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東京都知事選に立候補を表明している5人の主要候補者が6月17日、日本記者クラブが主催する共同会見にオンラインで参加し、新型コロナ対策や東京オリンピック開催の是非、統合型リゾート(カジノ)誘致などについてそれぞれの主張を展開した。
会見に参加したのは、現東京都知事の小池百合子氏のほか、元日弁連会長の宇都宮健児氏、れいわ新選組代表の山本太郎氏、前熊本県副知事の小野泰輔氏、NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏の5人。
小池知事は自身が公約に掲げた「7つのゼロ」の達成度について、毎年保育ニーズが高まるなかで待機児童が減っているなどとして、2030年を目標に長期的戦略に立って実現していきたいと語った。また、東京五輪の開催にこだわったことが新型コロナ対策の遅れにつながったのではないかとの指摘に対しては「その指摘にはあたらない」と、これを否定した。
小池知事はまた、自身の学歴問題をめぐり都議会でカイロ大学卒業の証明書の提出を求める決議案が提出され、後に取り下げられたことについて、証明書を都議会に提出する意思がないことを改めて強調した上で、6月15日の記者会見後に卒業証書と卒業証明書を公開しており、既にメディア上でも繰り返し公開してきたことを理由に挙げた。
宇都宮健児氏は新型コロナで生活困窮に陥った都民の暮らしを守るための財源として、都庁の財政調整基金の残りを充てる意向を示した。 山本太郎氏は自身が知事に当選すれば、副知事に宇都宮健児氏と小野泰輔氏を充てると語った。 小野泰輔氏は東京オリンピックの開催を2024年に延期する可能性を24年の開催予定地のフランスと協議の上探っていく意向を示した。立花孝志氏は自身が当選した暁には、堀江貴文氏を副知事に指名したいと語った。