防災立国の実現には調整機能を担う人材の育成と市民の力が不可欠
マル激 (第1241回)
ゲスト立木茂雄
同志社大学社会学部教授
同志社大学社会学部教授
日本のメディアは、記者クラブ制度や再販制度などの特権的な優遇制度のおかげで、独占的な市場を作り上げることに成功した。これらの特権は本来はメディアが権力をチェックする能力をつける上で必要とされたからこそ認められていたはずのものだが、現実はメディアはこの特権の上にあぐらをかくばかりか、その特権を維持するためにメディアとしての自らの力を悪用するにまで至っている。
メディアの堕落ぶりと、その影響について考えた。