ブッシュ-小泉の蜜月関係で日米関係はどう変質したのか

マル激トーク・オン・ディマンド マル激トーク・オン・ディマンド (第274回)

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公開日 2006年06月30日

ゲスト

ニューヨーク市立大学教授

概要

 訪米中の小泉首相に対して、ブッシュ大統領がエルビス・プレスリーの故郷を案内したり、これに対して小泉首相が共同記者会見でプレスリーの歌にかけて「アメリカのみなさん、これまで『やさしく愛して(Love Me Tender)』くれて、本当にありがとう」と発言したことについて、日本の大手マスコミは日米の親密さの表れとしてこぞって大きく報じている。
 しかし、長年アメリカ側から日米関係を見てきたニューヨーク市立大学の霍見芳浩教授は、小泉首相の訪米はアメリカでは殆ど注目されていないばかりか、死に体の大統領と任期切れ間近の首相の安っぽいパフォーマンスとして嘲笑的な見方が大勢を占めていると言う。
 実際、ブッシュ大統領の影響力は地に落ちている。今回の訪米を前に首相サイドは栄誉のある連邦議会での演説を希望し、ホワイトハウスも実現に努めたが、首相の靖国参拝が原因で実現しなかったと霍見氏は言う。靖国参拝を理由に、上院外交委員長らが首相の演説に反対をしたのが原因だったというのだ。
 また、霍見氏は、日本がアメリカ一辺倒から脱却できないのは、70年代には利害が「同心円状」にあった日米関係が、80年代の牛肉・オレンジ問題や構造協議、90年代の年次改革要望書に見られるような競争関係に転じたにもかかわらず、アメリカの変化に日本が対応できていないからだとも言う。
 ブッシュ-小泉の蜜月関係で、日米関係はどのように変質したのか。それは日本の国益に資することだったのか。日本はアメリカとどのように付き合うべきなのか。
  ハーバードビジネススクールでブッシュ氏を教えた経験を持つ霍見教授と共に考えた。

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