年明け早々から、政治家の秘書などが公共事業で業者に口利きをし、談合や脱税をしていた疑惑が相次いで持ち上がった。
しかし神保氏は政治家の秘書の口利きは日常的に行われていることで、「なぜ今突然それが大きな問題になっているのか」について、不信感を露わにする。同じく宮台氏も、「恣意的な摘発には政治的ニュアンスが必ずある」と、一連の立件の背後にある政治的思惑の存在を警戒する。
指導者たちが、自身の私益のために平然と公益を損なう行為に出る「日本病」の処方箋を探った。
2019年12月07日
薬物依存症には刑罰ではなく治療が必要なことを知って欲しい
松本俊彦氏(国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部部長)