戦後80年の節目に目の前にある戦争のことを考える

ゲスト高橋和夫
国際政治学者、放送大学名誉教授
国際政治学者、放送大学名誉教授


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1991年愛知県生まれ。2014年ブリュッセル自由大学社会学部卒業。2016~18年、在ガボン日本大使館勤務。19年よりロジスティシャンとして国境なき医師団(MSF)に参加し、ナイジェリア、チャド、コンゴ民主共和国、アフガニスタン、ガザ地区にて活動。
ガザ地区の人道状況が悪化の一途をたどる中、現地で支援にあたった国境なき医師団の村元菜穂氏がビデオニュースの取材に応じ、現地の窮状を語った。国境なき医師団でロジスティクスを担当するロジスティシャンとして働く村元氏は今年1月に続き、5月20日から7月3日にかけて再びガザを訪れ、南部ハンユニスのナセル病院などで、病院の維持管理や物資調達などの責任者として活動した。
イスラエルによる救援物資の搬入制限が続く中、現地では深刻な食料不足が起きている。村元氏は「意図的に食料が入ってこない状況は本当に容認するべきではない」と訴える。今のガザは、「武器を持たない、罪のない人々が、ガザに生まれたというだけで無差別に殺されている」と語る。
村元氏が見てきた現地の状況はどのようなものだったのか。食料や医薬品はどれほど不足していて、市民生活はどのような状態なのかなどについて、村元菜穂氏にジャーナリストの神保哲生が聞いた。