沖縄密約をすっぱ抜いた西山太吉氏がわれわれに残した宿題

ゲスト春名幹男
ジャーナリスト
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公開日 | 2005年05月20日 |
「がんばれ日本」の商標をめぐるJOC(日本オリンピック委員会)と発明家ドクター中松こと中松義郎氏の争いはこの4月、中松氏側の敗訴に終わったが、今後こうした知的財産権をめぐる紛争は増加の一途をたどるとみられている。それを物語るかのように今週は角川書店の持ち株会社が保有していた「NPO」と「ボランティア」の2つの商標の無効が言い渡された。
特許権や商標といった知的財産権は保護がいき過ぎれば公益性が損なわれ、不十分だと発明や新技術のための研究開発の意欲が削がれるため、その均衡を計ることが難しい。しかし、ドクター中松は発明とはそもそもそのような制度論に左右されるものではないと語る。3200件を越える世界最多の発明特許を持つ発明王に発明論の要請を聞いた。