2015年6月9日
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戦後70年談話は村山談話を継承し、謝罪と反省を明確に

プレスクラブ(2015年6月9日)

 村山富市元首相と河野洋平元衆議院議長は6月9日に行われた日本記者クラブでの講演で、安倍首相が戦後70年を記念して発表する予定の「戦後70年談話」には、過去の植民地支配と侵略に対する反省を明示した村山談話を継承すべきだという考えを示した。

 村山氏は「安倍首相には、きちんと村山談話を継承すると言ってもらわなければならない。戦後70年談話の中に、素直にはっきり明記し、国際的な疑問と誤解を解消することが大切だ」と語り、自身が総理在任中の1995年、戦後50周年を記念した「村山談話」を継承するよう求めた。

 河野氏は安倍首相が村山談話を継承すると言っている以上、戦後70年にあえて総理談話を出す必要はないのではないかとの認識を示した上で、70周年記念事業として国立の慰霊の施設を作ることを提言した。「国民誰しもが、わだかまりなく参拝できるような事業を行ったほうがいい」と河野氏は述べた。

 また、村山、河野両氏は現在国会で審議中の集団的自衛権の行使を可能にする新安保法制について、それに反対する意向を明確にしたうえで、「一旦取り下げて、再検討すべき」(河野氏)などと語った。

 ビデオニュース・ドットコムではこの会見の模様をノーカットで放送中。

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