| マル激トーク・オン・ディマンド(第201回) |
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収録日 2005年1月D29日(60分 PART2:54分)
200回記念スペシャル・パート2 田中改革いまだ志半ばなり
ゲスト 田中康夫氏(長野県知事)
田中康夫知事の苦戦が伝えられている。
02年に脱ダム構想をめぐる議会との対立から知事不信任案が可決され、出直し知事選で田中氏が圧勝したにもかかわらず、再選後の議会選では反田中派の数は減らず、田中改革の手法や成果に対する風当たりは強まる一方であるかに見える。
最近では「田中康夫は壊すだけ」との批判が、かつての知事の応援団の中からも起き、田中氏が孤立しつつあるかのような報道も散見される。
しかし、こうした動きに対し田中氏は、「具体的な対策も出さず、長期的なビジョンを見ずして目先の手続き論に終始している人々こそが日本を沈没させている」と反論し、改革へ向けた強い意思は一向に衰えを見せない。
なぜ田中氏はここまで改革にこだわるのか。さまざまな批判を田中氏はどう見ているのか。改革の足を引っ張っているのは誰なのか。
前回の出演時から懸案となっていたガラス張りの知事室から、田中改革の現状に見る日本病の病根を考えた。 |
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| マル激トーク・オン・ディマンド(第202回) |
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収録日 2005年2月10日(1時間23分)
誰のための憲法改正か
ゲスト 鳩山由紀夫氏(衆議院議員)
国会で憲法論議が本格化している。しかし、各政党の主張からは、誰のための、何のための憲法改正かが見えてこない。
先日「新憲法試案」を著した鳩山由紀夫衆議院議員は、憲法論議を9条問題に終始するのではなく、国と地方の関係を再構築するチャンスと捉えるべきだと主張する。中央に対する地方の従属関係を無くし、自治体が幅広い決定権を有する「地域主権の確立」こそが自らの試案の大きな特徴だとする鳩山氏は、市民がこれからの日本の指針としての憲法論議を身近な問題と認識することが必要だと説く。
憲法を変えることは、何を意味するのか。改正のないまま憲法解釈で自衛隊を保有し海外派遣までしている日本のこれからの課題とは何か。憲法シリーズ『憲法のゆくえ』第一弾は、鳩山由紀夫衆議院議員とともに、憲法改正のあるべき姿を考えてみた。 |
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| マル激トーク・オン・ディマンド(第203回) |
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収録日 2005年2月18日(1時間17分)
三井環裁判の判決から見えてくるもの
ゲスト 三井環氏(元大阪高検公安部長)
検察の裏金疑惑を告発していた三井環氏に、2月1日実刑判決が下った。三井氏自身は以前にこの番組に出た際にも、容疑の内容そのものを否定しているが、百歩譲ってそこに何らかの犯罪要件が成立していたとしても、三井氏の容疑は20数万円程度の接待だの、住んでいない住所に住民票を移しただのといった、微罪も微罪、社会通念上は到底犯罪とは呼べないようなものばかりのように思われる。
しかし、検察は三井氏が検察の裏金疑惑に関して実名でテレビインタビューを受けることになっていた日の朝、三井氏をこの超微罪で逮捕し300日を越える拘留を続けた。そうした上での今回の判決だった。しかし、勝訴に絶対の自信を持っていた三井氏及び弁護団の予想を裏切って、大阪地裁は三井氏に実刑判決を下した。
はたしてこの判決は妥当なものなのか。その裁判所さえもが判決の中で、裏金疑惑の糾明が必要であると指摘しているにもかかわらず、南野法相は調査の必要無しとしていることを、われわれはどうみるべきなのか。検察のトップにまで及ぶ「調査活動費」裏金疑惑問題と三井氏に対する今回の判決の意味するところを、三井氏とともに考えた。 |
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| マル激トーク・オン・ディマンド(第204回) |
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収録日 2005年2月27日(PART1:1時間6分 PART2:42分)
ライブドア問題のマル激的考察
ゲスト 大杉謙一氏(中央大学法科大学院教授)
ライブドアによるニッポン放送の買収攻勢がここしばらく世間を賑わせている。しかし、マル激ではこれを、インターネットという新しい「開かれたメディア」が、放送という古い「閉ざされたメディア」を飲み込もうとしているだけの、歴史的必然と考える。
そもそもライブドアおよび堀江社長に対するさまざまな中傷や批判は、既得権益に甘んじながら商業主義にひた走ってきた既存のテレビ業界にそのまま返されるべき言葉と言っていい。独占市場の中において記者クラブ体質にどっぷりつかってきた既存のメディアが、今になって公共性だのジャーナリズムだの持ち出しても説得力は弱い。
しかしその一方で、現在の停滞した日本の経済、社会情勢のもとで、仮に堀江氏が既存のメディア構造の破壊に成功したとしても、その後により優れたメディアが登場するとは限らない。その意味では、堀江氏の買収の成否もさることながら、この一連の騒動の後メディアにどのような変化が現れてくるかの方が、より重要な問題といっていいだろう。
今週のマル激では前半部分で中央大学の大杉教授とともに、今回のニッポン放送をめぐるライブドアvsフジテレビの一連の買収劇の問題点を検証した上で、後半は宮台・神保が、ライブドア問題をマル激的視点から激しく考察した。 |
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| マル激トーク・オン・ディマンド(第205回) |
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収録日 2005年2月23日 (1時間58分)
神保リポート 今ツバルで起きていること
ゲスト 三村信男氏(茨城大学教授)
2月16日、ようやく京都議定書が発効した。
しかし、発効条件が整うまでに7年以上要したためにその間日本も含め各国の温室効果ガス排出量は大きく増加し、2012年という期限までの削減目標をクリアするためには批准国には大きな負担が伴う。その一方で、最大の温室効果ガス排出国アメリカが議定書から離脱している上、今後排出量が大きく伸びるとみられる発展途上国が削減義務を負っていないなどの課題も多い。
しかし、その一方で、地球温暖化に起因すると見られる気候変動の予兆は日に日に明らかになり、海面上昇のために今にも海に沈みかけているツバルのような国もある。世界はこの問題にどう取り組んでいくべきなのか。日本の責務とは何か。 神保氏のツバルの現地リポートをみながら、茨城大学の三村教授とともに、京都議定書の意味をあらためて問い直した。 |
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| マル激トーク・オン・ディマンド(第206回) |
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収録日 2005年3月11日 (PART1:1時間12分 PART2:56分)
ニートが投げかける日本の構造問題の深層
ゲスト 玄田有史氏(東京大学助教授・労働経済学)
働かず学校にも通っていないいわゆる「ニート」の数が、50万人を超え100万にも迫ろうかという勢いを見せている。ニートという概念を日本に紹介した玄田有史東大助教授は、ニート増加の原因を単に若者の労働意欲の低下に求めるのは間違いだと言う。むしろ、企業側が社員の育成をやめ、即戦力ばかり採用するようになったことや、不況下で中高年の雇用維持をするための犠牲になっている面が大きいと言うのだ。「失われた10年」を日本の雇用という視点から玄田氏と共に考えた。
また、後半は宮台氏のピンチヒッターの江川紹子氏とともに、ライブドアの堀江社長が提唱する新しいメディアの形と、ITが人間同士のコミュニケーションに与えた影響などについて考えた。 |
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| マル激トーク・オン・ディマンド(第207回) |
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収録日 2005年3月18日 (PART1:1時間6分 PART2:39分)
ホリエモンの「テレビは無くなる論」を考える
ゲスト 西垣通氏(東京大学教授)
「インターネットがテレビを飲み込むのは歴史の必然」、「テレビは無くなる」など、ライブドア堀江社長のメディアの未来像に関する一連の発言が物議を醸している。確かにブロードバンドの普及により、これまで放送が独占してきた「伝送路」の優位性は崩れつつある。
しかしその一方で、放送が過去半世紀の間に築いてきたビジネスモデルは一見盤石に見えるのに対し、インターネットのコンテンツ配信ビジネスは、依然として確立したビジネスモデルらしきものが見えてこない。果たしてインターネットは本当に放送を飲み込むのか。放送と通信の融合とは、具体的に何を意味しているのか。
今週のマル激では、著書「IT革命」の西垣教授とともに、堀江社長の「ネットが放送を飲み込むのは歴史の必然」論を検証する。 |
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| マル激トーク・オン・ディマンド(第208回) |
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収録日 2005年3月23日 (PART1:45分 PART2:41分)
ホリエモンかく語りき
ゲスト 堀江貴文氏(ライブドア社長)
東京高裁の抗告棄却を目前に控えた23日午後、ライブドアの堀江社長がマル激に初登場。これまで説明不足を多方面から批判されてきた「放送とインターネットのシナジー」、「インターネット時代のジャーナリズム」、「世界と渡り合うメディアの育成」などのテーマについて、自論を90分にわたり熱く語った。 |
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| マル激トーク・オン・ディマンド(第209回) |
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収録日 2005年4月2日 (PART1:1時間14分 PART2:1時間20分)
BSE安全宣言のカラクリを斬る
ゲスト 山内一也氏(食品安全委・プリオン専門調査会専門委員)
食品安全委員会が、月齢20ヶ月以下の牛のBSE検査の免除を容認する答申を出し、アメリカ産牛肉の輸入に道が開かれた。いや、少なくともニュースではそう報じられている。しかし、食品安全委のプリオン専門調査会の委員を務める山内一也東大名誉教授(感染症研究)は、それは誤解であり、行政とメディアによるトリックだと言う。山内氏ら専門委員は、国から20ヶ月以下の牛の検査を廃止した場合、今よりどの程度BSEの感染リスクが増大するかを諮問され、それ自体は非常に低いことを認めたが、それと同時に全頭検査の中止には反対の意見を明確に提示したという。現時点ではまだ輸入肉骨粉の状況が100%把握できていないことや、特定危険部位の除去がどの程度徹底されているかも、十分確認されていないと判断したからだ。
しかし、驚いたことに、その問題は今回は諮問されていないという理由から、科学者たちのそうした意見は答申には含まれなかったというのだ。科学者たちが中立的な立場から議論を続け、合意した時に初めて検査が緩和されるという説明は、実は嘘だったのだ。
日本の牛肉は大丈夫なのか。今回の決定によって輸入再開にまた一歩近づいたとされるアメリカ産の牛肉は、どの程度安全なのか。日本におけるプリオン研究の第一人者山内教授とともに、牛肉の安全についてあらためて考えた。
他、ライブドア問題続報、尊厳死について、懸賞クイズ抽選など。 |
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| マル激トーク・オン・ディマンド(第210回) |
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収録日 2005年4月9日(PART1:1時間7分 PART2:1時間1分)
命をかけて無実を訴えていきます
ゲスト 植草一秀氏(エコノミスト)
ちょうど1年前の4月8日、東京JRの品川駅で女子高生のスカートの中を手鏡でのぞき見しようとしたとして東京都迷惑防止条例違反で逮捕、起訴され、さる3月23日、「罰金50万円・手鏡一枚没収」の有罪判決を受けたエコノミストの植草一秀氏は、無実を訴え続けているにもかかわらず、控訴期限だった4月6日控訴を断念した。
植草氏は「罪を認めたわけではない。しかし、このまま裁判を続けても公正な裁判が期待できない」と控訴断念の理由を説明し、今後裁判とは別の形で無実を訴え続けていく意向を明らかにしている。冤罪を訴える植草氏が、「サッカーにたとえると、アウェーゲームだった」と主張する裁判とは、どのような裁判だったのか。一度は罪を認めたと報じられた植草氏が一転全面否認に転じた背後に、どのような経緯があったのか。果たして裁判は公正だったのか。ほとんど報じられていない植草氏の言い分を聞いた。 |
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