同性婚訴訟の原告たちの背後には声を上げられない多くの当事者たちの存在がある

ゲスト日高庸晴
宝塚大学看護学部教授
宝塚大学看護学部教授


W杯の中には、グローバル化の勝ち組と負け組がいる。どの選手も生活の不安なくサッカーに専念でき、最新の競技場や練習設備もいくつも持つ日本の環境は、チュニジアやアルゼンチンなどから見れば垂涎の的。その日本がある程度強いのは当然と言えば当然。決勝ラウンド進出に盛り上がるのもいいけれど、空席問題で垣間見えたバイロム社とFIFAの不透明な関係など、カネの亡者となったメディアが伝えないことを、私たちはもう少し個々に考えてみてもいいのかも。