2004年5月28日
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人権問題としての天皇制を考える

横田耕一氏 (流通経済大学法学部教授・九州大学名誉教授)
マル激トーク・オン・ディマンド 第166回

 皇太子の「人格否定」発言は、現在の日本の天皇制が抱える本質的な矛盾を露呈している。発言の真意は定かではないが、現在の天皇制が皇族の人権について幾多もの問題をはらんでいるとの指摘は、近年に始まったことではない。憲法学者にして象徴天皇制を専門に研究している横田教授は、現在の天皇制が明らかに多くの問題を抱えているにもかかわらず、メディアも政治も天皇制の問題を正面から議論することを避け続けているため、状況は改善されないばかりか、むしろ悪くなる一方だと指摘する。横田教授とともに、皇太子発言に端を発する天皇の法的地位の問題や皇室典範が女性天皇を認めない根拠などを、憲法学・社会学の2つの観点から議論した。

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