再放送リクエスト
ご要望が多い放送を順次再放送します。
再放送を希望される理由や放送内容への感想を添えてご連絡ください。

なぜ今債務帳消しが必要なのか

マル激トーク・オン・ディマンド マル激トーク・オン・ディマンド (第223回)

完全版視聴について

放送終了したため、ご視聴いただけません。 から会員費をお支払いただくことでご覧いただけます。
完全版視聴期間 終了しました
公開日 2005年07月07日

ゲスト

途上国の債務と貧困ネットワーク・共同代表

概要

 今週イギリスで開催されたグレンイーグルズ・サミットではアフリカの最貧国支援が話し合われ、国際機関に対する貧困国債務の全額免除が約束された。
 長年、NGOで最貧国債務の問題に取り組んできた北沢氏は、債務免除の方向性には一定の評価を与えながらも、債務が免除される国が18カ国に限定されたことや、免除に条件が付けられたことについては不満を隠さない。
 そもそも最貧国が今日負っている債務の大半は、先進国主導で進められた大型開発プロジェクトや独裁政権に対する軍事援助によるもので、最貧国の国民はその恩恵に浴してきたとはいえない。しかしながら、現在も尾を引く重い返済負担が、最貧国の公共サービスを低下させ、末端の国民の生活を直撃していると北沢氏は語る。
 1日に3万人の子どもが貧困のために命を落とし、1日1ドル以下で生活をする人が12億人を超える世界の現状は、過去の指導者が負った「借金のための借金」を、次の世代が「命で払っている」ことに他ならない。
 なぜ貧富の格差はなくならないのか。最貧国債務における貸し手責任とは何なのか。21世紀最大の問題とも言うべき貧困の問題を、北沢氏とともに考えた。

ディスカッション

コメントの閲覧、投稿は会員用機能です。
会員の方はログイン
会員でない方は入会(月額550円)

月額550円で最新放送を視聴

毎週の最新放送の視聴、会員限定放送の視聴、コメントの閲覧と入力が可能になります。>入会について