2002年3月15日
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鈴木宗男はただのスケープゴート。システムを変えない限り第2、第3のムネオが出る

葉千栄氏(東海大学助教授)
マル激トーク・オン・ディマンド 第53回

 ここ数週間ニュースのヘッドラインを賑わしてきた鈴木宗男氏が、遂に自民党からの離党を表明した。ゲストの葉千栄東海大助教授は、テレビ画面に映った鈴木氏の涙と白いハンカチの演出に惑わされてはならない。族議員と官僚の癒着は、システムの問題。システムを浄化しない限り、第二第三の鈴木宗男が出てくることは必至であるとして、これを鈴木氏個人の問題として終わらせてはいけないと話した。これに対して宮台真司氏は、ジアン・ウェン監督の「鬼子来了」(鬼がきた)を「ここ5年で一番いい映画」」と評した上で、「それに比べて日本の映画は人間ドラマのみで政治も人間ドラマとしてしか捉えず、メッセージがない。日本は単純すぎる」と鈴木問題を人間ドラマとして片付けてしまうにしてしまうメディアの傾向に警鐘を鳴らした。

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