裏金が作り放題の政治資金規正法の大穴を埋めなければならない
マル激 (第1202回)
ゲスト上脇博之
神戸学院大学法学部教授
神戸学院大学法学部教授
ゲスト郷原信郎
弁護士、元検事
弁護士、元検事
構造改革が進まない最大の理由として、神保氏はメディアとマフィア勢力の2つをあげ、「マフィアが既得権益と結託して、入り口を見張っている。最初に手を出した者には厳しい制裁が下るため、誰も手を出さない。不良債権が減らない理由もそこにある」と指摘。これに対して宮台氏は、「ガラス張りにできないところには必ずマフィアが巣食う。しかし、今の日本はガラス張りにされると困る人ばかり。気が付いたら日本中が不良債権の一部になっている。マスコミの責任も重い」として、自らの立ち位置に対する客観的な評価の必要性を訴えた。