「日本病」による失われた30年をいかに取り戻すか
マル激 (第1236回)
ゲスト永濱利廣
第一生命経済研究所首席エコノミスト
第一生命経済研究所首席エコノミスト
2001年10月18日、すべての牛を対象とする狂牛病検査、いわゆる全頭検査が始まり、農水相と厚労相は牛肉の安全宣言を行なった。
これについて神保氏は、日本の全頭検査は「川下」の対策でしかなく、感染源を解明する「川上」の対策がまだ不十分だと主張。特に飼料規制の抜け穴を埋めるまで、牛肉は安全とは言えないと述べた。
宮台氏も、政府はそれを知りながら安全宣言をしているとして、農水省を批判した。
後半では、テロ特措法と憲法、民主党のあり方、選挙制度にまで議論が及んだ。