機能不全に陥った日本の政治をどう立て直すか
衆院議員
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1957年東京都生まれ。79年慶應義塾大学法学部卒業。同年、三井銀行(現三井住友銀行)入社。86年衆院初当選(衆院・旧鳥取全県区)。93年新進党入党。97年自民党に復党。農水相、防衛相、党幹事長などを歴任。衆院12回(鳥取1区)。著書に『異論正論』、『日本列島創生論』、『日本人のための「集団的自衛権」入門』など。
自民党総裁選への出馬を模索してきた自民党の石破茂元幹事長は8月21日、ビデオニュース・ドットコムの取材に応じ、立候補に必要な20人の推薦人が確保できたことを受けて、9月27日に行われる総裁選に出馬する意思を固めたことを明らかにした。正式な出馬表明は24日に地元の支持者の前で行うという。
石破氏は国民の政治への信頼を回復させるための政治改革を最優先課題に掲げ、裏金問題などで高まった政治に対する不信感が払拭されない限り、日本が今必要としている諸政策は国民には受け入れてもらえないだろうとの見方を示した。その上で、政治資金規正法の法理に則り、全ての政治資金の入りと出をガラス張りにするとともに、ガラス張りになった政治資金を常に国民が監視できるような政治資金収支報告書の完全デジタル化やデータ化が必要と語った。
また、政治が国民の信頼を取り戻すことを前提に、アベノミクスの検証や自衛隊員の身分を保障する安全保障基本法の制定などを積極的に進めていきたい意向を示した。また、億単位の金が必要になる自民党総裁選のあり方も、変えていきたいと抱負を述べた。