2005年3月11日
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ニートが投げかける日本の構造問題の深層

玄田有史氏(東京大学助教授・労働経済学)
マル激トーク・オン・ディマンド 第206回

 働かず学校にも通っていないいわゆる「ニート」の数が、50万人を超え100万にも迫ろうかという勢いを見せている。ニートという概念を日本に紹介した玄田有史東大助教授は、ニート増加の原因を単に若者の労働意欲の低下に求めるのは間違いだと言う。むしろ、企業側が社員の育成をやめ、即戦力ばかり採用するようになったことや、不況下で中高年の雇用維持をするための犠牲になっている面が大きいと言うのだ。「失われた10年」を日本の雇用という視点から玄田氏と共に考えた。
 また、後半は宮台氏のピンチヒッターの江川紹子氏とともに、ライブドアの堀江社長が提唱する新しいメディアの形と、ITが人間同士のコミュニケーションに与えた影響などについて考えた。

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