不条理だらけの世界を当たり前としない生き方のすすめ
マル激 (第1234回)
パウエル米国務長官が提示した「イラク大量破壊兵器保有の証拠」は、全くお粗末な内容だった。元国連査察官のスコット・リッター氏は、「兵器保有の証拠には程遠い」とその内容を一蹴している。一方、スペースシャトル「コロンビア」の事故は、NASAという組織が如何に疲弊していたかを露にした。これを単なる大国の驕りの結果と見るべきか、帝国凋落の始まりと見るべきか、考えてみた。