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神宮外苑の再開発をこのまま進めてよいのか

マル激トーク・オン・ディマンド マル激トーク・オン・ディマンド (第1128回)

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完全版視聴期間 あと73日9時間57分
公開日 2022年11月19日

ゲスト

東京大学名誉教授

1948年宮城県生まれ。72年東京大学農学部卒業。76年ハーバード大学デザイン大学院ランドスケープ・アーキテクチュア専攻修士課程修了。94年東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。博士(農学)。慶應義塾大学環境情報学部教授、東京大学大学院工学系研究科都市工学科教授などを経て2013年より現職。日本イコモス国内委員会理事、中央大学研究開発機構グリーンインフラ研究室教授を兼務。著書に『都市と緑地 新しい都市環境の創造に向けて』、『グリーンインフラ 地球環境の持続的維持に向けて』など。

著書

概要

 この季節、神宮外苑絵画館前のイチョウ並木には多くの人が訪れ、黄色く色づいた樹木の下で散策を楽しむ。この光景が今後も続くか、今、瀬戸際にたたされている。

 神宮外苑の再開発は、2020東京五輪のために建設された新国立競技場(今は、新がとれて「国立競技場」と表現される)を手始めに今後、神宮球場と秩父宮ラグビー場の建て替えや商業施設、超高層ビルの建設と、今後10数年かけて行われる都心の大プロジェクトとなっている。

 夏には環境影響評価審議会の答申が出て、あとは着工を待つばかりの段階だ。今年に入って、外苑の1,000本近い樹木の伐採が計画されていることが明らかになり反対運動も起きたが、計画の見直しの動きはない。

 都市環境計画が専門で東京大学名誉教授の石川幹子氏は、計画を進める段階で事業者側も東京都も情報を公開して市民とともに考えていこうという姿勢がなく、誠実さが足りないと憤る。

 今年10月になって事業者が公表したイチョウ並木の調査は4年前の冬のデータで、現時点でのイチョウの活力度を反映していない。今月になって石川氏が樹木学者の濱野周泰氏の協力で146本のイチョウをあらためて調査したところ、すでに枯れかかっている木があることが明らかになった。計画ではこのイチョウ並木から8メートルのところに神宮球場が移設されることになっており、陽当たり、風の通り具合など、環境が激変することが予測されることから、イチョウ並木の存続が危ぶまれるという。本編では、石川氏の案内で現地の状況を取材した様子を収録しているのでぜひご覧いただきたい。

 事業者側は、今回の再開発計画では新規に800本余りの樹木を植えることから、合計樹木の本数は増えると説明しているが、一方で献木も含めて樹齢100年近い大木の多くが伐採されることになる。石川氏は神宮外苑は大正期に「憩いと安らぎの庭園」として創り出された文化的資産であり、国民の重要な“グリーンインフラ”だと指摘し、計画見直しの必要性を訴える。

 石川氏は、東日本大震災後、宮城県岩沼市で住民とともに復興のまちづくりに取り組んだ経験をもつ。伝統的な“いぐね”とよばれる緑に囲まれ、緑道と公園が配置された新しいまちは、被災者と何度もワークショップを繰り返し、住民・行政・専門家が協力してつくりあげた。その体験からも、多くの人が関わって作り上げていくことの重要さを指摘する。

 そもそもなぜ今、神宮外苑を再開発しなければならないのか、文化的資産でもある外苑の環境をどうしたら維持できるのか、大規模な開発計画に私たちはどう関われるのか、神宮外苑再開発に専門家の立場から疑問を発し続けている石川幹子氏と、社会学者の宮台真司、ジャーナリストの迫田朋子が議論した。

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