なぜ今これまでにないほど核戦争の脅威が高まっているのか
マル激 (第1227回)
ゲスト高原孝生
明治学院大学国際平和研究所客員所員、明治学院大学名誉教授
明治学院大学国際平和研究所客員所員、明治学院大学名誉教授
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1961年神奈川県生まれ。85年日本大学法学部新聞学科卒業。東京タイムズ記者、「週刊ポスト」、「SAPIO」編集部、テレビ朝日報道局などを経て1995年より現職。
事実上次の総理大臣を選ぶことになる自民党の総裁選は10日、国民の間で人気の高い河野太郎ワクチン担当相が正式に出馬を表明し、既に出馬を表明している岸田文雄元外相、高市早苗元総務相を含め3人の候補者が出揃った。
各候補とも記者会見で自らの政策を語ったが、安倍政権以来の課題となっている森友・加計学園問題や桜を見る会の再調査の必要性については、いずれも否定的な考えを示した。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏は党の主流派の支持を得るために、各候補とも自説を封印しており、候補者間の政策の違いが見えなくなっているとした上で、過去2代にわたり政権が倒れた直接の原因となっているコロナ対策と党改革について、どの候補も踏み込んだ主張ができていないと指摘する。
メディア上で異なる主張を展開している石破茂元幹事長は、依然として出馬については沈黙を続けている。
自民党総裁選の見通しについて長年総裁選を取材してきた角谷氏にジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が聞いた。