脱アベノミクスを掲げる石破政権に経済政策の決め手はあるか
マル激 (第1225回)
ゲスト熊野英生
第一生命経済研究所首席エコノミスト
第一生命経済研究所首席エコノミスト
先の自民党総裁選では、世論が今や派閥も政策論も超えた、政治の主役であることが明らかになった。しかし世論のバロメーターとされる内閣支持率などの世論調査は、 果たしてどの程度信頼できるものなのか。私たちはその数字を安易に信用し過ぎてはいないか。なぜかメディア自身が検証しようとしない世論調査の信頼度と、数字の独り歩きが生む危険性を考えた。