2015年7月16日
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総工費の高騰に自分は関与していない
審査委員長の安藤忠雄氏が会見

プレスクラブ(2015年7月16日)

 2020年五輪のメイン会場となる新国立競技場の総工費が巨額に膨らんでいる問題で、建築デザインの審査委員会の委員長をつとめた建築家の安藤忠雄氏が7月16日、記者会見を行い、「私たちが頼まれたのは、デザイン案を決めるまで。2520億円になった理由を私も聞きたい」と建設費の高騰について自身は関与していないとする立場を繰り返し強調した。

 建設費高騰の原因とされる斬新なデザイン案を選んだ審査の責任者として安藤氏が公式に会見したのは、問題が表面化して以来これが初めて。

 安藤氏は2012年のデザイン審査の時点で1300億円だった予算額が、2014年5月の基本設計で1625億円になっていたことを明かした上で、「この額ならば実現可能と認識した」と語った。

 しかしその後、総工費が2520億円に膨れあがったことについては、自身は一切関与していないことを強調した上で、建設費の削減が必要との見方を示した。

 その一方でデザインを見直す可能性について聞かれた安藤氏は、「見直しはすべきだ」としたものの、「ザハさんと話し合っていくいくべき」と語るなど、依然としてザハ案の基本線は維持すべきとの考えを明らかにした。

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