日本の次の総理を決める選挙でアベノミクス継承の是非を問わずにどうする
マル激 (第1223回)
ゲスト大沢真理
東京大学名誉教授
東京大学名誉教授
政府が1966年から熊本県で計画しているに川辺川ダムの建設について、地元の球磨川漁協は2001年11月28日、ダム建設への合意の条件となる漁業補償案の拒否を決定した。現地へ取材に行った神保氏は、ダムさえ作れば問題が解決するとのバラ色シナリオの欺瞞を、すでに地元の住民たちは気がついていることを紹介。しかし、かといってダムを受け入れなければ立ち行かない地方の厳しい経済状況があることも指摘した。宮台氏は長期的視野を持たずに目先の利益に群がる日本の現状を「沈みゆく船」に例える。公共事業に依存しない村作りはどうすれば可能になるかを考えた。