2001年9月28日
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私たちはBSEから何を学ぶべきか

マル激トーク・オン・ディマンド 第30回

同時テロの余韻が強く残る中、今回は2週間前に日本で第一号が発生した狂牛病の問題を取り上げた。
神保氏は、狂牛病がオイルショック下のイギリスで最初に発生した点に注目し、「資本主義における利益の最大化が根底にある」と指摘。「推定無罪が近代の原則だが、環境と人命に関しては放置するリスクが大きすぎるので線を引くべきだ」と、予防原則の必要性を主張する。
これに対して宮台氏は「本来、近代とは政治システムの負荷が下がった社会だが、狂牛病問題への対処のように、高度な政治判断が求められることが多く出てきている。しかし、日本はそれに耐えうるシステムができていない」と説いた。

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