2001年4月16日
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談合がメディアをダメにする

マル激トーク・オン・ディマンド 第7回

 海南島付近の南シナ海上空で米中の軍用機が空中衝突した。世界中でこのニュースが騒がれている中、日本のメディアはイチローの初ヒットや野茂のノーヒットノーランを大々的に報道しても、この事件はほとんど報道しなかった。
 また、諫早湾の水門の開閉をめぐり、メディアはこぞって海苔の養殖に被害がでると取り上げた。しかし、海苔の養殖には、とても強い酸を使用するため、実はずっと前から漁協内や有明海を守る人たちから問題視されているものだった。しかし、一旦海苔の養殖を被害者として報じてしまったメディアは、この事実を報じようとしなかった。
 神保氏は、メディアが恣意的に善者、悪者を作り上げ、ジャーナリズムの原則である中立・公平が守れていないと指摘する。
 ジャーナリズムの原則を失い、世界中から取り残されていく日本のメディアはどこへ向かうのか。また、ジャーナリズムの教育機関がない日本はどうやって新しいジャーナリストを育てるのか。記者クラブの談合方式によって最低限のアクセス権が確保されていない日本のメディアの現状を検証した。

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