の仕方がアメリカより悪いのだから自民党政権、特に純債務額を増やし、福祉を削減した小泉政権以降は格差を広げたと言える。
まぐ |
2009年10月12日 08:46
毎週楽しみに視聴しています。
以前の放送で河野さんの演説を見て好印象をうけ、どのような人なのか関心をもっていたところ、今回のゲストが本人ということで、期待して視聴しました。
いろんなことをはっきりというとところには「自民党も変わるんだな」という印象を持ちました。しかしこの人が今の自民党で一番「まとも」で「力のある」将来のリーダー(放送ではそんな触れ込みですよね。)だとしたら、ちょっとがっかりしました。
政策に関する説明が基本的に「こうしなければいけないんだ」とか「こうすべきなんだ」ということを力説していますが、それでは全く説得力を感じませんでした。「地方はやるしかないんだからやるんだ」という議論には「アタマ悪そー」とすら感じました。一国の将来を語るのにいきなり、「日本はカツカツだ」とこられてはかないません。将来の日本のリーダーなら「日本の将来は間違いなく明るい」と来てほしいものです。
「小さい政府」の議論など方法論上冷たくなるのはいいのですが、暖かさのない冷たさを感じました。随所で感じる「上から目線」のせいでしょうか。これは自転車にのって選挙運動すれば直るものでもないので致命的だと思います。
政策を作成するための着目点として日本の「経済成長」(の幻想?)を延命することがかりではなく、何か新しいスキームを考えシフトしていくことが必要だと思いますが、そういう考え方はされない方なのでしょう。考え方が思考停止的に20世紀の延長なわけで、それが河野さんの政治家的なアイデンティティーであり、自民党ってそういう党なんだなと思いました。(自民党の政治家だけではないでしょうが)
河野さんは優秀でパワーのある方なのでしょうが、ビジョンや夢のようなものが感じられず、またゴリ押しで粗い議論や、大企業のやり手中堅社員のような「出所も行き先も不明な高エネルギー」や「ダサさ」(これらは私だけ?)が気になりました。
山崎養世さんの「夢はあるけどズレてない」ものの言い方と好対照だと思いました。
抽象的な意見ばかりですみません。
河野さんに対してネガティブなことばかりを書いてしまいました。河野さんは10年と言っていましたが、どこにゴールを置くかはさておき、とにかく時間をかけて世界に一目置かれる日本のリーダーに成長してもらいたいです。そういう気概のある方だということは感じました。
確かに特別内容の深い回とは思いませんでしたが、今の自民党を知るという意味ではとてもいい回だと思いました。うれしいゲストだったといえると思います。
今回も含め河野さんの言動や今後の自民党の動向については鋭くつっこんでほしいです。ホストのお二人にはそんな「硬派メディア」ぶりを全編通して期待しています。
長文乱文失礼しました。
electra |
2009年10月12日 05:50
河野太郎氏の話を聞くと内向きの話しばかりしているように感じる。
自由民主党はかくあるべき、保守云々、規制緩和云々、これでは全く何をしたいかわからないし、未来のビジョンもなくただ単に人気取りの政治家と思われても仕方あるまい。
国民に理念を語り、どのような社会を目指し、それが国民生活にどのように影響を与えるかを河野氏は語るべきではないだろうか。
自民党は国民へのメッセージが欠けている。
個人的には政権交代という一点で民主党を応援しているが、自民党のこれまでの功績は計り知れないし、功罪はあるにしろ日本の戦後からの劇的な復興をなしえた素晴らしい政党であったことは事実だ。
しかし、この経済状況では最早国民は保守が云々などとは少しも気にはしない。
マル激を見てるような人達には受けがいいかもしれないが、保守とは、小さな政府とは云々と言っても地方の経済的に疲弊している人達には全く空虚なものだろう。
河野太郎氏には、自民党が、ではなく、今よりさらにいい国を(抽象的で申し訳ないが)つくるためには私が、どのような政策をとるか、またなぜその政策なのか、というのを国民に説明すべきであろう。それを推し進める党がたまたま自民党であった、そのくらいの認識でいいのではないだろうか。
もっとも彼は自民党総裁ではないが最早谷垣氏にはその役目は期待出来まい。みんなでやろうぜとおおぼけをかましているようですし・・・
今後河野太郎氏がどう変わるかで自民党の将来が決まると言っても過言ではない。
ただ総裁選の票読みの弱さと、戦略の拙さはかなりのマイナスポイントと映ったのではないだろうか。
政治の世界ではパワーがいる彼にはそのパワーも身につけてもらい、実りのある二大政党制を目指してもらいたい。
自民党のために何が出来るかではなく、国民のために、国のために何が出来るかを考えて欲しい。
匿名 |
2009年10月12日 04:28
政党のアイデンティティーを問う番組は、時間をかけて議論を深める丸激ならではと思います。東西冷戦の影響や、農村部から都市部への人口移動と経済成長などの話も含め、ちょっとした日本現代史ですね。
番組の最初の方で、河野さんが総選挙の敗北に関して、選挙のセオリーを語っていました。与党は実績を、野党はマニュフェストを、アピールするものだ、と。これまでの丸激でも何度か言及がありましたが、当事者の口から反省として聞いて、いっそう納得できました。河野さんが語るような、各地域が自分たちでリーダーを選び、再生の努力をすることで社会を回復させるという思想が、小泉改革の中にあったのでしょうか。前の総選挙で、自民党に、構造改革と市場主義に関して具体的な成果と思想を語って欲しかったです。私が聞いていなかっただけかもしれませんが。
後半、宮台さんが、地方に住む外国人の暮らしを紹介していました。都市部周辺に住む私の知らない事だったので、色々思うところがありました。同じ様に、アロヨ大統領の随行者が河野さんに対し、フィリピン側の意識の変化を指摘した話も、印象深かったです。社会の変化はコンピューターの進化並に早いですね。古い知識やイメージは書き換えないといけないなと、つくづく思いました。
最後の方で、河野さんの言う「保守」とは何か、の話がでました。日本の「保守」にまつわる宮台さんの興味深い解説にもありましたが、健全な保守がどんな立場なのか、現代日本に即して答えるのは難しいですね。
Nコメで、また最高裁が取り上げられました。最高裁の事例には重要な争点が多いので、見続ける必要がありますね。最高裁の国民審査が機能しないのは分かっていますが(笑)
かんぽ |
2009年10月11日 20:36
河野氏に自民党再生への期待を多少持っていたのだが 番組を見て絶対無理だと良くわかった。総裁選の票読みも出来ない政治家に政権交代など出来るはずもない。マスコミが悪いの党が悪いのと言って何になるんです?長老たちを与党ボケと批判していたが河野氏も充分に与党ボケだ。構造改革を標榜し10年野党でいるつもりですか?10年後今の構造が存在すると考えること自体笑い話です。野党として何が出来るのか早急に考えない限り消滅の運命でしょうね。少なくともスキャンダル追求では自民党は再生しません。
それにしても宮台さん神保さんの脱力は何なのでしょう。民主党政権への失望でしょうか?そもそも期待する対象がずれていたんじゃないですか?今回の企画内容もおかしいですよ、河野氏に野党としてどうあるべきかを問わなければ意味がないじゃありませんか!
coo |
2009年10月11日 19:33
いやはやの回でした。
年だけ若くて、時代認識が10年遅れた戦略眼のない小泉みたいな人を、いまどき仲いいから呼んだなんていう番組づくりはいりませんな。
もう国内政治の話はいいから、国際情勢についての番組を年末にむけて、いくつかつくってくださいな。
wiring |
2009年10月11日 18:51
河野氏の自民党に期待したいが、1つ提案。自由民主党という党名を変えたほうがいいんじゃないですか。自由民主というのはもう当たり前です。次の政権を目指すなら、民主党を凌駕するような党名を作るべきです。とはいえ、わたしも何がいいのかわからないのですが。
あき |
2009年10月11日 18:16
>「保守」とはすなわち日本の主権の及ぶ範囲は一民族一文化で過ごせるようにすることである。
その前に誰を日本人だと思うかの問題があるんだけど。
それに日本の文化の担い手に日本人がなりにくく外国の人が担い日本の文化は守られるということもある。日本人と日本の文化とが消滅するのとどっちがいいか。
徴農制とかいってるけど農業はそんな1-2年やって引き継げるものじゃない。
外国人と交わるのが悪影響とかいうなら相手の外国の人も日本人と交わり影響を受けるのだろうから、日本のために力を注ごうと思ってもらえるようにすればいい。アメリカに留学した日本人は、アメリカの文化を学び、日本に足りないところを変えようと本気で思って日本の経済、政治の中枢に入ってアメリカの文化をたくさん流し込んだ。
犯罪が云々にしても入ってくる外国人を日本人に染めてしまうのが一番抑えられる道かもしれないし。
えっと |
2009年10月11日 17:48
Nコメについて
前から不思議に思っていましたが、罰則(強制力)の無い法律って意味があるのでしょうか?確か、来年から施行される改正著作権法でも、著作権を違反している動画のダウンロードについては、違法だけど罰則はありませんでしたよね?
法律には素人なのでなんとも言えませんが、考えられるとしたら、刑事罰はないけど、民事裁判では影響が出ますよ〜ってことなんでしょうか?
そうだとしたら、今回問題の書籍も、たとえ、出版差し止め請求が認められたとしても、違和感は感じません。
本編について
これも前から不思議に思っていたのですが(笑)、保守陣営には、自ら「保守」を名乗る人が居ることです。「保守」って、進歩派陣営がつけた蔑称のような気がするのですが。「資本主義」という名前はマルクスが名づけたように(笑)。
確かに他に的確な言葉が無いといえば、そうですが。
もちろん本編でも言及されてはいましたが、保守陣営の中にも改革派はいますし、進歩派の中にも伝統は大切だという人も大勢います。
また、「保守」という言葉は曖昧であるとともに、別の問題も浮き彫りにしていると思います。冷戦時代は反共という共通のコンセプトで結合し、意味を持っていたとは思います。
しかし、その後は、それまでの利権や人間関係で結ばれて、むしろ、「保守」という曖昧さの中に安住して、巣食っているだけの人が多いのではないでしょうか?それは保守としては絶対いかんでしょ(笑)
ここは保守陣営自身、分かりやすく「保守」の目的語を「天皇」と決めるなど、きちんと定義したほうがいいと思うのですが。。
でも「天皇」にすると日本人の多くが「保守」になっちゃいますね(笑)
翠 |
2009年10月11日 15:59
上記のたなかさんと同じように、今回のニュースコメントでのお二人の法律解釈の話は大変荒唐無稽に感じました。
言うまでもないことですが、罰則規定がなくても法律の実効性は強制執行によって担保されます。(罰則規定があった方が法律の権利保護がより効率的に実現されるというのは法律の実効性の有無とはまた別の話です。)
出版差し止めの是非は、へんてこな法理論でなく直截にお二人の常識に基づいた利益衡量論で論じられたほうがよかったと思います。
戸村 |
2009年10月11日 13:31
河野さんは、まあ、いい人なんでしょうけど、負けるべくして負けた感はあります。
カビの生えた財政均衡論を所与のものとして議論してみたり、日本に外国人労働者が必要ということを所与のものとして議論してみたり、いろんなところで議論の前提が滅茶苦茶です。前提が偽ならその後の推論はすべて偽になるのは論理学の基本の基本です。
外交に関する見識などはさすがだと思いましたが、全体的にはかなりがっかりしました。
小さな話ですがタクシーについて。タクシーは規制緩和で値段が安くなったと言ってますが、最大市場の東京では初乗り660円から710円に値段が上がっています。これは意見ではなく事実です。普通の主婦でも知っています。多くの市場原理主義者と同様、河野氏は事実認識もできないのでしょうか。
toyokawa |
2009年10月11日 12:27
被告人の実名報道は、有罪の確定後にされるべきですね。
たしかに、日本には「知る権利」や報道・表現の自由があります。
しかし、それらを主張するわりには、日本の大手新聞社・テレビ局などは、現代法的素養を備えておいででないようで、「有罪推定」に偏った立場から報道しているように思えます。有罪か無罪かは裁判所が決めることなのですが…。
そのことを考慮すれば、実名報道は有罪確定後が相当だと思いますね。
まぁ、問題とされるべきは、新聞やテレビに理性的な報道が期待しづらいことなのでしょうが…。┐( ̄ー ̄)┌ コマッタナ
kazu |
2009年10月11日 10:38
四、五年ぶりかな、ここにコメントするのは。
>日本の保守とは「無事これ名馬」精神だろう
現役時代名競争馬であり、種牡馬としても結果を出したサラブレッドは、“悠々自適”の余生を送られる。 余裕の無い、経営の厳しい牧場であっても、彼らへの感謝の気持ちが有るから、出来るだけの待遇を維持しようとする。
サラブレッドとして産まれた限り、無事なだけで安寧が得られると思っていたら、大きな勘違いだ。
企業にとって、使い勝手はいいが、ここぞと言う時(飛躍or危機)、最も役に立たないのが、“無難”な奴。
rice_shower |
2009年10月11日 08:42
日本の半導体産業の話がありましたが、重要なテーマだと思います。ARMはとっくに韓国生産ですしね。
番組への要望となりますが、そろそろ「Windows 7は必要か」問題をテーマにして欲しいです。UbuntuやSUSEなどの新興勢力も関連してくるでしょう。
また、オラクルを始めリーナスやストールマンがクラウドに批判的ないし懸念を示すのはクローズドソース回帰かどうかはともかくブラックボックス化の可能性を示唆しているものと思われます。
その辺りの議論をして欲しいです。そうしないと「日本だけがWindows7買ってクラウド丸乗りでした」みたいな話になりかねません。
koyuka |
2009年10月11日 08:39
四、五年ぶりかな、ここにコメントするのは。
>日本の保守とは「無事これ名馬」精神だろう
現役時代名競争馬であり、種牡馬としても結果を出したサラブレッドは、“悠々自適”の余生を送られる。 余裕の無い、経営の厳しい牧場であっても、彼らへの感謝の気持ちが有るから、出来るだけの待遇を維持しようとする。
サラブレッドとして産まれた限り、無事なだけで安寧が得られると思っていたら、大きな勘違いだ。
企業にとって、使い勝手はいいが、ここぞと言う時(飛躍or危機)、最も役に立たないのが、“無難”な奴。
rice_shower |
2009年10月11日 08:26
荒唐無稽なのは、小泉格差論者のことだろう。
小泉改革の一体どこに格差を広げる物が含まれているのか、全く根拠がない。
ましてや、小泉改革で地方が疲弊した、だとか。
無記名 |
2009年10月11日 05:48
「保守」とはすなわち日本の主権の及ぶ範囲は一民族一文化で過ごせるようにすることである。要は移民なんぞ絶対に入れない、そのためには何でもするということだ。
日本の農業が外国人だらけというのなら、まずそれの排除こそ日本の農政の最優先課題とするのが「保守」を標榜する政治勢力の当然の振る舞いなのだ。だから徴農制の導入も検討されるべきという話である。
日本に一流の人材が来ないという話は、すなわち現時点で日本に居る外国人はカスということの証明であり、今まさに来日しようとしている外国人は犯罪者しか居ないということの証明である。カスしか来ないならとにもかくにも入国の門を閉じる政策をとることが「保守」を標榜する政治勢力が目指すべきことである。
学校が外国人だらけということほど、最優先で守らなければならない日本人の子供たちに対して悪影響を与えることはない。子供たちに少なくとも成人になるまでは、日本で普通に生活している限りは1人たりとも外国人に関わらずに済む社会環境を整備することこそ「保守」を標榜する政治勢力が目指すことではないのか。
そもそも外国人を学校に通わせることなど、刑事事件の国選弁護人制度に匹敵する究極のムダ使いである。それが子供の権利条約に違反するのだったら、ちゃっちゃとそんなふざけた条約は破棄するのは当たり前のことではないか。外国人に20万払うから出て行けという話などとんでもない。やつらが働いて収入を得ること自体が、日本人の雇用口を奪っている犯罪行為である。だから、外国人の全資産を没収して有無を言わさず国外追放こそが、「保守」を標榜する政治勢力が行なうべき行政施策ではないのか。
「保守」というのは日本人の命が失われたことを決して忘れないことである。福岡一家殺人事件を忘れるな! 広島女児殺人事件を忘れるな! と声を大にして言いたい。日本人の命を外国人から守るために何でもする「保守」であって欲しい。そのような「保守」になることしか自民党には再生の道はないと思う。
無記名 |
2009年10月11日 04:40
河野太郎も経済学的に無知というのがわかりがっかり。
まあ、それより酷いのが宮台なのだが。
それにしても、荒唐無稽というに近い構造改革派どもだ。
日本の不幸は共産党も含め構造改革派が多いという事なのだろう。
ガキの遊びじゃないのだから、科学なきものは去れといいたい。
最後に日本の保守とは「無事これ名馬」精神だろう。空気(周囲の顔)を見ながら無難な所に落ち着いて行くという所だろう。
まぐ |
2009年10月10日 22:42
Nコメで鳩山さんに関して出ると思ったのに・・・
↓鳩山語録
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091006/plc0910062058019-n1.htm
より抜粋
「言うまでもなく、秘書の罪は国会議員の罪である。ことに金庫番秘書ならなおさらである」
(H14年3月14日付の夕刊フジのコラムで。加藤紘一自民党元幹事長の秘書による脱税容疑について)
「議員の分身といわれている会計責任者の逮捕は、議員本人の責任である」
(H14年5月2日付の夕刊フジのコラムで。鈴木宗男衆議院議員の秘書逮捕について)
「私は政治家と秘書は同罪と考えます。政治家は金銭に絡む疑惑事件が発生すると、しばしば『あれは秘書のやったこと』とうそぶいて自らの責任をのがれようとしますが、とんでもないことです」
(H15年7月23日付のメールマガジンで。土井たか子元主衆院議長の秘書による秘書給与流用事件で)
「もっと説明を尽くす努力をしていきたい」
(H21年9月16日、首相就任会見で自らの政治資金虚偽記載問題について)
麻生さんの「漢字読み間違い」「バー通い」と、どっちが悪辣ですかね?
匿名 |
2009年10月10日 20:40
宮台さん、罰則があるか(刑事)と仮処分ができるか(民事)はなんの問題もなく両立しますよ。
罰則がなくても、権利性が認められる場合もあるし、そもそも、不倫なんか犯罪行為じゃなくても損害賠償とかできるでしょ。
どういう思考してるんでしょうか?勘違いじゃないかなぁ。
たなか |
2009年10月10日 20:24
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