2024年04月20日更新
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ジャニーズ事務所が新体制を発表する会見を受ける形で、ジャニー喜多川氏から性被害を受けた被害者たちの団体「ジャニーズ性加害問題当事者の会」が９月７日、記者会見を行い、藤島ジュリー景子社長の退任後の東山紀之新社長下の新体制などについて所感を述べた。
当事者の会の平本淳也代表は、藤島氏が社長辞任後も経営陣にとどまり被害者救済に当たることは評価できるとした一方で、ジャニーズの性加害の実態を熟知しているとされる白波瀬傑元副社長が会見の場にも現れなかったことには強い不満をにじませた。ジャニーズ事務所のこの日の会見では、白波瀬氏の退任も発表されていた。
また、東山新社長の下での新体制については、東山氏がジャニー氏の寵愛を受けていたことを理由に、「違和感がある、納得いかない」と述べた。
石丸副代表は当事者の会がこれまで求めてきた「事実認定」、「謝罪」と「救済」の3つを明言したことは評価できるとしたが、同じく同会の志賀泰伸氏は東山新社長の下での新経営陣は形ばかりの新体制だとしてこれを批判した。
会見では他に、ジャニーズ事務所は名称を変えるべきだとする意見や、日本の放送局がいまだにジャニーズタレントを起用して利益を上げていることに対する批判もあがった。
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