この放送はスタンダードプラン(月額1100円)のみ視聴可能です。
会員登録して完全版を視聴
この放送はスタンダードプラン(月額1100円)のみ視聴可能です。
会員登録して完全版を視聴
2007年11月09日公開

[特別番組]幻の安保政策大転換を惜しむ・小沢辞任騒動を受けて

マル激トーク・オン・ディマンド マル激トーク・オン・ディマンド

完全版視聴について

この放送はスタンダードプラン(月額1100円)のみ視聴可能です。
会員登録して完全版を視聴
完全版視聴期間 2020年01月01日00時00分
(終了しました)

概要

 11月4日、小沢一郎民主党代表が、突然、辞意を表明し、壊し屋・小沢がキレたか、離党で党を割るかと、さまざまな憶測が飛んだが、2日後には、小沢氏は辞意を撤回し、大連立構想も幻となった。
  マスコミでの報道は、辞任表明会見直後から「自民党と民主党の大連立」一色だった。だが、会見全体を視聴してみればわかるが、それは小沢と福田が抱いていた構想の一部でしかない。マスコミが無視し、報道しなかった部分にこそ、実は今回の問題の重要な意味があった。
 「あの会見の肝は、大連立などではなく、安全保障政策の大転換を自民の福田が認めたことだ」と宮台真司は指摘する。福田が提示した大転換とは、「自衛隊の海外派遣は、国連安保理決議か、国連総会の議決によって設立、あるいは認められた国連の活動に参加することに限る。したがって、特定の国の軍事作戦については我が国は支援しない」というもので、これが実現すれば、まさに、戦後レジームからの真の脱却だったと、宮台は悔しがる。
 神保哲生は、この重大な点を指摘し、小沢や福田へ質さなかった記者たちに、日本の政治をめぐる報道の問題点を見る。福田はこの転換を小沢と語り合ったことを認めている。与党・自民党党首が示した「安全保障政策の大転換」。その事実が残ったことだけでも、これからの対米外交に少なからず影響を与えていくだろうと予測する。
 めまぐるしく展開した小沢辞任騒動が残したものがなにか、徹底的に討論した。

ディスカッション

コメントの閲覧、投稿は会員限定の機能です

月額1100円で過去全ての放送を視聴。
月額550円で最新放送のみ視聴。

毎週の最新放送の視聴、会員限定放送の視聴、コメントの閲覧と入力が可能になります。>入会について