同性婚訴訟の原告たちの背後には声を上げられない多くの当事者たちの存在がある

ゲスト日高庸晴
宝塚大学看護学部教授
宝塚大学看護学部教授


日本ではインターネットを使った選挙運動が禁止されている。そのため、日ごろから自らのホームページを通じて政策や活動を公開してる議員も、選挙期間中だけはサイトの更新を停止しなければならない。いざ選挙となると、政治と有権者の距離がかえって遠くなるという、おかしな現象が起きているのだ。
インターネットが政治家と有権者の間の有効なコミュニケーションツールであることは、最近の韓国の例を見ても明らかだ。しかし、インターネットが使えない日本では、相も変らぬマンネリ化した選挙ポスターや、候補者の名前を連呼しながら街中を選挙カーで走り回る旧態依然たる選挙運動が続く。このままでは来る参院選も高い投票率は期待できないだろう。
なぜ日本でインターネット選挙が実現できないのか。誰がこれを邪魔しているのか。インターネット選挙実現のために総務省にロビーイングをしてきた宮台氏に聞いた。
そのほか、今国会で成立した公益通報者保護法、音楽CDやレコードの輸入を制限する改正著作権法の問題点など。