安倍元首相銃撃事件を乗り越えて来るべき選挙と向き合う
政治ジャーナリスト
完全版視聴期間 |
(期限はありません) |
---|
1961年神奈川県生まれ。85年日本大学法学部新聞学科卒業。東京タイムズ記者、「週刊ポスト」、「SAPIO」編集部、テレビ朝日報道局などを経て1995年より現職。
岸田首相は8月31日に記者会見を行い、目下国民の間で反対意見が多数を占めている安倍元首相の国葬と、次々に明らかになる旧統一教会と自民党議員との関係について、政府としての対応を発表した。
なぜ安倍元首相の葬儀を国葬としたかについて首相は、安倍氏の政治家としての業績や諸外国の対応、また死亡した原因が選挙運動中の非業の死だったことなどをその理由として挙げたが、それでは説明が不十分と思われることを念頭し、来週国会の閉会中審査で説明をする意向を明らかにした。
100人を超える自民党の国会議員が統一教会と関係があったことについて首相は、茂木幹事長の下で調査を行いその結果を発表するほか、真に反省し一切の関係を断つこと、今後社会的に問題が指摘される団体と関係を持たないようコンプライアンスを徹底するなどと述べた。
政権への支持率が軒並み急落する中、今回の措置で国葬問題と統一教会問題に決着をつけることができるのか。なぜ岸田首相は拙速に国葬を決断したのか、首相は統一教会問題をどこまで真剣に受け止めているのかなどについて、政治ジャーナリストの角谷浩一氏にジャーナリストの神保哲生が聞いた。