映画が警告する相互不信が生む暴力

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2020年01月01日00時00分 (終了しました) |
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7月29日の参院選が近づいている。しかし、小泉人気に後押しされた情緒的な選挙活動やタレント候補が目立ち、具体的で実効性を持った政策論はなかなか表に出ない。
番組後半では教科書問題や靖国問題についても議論した。その中で宮台氏は、愛国主義には、精神的一体感を持った愛国心と、我々の生活のベースを守るための、すなわち国益を守るための愛国心の二つがあるのだが、日本ではこの二つが混同され、前者ばかりが強調されているという。しかも前者は感情的な「狭量な国粋主義」に陥りやすい。このような愛国心は本当に国益に資するのだろうか。真の国益とは何かを考えた。