2014年10月16日
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美濃加茂市長贈収賄事件
間接証人の証言は贈賄の証拠になるか

プレスクラブ

 雨水浄水設備の導入を巡り、30万円の賄賂を受け取ったとして受託収賄罪などに問われた岐阜県美濃加茂市の藤井浩人市長の第5回公判が10月16日、名古屋地裁で開かれ、市長に賄賂を渡したと証言する浄水設備の設置業者社長の中林正善氏の供述の信用性を補強する目的で検察側の証人2人が出廷した。
 一人は、名古屋市の太陽光パネル設置業者で、中林氏が美濃加茂市の市立中学に設置した浄水設備を案内した際に、「渡すものは渡しているから」と打ち明け、当時市議だった藤井氏に賄賂を渡していることを仄めかしていたと証言した。
 二人目は、中林氏が藤井氏に渡す賄賂の原資を借りたとしている人物で、中林氏からは藤井氏への賄賂目的を理由に資金提供を依頼されたと証言した。
 藤井氏の主任弁護人の郷原信郎弁護士は公判後の記者会見で、「あのような証言で中林証言を補強しようと考えること自体が無茶苦茶。よほど証拠がなく、検察官が困り果てた末に苦し紛れの証人尋問を2つやっただけと考えている」と検察証人の妥当性に疑問を示した。

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