日本の裁判官はなぜ無罪判決を書けないのか

ゲスト木谷明
弁護士・元裁判官
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1995年に起きた地下鉄サリン事件などへの関与で死刑が確定していたオウム真理教の松本智津夫死刑囚ら7人の死刑が、7月6日に執行された。
自らの教義を正当化するために、殺人などの数々の犯罪行為を繰り返したオウム真理教の行為は断罪されなければならない。と同時に、なぜ多くの優秀な若者があのような教団に引き寄せられていったのかという問いは、首謀者たちの刑が執行された後も、われわれは自問を続けなければならないだろう。
ジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が、今、あらためてオウム事件が後世に残した教訓とは何だったのかを議論した。