大谷翔平という奇跡を可能にしたもの
スポーツジャーナリスト、メジャーリーグ評論家
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元大相撲力士の柳原大将氏(元琴貫鐵(ことかんてつ)=最高位三段目37枚目)が7月31日、日本外国特派員協会で会見を行い、新型コロナの流行下で、不整脈の持病があるのに休場を認められず引退を余儀なくされたことなどについて、日本相撲協会と佐渡ケ嶽親方に対して起こした民事訴訟について語った。
慰謝料などと合わせて約415万円を支払うよう求めている柳原氏は外国特派員協会で会見した理由を、日本のメディアでは報道してもらえないと考えたが、外国メディアならこの問題をきちんと取り上げてくれるのではないかと期待したと説明した。
柳原氏は2021年1月、新型コロナに感染する不安から休場を申し出たが、相撲協会からこれを拒否され、自身が所属する佐渡ケ嶽部屋の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)に相談しても引退するしかないと言われたため、感染リスクを冒してでも出場するか引退かのいずれかを選ぶことを余儀なくされたと語った。
また柳原氏は会見の中で、コロナ禍の下での場所への出場のほか、いわゆる「かわいがり」と呼ばれる過剰なしごきなど相撲界にはまだ理不尽な風習が残っており、佐渡ケ嶽部屋に所属した力士は「人間の扱いをされていなかった。未成年者を奴隷扱いする力士のシステムはおかしい」とも主張した。
力士として大成することが子ども時代からの夢だったという柳原氏は、願わくばまともな環境で力士を続けたかったとも語った。