被害者意識の強いイスラエルが国際社会を信用できるようにならない限りパレスチナへの攻撃は続く

ゲスト鶴見太郎
東京大学教養学部准教授
東京大学教養学部准教授


言葉によるコントロールについて両氏が熱い議論を展開。宮台氏は、言葉の背後にある論理よりも、言葉の言い回しそのものに安易に操作されてしまう日本人の体質が、近年官僚の私益を伸ばす目的で利用されていると指摘した。一方、神保氏は、政府が英語と日本語で翻訳を操作して本質を誤魔化している点や、政府の要請で狂牛病をBSEと無批判に呼ぶメディアの談合体質を批判し、ジャーナリズムの本来の役割は政府の意図をチェックすることにあると強調した。