2020年05月28日公開

経験を活かしたアフリカの感染症対策は日本よりも進んでいる

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ゲスト

アフリカ日本協議会国際保健部門ディレクター
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1969年京都府生まれ。95年東京大学文学部卒業。「動くゲイとレズビアンの会」アドボカシー部門ディレクターなどを経て2002年より現職。19年よりSDGs市民社会ネットワーク政策担当顧問を兼務。共著に『SDGsを学ぶ 国際開発・国際協力入門』、『流儀―アフリカと世界に向かい我が邦の来し方を振り返り今後を考える二つの対話』など。

著書

司会

概要

 新型コロナウイルスの世界の感染者は、5月27日現在、560万人、死者は35万人にのぼる。ここまでは死者が10万人を超えたアメリカを筆頭に、イギリス、スペイン、イタリアなどの先進国で感染が広がっていた。今後、途上国での感染拡大が懸念されているが、12億5,000万人の人口を抱えるアフリカでは、感染者が10万人、死者が3,500人と、少なくともここまでは当初の予想に反して感染拡大の抑え込みに成功しているかに見える。

 エイズ、結核、マラリアという3大感染症と取り組み、近年ではエボラ出血熱のような新しい感染症とも戦ってきたアフリカは、こと感染症対策では日本より進んでいる面があると、アフリカ日本協議会国際保健部門ディレクターの稲場雅紀氏は語る。とはいえ、ここへきてアフリカでも感染者数が急増している。今後、アフリカでの感染爆発を防ぐことができるかどうかが、世界が新型コロナに打ち勝つことができるかどうかを占う上での大きな鍵を握ることになりそうだ。

 言うまでもないが、感染症に国境はない。自分の国のことだけを考えていても、根本的な解決にはつながらない。アフリカの現状と今後について、国際協力のあり方なども含め、稲場氏にジャーナリストの迫田朋子が聞いた。

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